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初心者のゴルフルール・マナー教室

このページのコンテンツ
• はじめに
(1) スタート前
(2) ティー・グラウンド
(3) プレーの順番とスピード・プレー
(4) OB / ロストボールの処理
(5) ライに関するルール
(6) 修理地、カート道にあるボール
(7) ウォーター・ハザード
(8) バンカー
(9) グリーン上でのプレー
(10) ドレス・コード / 好ましい服装
• おわりに(ルールの大枠)
• 新・ゴルフルール(要約版)

はじめに

昔のゴルファー
ゴルフは その昔 英国貴族が好んで楽しんだゲームだが、今日のルールやマナーは そんな時代の影響も 少なからず 受けている。初めて ゴルフをする人が そんなゴルフのルールとマナーに違和感を持つのは ある意味 当たり前のことなのかも知れないが、何処で どんな理由で ゴルフをするにせよ、その正しいルールに則り 気持ちの良いマナーで プレーする努力が 大切なことは言うまでもない。まずは 基本的なルールとマナーを学び そうしたものが 何故あるのかにも配慮し プレーが出来るようになって欲しい。ここでは ゴルフ場で プレーをする上で 最低限 知っておきたい 基本的なものに絞って 初心者にも分かり易い 基本 10項目に 編集したので ルールとマナーに 疎い人は 一読し 参考にして下さい。

(1) スタート前


スタートする前に まず 自分の道具やその他所持品に問題がないかをチェックしよう。バッグに入れることのできるクラブの本数は パターも含め 14本以下と決められている。使わなくとも バッグに 15本以上のクラブが 入っていれば ルール違反だ。(» 詳細)また、自分のボールは マジックなどで印をつけて確認できるようにしておくこと。ティーやボールマーカー、グリーンのボールマークを修理する リペア・ツール など必要な小道具があるかも チェック。念の為、十分な数のボール(1ダース以上)を バッグに入れておこう。また、携帯電話は出来れば持参しないことだが、必要な場合は マナー・モードに。 » 参考

(2) ティー・グラウンド


ティーオフそれぞれのホールのティー・グラウンド(ティーイング・グラウンド/ティー・ボックスなどとも言う)では ティーの上にボールを 乗せて(ティー・アップして)ボールを打つが、それを ティー・オフすると言う。(» 詳細)その時、二つのティー・マークを結ぶ仮想ラインの後方 2 クラブ・レングス(約 2.5m)以内の長方形のエリアの中から打たなければならない。そして、最初のホールでは まず 打順を くじ引きなどで 決めることになる。それ以降は 前のホールのスコアの良かった人から順に打ち、最初に打つ人のことを オナー (honor) と言う。なお、前のホールのスコアが同じ場合の打順は その前のホールの順になる。ボールを 打とうとしている人の邪魔にならないよう、例えば、その人の視界、特に、プレーの線上の前後に入って動いたり、音を出したり しないよう 注意して自分の順番を待つことは 重要なマナーの一つである。 » 参考

(3) プレーの順番とスピード・プレー


スピード・プレーティー・オフした後はホールに対して遠い(Away の)人からプレーをする。多くの場合、同伴競技者がプレーするのを待つ形で 自分の順番を待つことになるが、順番が来たら スピーディーにプレーが出来るよう 準備をしておくことが重要だ。そのためには ボールのある場所の近くに 必要になりそうなクラブを数本持って(カートとボールの間を何度も行ったり来たりしないよう)いち早く移動し、次のプレーに備えること。待っている間に、どのようにプレーすべきかなど、心の準備もするように心掛けよう。同伴者の邪魔にならない範囲で その間に 必要であれば素振りをするなど 打つ準備もしておこう。新しいホールや自分のボールに移動した時などに 自分の打つ順番にも拘らず 直ぐにボールを打つ準備と動作に入らないのは(他の人達はプレーの順番に則って あなたがボールを打つのを待つ訳だから)時間の無駄使いである。ボールを打つこと以外の動作、例えば、クラブの掃除などは、ボールを打った後の待ち時間に 出来るだけするよう 心掛けよう。カートに戻ってクラブをバッグに入れる作業も 他の人が それを待つことのないよう、例えば、取り敢えず クラブを手に持ったままカートに乗り、待ち時間に クラブをバッグに入れるなど 工夫しよう。他の人を 必要以上に待たせない スピード・プレーは ゴルフの大切なマナーの一つである。 » 詳細

(4) OB / ロストボールの処理


ゴルフコースコース、または、自分のプレーしているホールの外は OB (out of bounds) と呼ばれ、その境界線は 白杭や白線で示されることが一般的だ。(ただし、壁やフェンスが その役割を果たすこともある。)ティー・ショットが OB になったと思われる場合は 他の人が打ち終わった後に 暫定球を宣言し(OB であれば 1打罰という想定のもとに)再度 ティー・アップをして打ち直すことになる。最初のボールが OB でなければ そのボールを プレーすることになるが、その場合は 暫定球は あたかも 打たなかったようにプレーをすれば良い。OB だった場合は 暫定球と宣言して打ったボールで 続けてプレーすることになるが(ティー・ショットであれば 次が 3打目になる訳だから)実質 2打罰のダメージになる。ティー・ショット以外のショットが OB した場合は、ティー・アップをすることは 出来ないが、前のショットを打った場所に 出来るだけ近いところにボールを ドロップして 1打罰で プレーを続行することになる。(» 詳細)また、プレー中のボールが見つからなければ ロストボール(紛失球)ということで 前のショットを打った場所に 出来るだけ近いところにボールをドロップして 1打罰で プレーを続行することになる。OB 同様、実質 2打罰のダメージになる。 » 詳細

