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メサヴェルデ国立公園(1906年創設)は コロラド州南西部に位置するプエブロインディアンのアナサジ族が残した 岩の洞穴に作られた 岩窟住居の集落遺跡群がある所で 世界遺産にも登録されている。メサヴェルデ (Mesa Verde) とは スペイン語で 緑の台地という意味だが、その岩窟住居は 12世紀頃に作られたものだと推定されている。それぞれの岩窟住居には名前が付けられているが、クリフパレス (Cliff Palace) と呼ばれるものが公園内最大で その部屋数は 200 室にも上り、最も高い建屋は 4階建てに相当するものだ。なお、クリフパレスや ロングハウスなど主要な岩窟住居遺跡への立入りは(有料の)公園・レンジャーが引率するツアーのみで可能になるが、その申し込みは 公園入り口にあるビジターセンターでのみ受け付けているので 公園に入る前に それを済ませる必要がある。公園入り口から遺跡群のあるエリアまでは 車で 30分近く掛かるので 要注意。なお、この公園の近くには 大きな都市がないので 日本から訪問するのは 比較的大変な場所である。ただ、公園入口から US 160 を西に約 9マイル (15 km) 行った所にある町、コルテツ (Cortez) という町には モーテル、レストラン、各種ストアなどが多数ある。(写真撮影: 2014/06/10)