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公園の概要
オリンピック国立公園(1938年創設)は ワシントン州のシアトル (Seattle) から タコマ (Tacoma) にまで伸びる湾を隔てて 東の対岸にあるオリンピック (Olympic) 半島にあって その面積が神奈川県の約 1.5倍(3,734 km²)という比較的大きな国立公園だ。1981年に世界遺産に登録された。その見所の中心になるのは 1)オリンピック山脈、2)温帯雨林、3)太平洋の海岸線 とバラエティーに富んでいるが、オリンピック半島の北側と東側に これらの見所が位置しているため シアトルからは 地図で見た目以上に遠い。シアトルのダウンタウンから行く場合は フェリーを上手に利用することで 運転時間を大幅に短縮できるが、フェリーの待ち時間などもあるので それより南にある国際空港などから行く場合は 陸路ドライブをした方が良いだろう。オリンピック半島の北、ファンデカ湾を隔ててカナダのビクトリアと向き合う町、ポートエンジェルス (Port Angeles) は 比較的大きな街で モーテルやスーパーマケット、レストランなども多数ある。その町に近く 美しいオリンピック山脈が一望でき 高山植物も楽しめるハリケーンリッジ (Hurricane Ridge) は見逃せない見所だ。半島にあるとは言え オリンピック山脈は 最高峰の Mt. Olympus が 2,428m という高さを誇る。ポートエンジェルスからオリンピック半島を時計の針と逆方向に回って クレセントレイク (Lake Crescent)、ソルダック・ホットスプリング (Sol Duc Hot Spring)、ホー・レインフォレスト (Hoh Rainforest)、ルビービーチ (Ruby Beach)、カラロク (Kalaloch) など太平洋の海岸の見所を見て回れば良いだろう。
Google マップ
少し遠いが、オリンピック半島最北端(公園外)のフラッタリー岬 (Cape Flattery) まで足を伸ばせば アザラシやアシカ 場合によっては 鯨なども見ることが出来る。(写真撮影:2009/07)
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