ローカル・ルールなお、ゴルフ場、もしくは、コンペなどで定めた(JGA で定めた公式ルール以外の)独自のルールの総称が ローカル・ルールであるが、そのローカル・ルールの一つに 前進 2打罰 というルールが スロー・プレー防止などの理由で 一般には かなり普及しており、公式競技以外で そうしたルールの下に OB したと思われる地点やロストボールになった場所に最も近いフェアウェイから プレーしたり、OB用のティーのある場所から(所謂、前進四打で)打つこともある。どの選択肢で プレーすれば良いのか分からない場合は どうすべきかを ルールに詳しい同伴者に質問、または、確認すると良いだろう。 » 詳細

(5) ライに関するルール


ライに関するルールでは、例えば、冬の間などコースの状態があまり良くない時に 自分のプレーしているホールのフェアウェイにあるボールは 6インチ(約 15センチ)動かして ライを改善してプレーを出来ると言うような(ウィンター)ルールを採用してプレーをすることもある。(» プリファード・ライ)コンペの時などは そうしたルールかどうか なども プレーを始める前に 確認すると良いだろう。一方、ウィンター・ルールか 否かに係わらず、ハザードを 除き、ボールの近くにある 石ころや葉っぱ、小枝など(総称して ルースインペディメントと言う)は 取り除くことが出来る。ただし、砂や地面から生えている植物は その限りではない。なお、その時に ボールを動かしてしまうと ペナルティー(1打罰)が科されるので 要注意だが、ボールを動かしてしまった時は ボールを元の位置に戻してからプレーをする必要がある。それを怠ると さらに1打の罰が課される。(» 詳細 )また、林やブッシュなどにボールが入って 自分のボールを確認できるが プレーできない場合は アンプレヤブル・ライ(俗称、アンプレ)を宣言して、ルールに定められた選択肢の許す範囲でボールを動かして(1打罰で)プレーをすることが出来る。 » 詳細

(6) 修理地、カート道にあるボール


カート道路修理地やカート道、また、雨が降ったことによって一時的に出来た水溜り(カジュアル・ウォーターと言う)などにボールがある場合は その近くの普通にプレーが出来る所(ニアレスト・ポイント・オブ・リリーフ)から一定の範囲内に 罰なしで ボールをドロップして プレーを続行することが出来る。具体的には ボールをニアレスト・ポイントから 1クラブ・レングス内(クラブ 1本分の長さの範囲内という意味)で ホールに近付かない所にドロップしなければならないが、そのドロップの仕方に関するルールもあるので 基本を良くチェックしておこう。» 詳細

(7) ウォーター・ハザード


Water Hazard池や小川などと その近くは ウォーター・ハザードとなっているのが普通で、そうしたハザードは、赤杭(ライン)または 黄杭(ライン)で仕切られている。前者の場合は ラテラル・ウォーター・ハザードと呼ばれ、そこに入ったと思われる所から 2 クラブレングス以内で ホールに近づかない所に ボールを ルールに従ってドロップして(1打罰で)プレーを続行することが出来る。(他の選択肢もあるが、その説明は 詳細 を参照のこと。)後者の場合は ボールが入ったと思われる地点とホールとを結んだ後方線上に ボールをドロップして(1打罰で)プレーを続行。なお、ラテラル・ウォーター・ハザードの場合も このボールのドロップの仕方は(その方が有利と判断すれば)選択できる。他にも、ボールのドロップの選択肢が与えられているが、通常は 前述の方法よりも不利になることが多いので、ここで説明した方法を 当面は覚えてプレーすれば良いだろう。 » 詳細

(8) バンカー


バンカーなどハザードにボールがある場合は クラブを地面につけることが出来ないし、前述のルースインペディメントを取り除いたり、触ったりすることも出来ない。足元を固めるために砂に足を埋めて固定させるような行為はできるが、クラブが地面に触れれば 2打罰が科されるので 要注意。(» 詳細)バンカーでプレーをした後は 砂を(バンカーの中や周囲に置かれているレイキと呼ばれるもので)元の状態に直すのがマナーである。

(9) グリーン上でのプレー


グリーン上でのパッティンググリーン上に乗ったボールは ボール・マーカー(コイン形状の目印)をボールの後ろに置いてマークをして拾い上げ(ホールから遠い人から先に打つことになるから)自分の打つ順番になるのを待つが、グリーン上では他の人のライン(ホールに転がるボールが通ると思われる仮想の線)の上を歩かないようにすること。自分のマーカーが 人のラインの上にある場合は、要求があれば、左右のどちらかにパターのヘッドで距離を測って動かすことになる。動かしたマーカーは自分の番になった時に元の位置に戻してから、ボールを 置いてパットをする。なお、グリーン上にあるボールは マークをしてから 拾い上げ、必要であれば タオルなどで拭いて綺麗に出来る。また、自分のラインの線上やその近くにある砂、小石や木の葉などは取り除くことが出来る。グリーン上から打つ時に 他人のボールや道具にボールを当てれば 2打罰が科されるというルールもあるが、他人のボールは 目障と感じる人も少なくないから、たとえ 他人のラインの近くにないボールでも 他の人が打つ時は 自分のボールを マークして拾い上げるのが 正しいマナーである。また、グリーン上で 他の人が打つのを待つ時は その人のラインの後ろや向かい側など その視線に入る所には立たないようにし(特に、人が打とうとしている時に その視線内で動くことは厳禁)話し声や音なども立てないように注意しよう。 » 詳細

(10) ドレス・コード / 好ましい服装


ドレス・コードゴルフ場には 通常 最低限の服装と身だしなみに係わるルールが定められている。そうしたルールを ドレス・コード (Dress Code) と言うが、殆どのゴルフ場に ジーンズや短いショーツ、ティーシャツ、サンダル履きを 禁止する ドレス・コードがある。一部には ないに等しいような 極めて リベラルな ドレス・コードを採用している ゴルフ場もあるが、そうした ゴルフ場は むしろ 例外的なものだと考えるべきだ。近年はファッションの多様化で デニム風やカーゴ・タイプの(外に膨らんだポケットの付いた)ゴルフ・パンツ、また、クルーネック 系の襟の短い ゴルフ・シャツ(襟の高さ 4 cm 以上が安全)なども売られているが、格式の高いクラブでプレーする時は(保守的なドレス・コードが 必ずしも 格式の高さの条件とは言えないが)そのクラブの ドレス・コードに違反する可能性もある。また、シャツの裾を出すことは(最近のファッション的には当然なことかも知れないが)ドレスコードに一致しないこともある。洋の東西を問わず、プライベート・クラブで シャツの裾を出すことは 殆どの場合が ドレス・コード違反だが、パブリックのゴルフ場でも シャツの裾は出さないようにした方が無難であろう。 » 詳細

おわりに


救済・違反 / 罰則 の大枠
無罰の救済 (Relief)
1打罰 
a. 救済
b.うっかり犯すルール違反
1打罰(打ち直し)2打罰の インパクト のある救済
2打罰 / そのホールの負け
ルールを 尊守しない違反
失格
ルールに著しく反する違反
» 詳細
以上が 基本的なルールとマナーの解説だが、ゴルフルールは フェアプレーに必要な「違反」と「救済」及び それに付随する「罰則」に関する決め事である。そして、その大枠は 右のテーブルのようになっているので 頭を整理する上で 利用して下さい。

ゴルフのルールを覚えると言った時に、勿論、どのような行為に罰則が適用されるのかを判断できる知識を身につけることが大切だが、加えて、救済を受けられるケースでは どのような処置をするのが自分に最も有利なのかを 判断できるだけの知識も身につけて欲しい。救済を 受けるには ペナルティーが必要な場合と そうでないケースがあるが、ある意味、救済を受ける権利を上手に使う知識 と言うようなことも 併せて 学んで下さい。

ゴルフのルールは 小冊子になるくらい沢山の細かな規則が定められているので、出来れば、ルールブックを購入して 常にバッグに入れて携帯して下さい。ここで 紹介したルールやマナー以外にも、知っておきたいものは沢山あるので、事あるごとにスロープレーにならない範囲でルールやマナーを確認し、その処理の仕方を学んで欲しい。 ゴルフ読書室のセクションに(比較的 上級者向けの内容だが)ルールに関する様々な説明があるので そちらも 参考にして下さい。 » ゴルフ読書室

最後に、マナーとスピード・プレーについて 付記しておこう。マナーは ご存知のように 行儀・作法の事で それは 人間が気持ち良く時間を過ごすために生まれた知恵である。まず 忘れないで欲しいことは そのマナーが世の中に存在する理由、つまり、それは「皆が 気持ち良く 真剣に ゴルフをするために考え出された行儀・作法」なのだと言う 大前提である。一緒に ゴルフをする人のプレーや気持ちに配慮するのは 勿論のこと、ゴルフ場に居合わせる他のゴルファーの気持ちにも配慮する心構えで ゴルフが出来なければ ゴルフのマナーの知識だけ 持っていても マナーが身に付いているとは 言えない。そうした意味で、自分のプレーが遅いことで 同伴者や後続の組の人を待たせることがないよう「スピード・プレー」に最大限の配慮をすることは 極めて 重要なことである。ゴルフの経験が浅く そのマナーの知識が不十分であっても 正しい心構えで ゴルフをすれば 多少のマナー違反をしてしまっても 人を不愉快にさせることは 最小限になるはずだ。ゴルフに限ったことではないが この世の中に マナーと言うものがある理由を ゴルフを始める この機会に もう一度 良く考え、そんなマナーの本質を まずは 学んで下さい。




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