アメリカ旅行豆辞典
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北米旅行の基礎知識
♦ プランニング

日程を考える上では 国際線の移動が 往復で それぞれ 1日、計 2日ある訳だから 仮に 5日間のスケジュールだとすると 国立公園内を見て回る時間は 概ね 3日間 マイナス 空港のある町から国立公園までの往復に要する移動時間ということになる。日程にあまり余裕がない時は 国立公園の近くのゲートシティーまで (ヨセミテ国立公園であれば サンフランシスコ、グランド キャニオンであれば ラスベガスか フラッグスタッフ、イエローストーンであれば ソルトレイク シティーか アイダホ フォールズなど)車での移動時間が少なくなるよう、飛行機で移動するようにスケジュールは組みたい。
そして、交通の便の悪い所に行く場合は 1週間以上のスケジュールで考えることが望ましい。また、訪ねたい国立公園の近くに別の国立公園があれば そうした公園も 併せて 訪問することを考えてみると良いだろう。ただし、あまり急ぎ足の旅を計画するのは避けて欲しい。ハイキングトレイルを自分の足で歩いて見たり、その時 そこで行われているアクティビティーに参加することで 貴重な経験や思い出が出来るのである。言い換えれば、そうしたことをすることが アメリカ国立公園を訪ねることの醍醐味でもあり、本当の楽しみ方だとも言える。
また、旅をどのように実践するか ということを考えると 選択肢は 1) 全てパックになっているツアー、2) パックツアーと組み合わせるツアー、3) 全てオリジナルのツアー、の 3通りがある。 3) の選択をする場合は レンタカーを利用することが前提になるだろう。また、2) の場合、現地のツアーを利用すれば、その選択肢は 大幅に広がるが ある程度の英語能力がないと難しいだろう。しかし、最近は 日本語がベースの 1) または 2) のアプローチでも 選択肢は 少なくない。 » 厳選旅行リンク集♦ 予算の目安
非常に 大雑把だが ディスカウントの航空券が 10万円、モーテルは 一部屋 $60 - $150、公園内のロッジは $150 - $300、キャンプ $25、食費は ファーストフードで $8 - $10、レストランで 軽くお酒を飲んでディナーであれば $40 - $60、レンタカーは 1週間 $500 - $600 程度。その他、ボートクルーズ、ロープウェーなどは $30 以上。その他、公園の入場料 ($15 - $35/car) などもある。なお、モーテル、ホテルやレンタカーなどは 税金が 10% 以上 (場所によって異なる) 付くのが 一般的。
♦ 予約と購入
本サイトで トップ 10 にリストしているようなアメリカの国立公園に旅行する場合は 西海岸の主要都市である、ロスアンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどの国際空港経由行くことになるだろう。そこから さらに 国内線に乗り継いで国立公園の近くの都市、例えば、ラスベガスやソルトレイクシティーなどまで飛行機で移動するのも一般的でオススメな方法だ。なお、季節などによっては デンバーやソルトレイクシティーへは 直行便も飛んでいる可能性もある。安い航空券を購入するには 購入のタイミングがポイント。パックツアーでない場合は どんなに遅くとも 出発の 3週間前までには 予約をし、その価格で購入できる期間内にチケットを購入すること。ただし、ディスカウントチケットで 購入後のスケジュール変更は 極めて不経済になるので要注意。
国立公園内のロッジでの宿泊は オススメだが(ツアーに組み込まれていれば別)予約を早目に取る必要がある。予約には クレジットカードが必要。一方、キャンセル料が大きい場合もあるので(キャンセルのタイミングで大きく変わるのが普通)その点は要注意。現地のバスツアーなどは ある程度早目に予約するようにした方が安全だろう。キャンセレーションポリシーの条件を良くチェックしておこう。一方、町のモーテルなどは 通常 あまり早く予約をする必要はないので、旅行中に日程が変更できるようにしておくには 宿の予約は その一部をオープンにしておくのも一案。 宿の選び方
♦ パスポート、ビザ、入国許可申請 (ESTA)

♦ 現地通貨の準備
クレジットカードでなるべく支払うように計画し あまり多くの現金を持って行かないようにすることが オススメ。(クレジットカードは 2枚以上持って行くと安心。AMEX と
VISA or MC の組み合わせがベスト。) アメリカの空港などにある ATM で 米ドルを引き出せるカード(例えば、AMEX)を準備すると良いでしょう。そうすれば 現金は 少しだけ持っていけば OK。最近は ファーストフードのお店でもクレジットカードが使えるようにはなっているが、チップを払ったり、ストリートベンダーなど 現金しか使えないお店も一部にあるので ある程度のキャッシュは 必要。なお、アメリカでの円からドルへの現金での両替は 手数料が極めて高いので ドルは日本の銀行 (日本の空港にある両替は オススメ) で必要と思われるだけ買って持っていくようにしたい。アメリカのショッピングセンターなどにある両替カウンターのレートは 極めて悪いので 要注意。
紙幣は 100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、1ドルの 6種類で、一般的に使われるコインは 25セント、10セント、5セント、1セントの 4種類であるが 1ドル コインも比較的良く使われる。昔は 100ドルや 50ドルの紙幣は 極めて 使い勝手が悪かったが 最近は 然程ではない。ただし、タクシーやストリートベンダーなどへの支払いは 20ドル以下の紙幣で出来なければ つり銭がないということは良くあることなので配慮しよう。もし、タクシーを利用する時に 小さな紙幣がなければ 前もって 50ドルや 100ドル紙幣で支払えるかどうか 確認してから乗車しよう。
♦ レンタカー

♦ 運転する時の注意点
アメリカは右側通行ということが 日本での運転とは最も大きな相違点であるが 交差点では赤信号でも一時停止して 車が来ないことが確認できれば 右折出来るルールなど(但し、ニューヨーク市内などは 例外)幾つかの点で 日本の道路交通法とは異なる点がある。どのような道路でも アメリカでは 基本的に 制限速度があるが 州によって 場所によって 制限速度は 異なる。例えば、インターステートのハイウェイでは 75マイルの制限速度といった道路が 都市部に入っていくと 65マイル、55マイルといった具合に変わることが良くある。また、州道などでも 町中に入ると 65マイルから、45マイル、35マイルと下がるのが一般的。町に入り 制限速度が下がる所で警察のパトロールカーがスピード違反をチェックしていることは 珍しくないので 気を付けよう。
最重要幹線となるインターステートハイウェイは I-40、I-17 など二桁の数字で 赤と青の二色を使った標識で表示される。その他に US-180、US-89 などと表示される国道、さらに、AZ-67(AZ は アリゾナ州の略)などと呼ばれる州道がある。基本的に、偶数の道路は 東西に走る道路 そして 奇数の道路は 南北に走る道路(曲がった道では 部分的には そうなっていない所もあるので要注意)である。

♦ キャンプ



♦ インターネット
モーテルやホテルでは 殆どのところが ワイヤレス (WiFi) のサービスを提供しているが 通常 モーテルは 無料だが ホテルによっては 有料 ($10 - $12/day) のこともある。国立公園内のロッジやキャビンでは インターネットのサービスは ないか、限定的なのが普通。また、モーテルやホテルから日本への国際電話は 非常に高いが スカイプ (Skype) を利用して インターネット経由 電話をかければ 非常に安く済ませることができるので オススメだ。
♦ チップの考え方
チップ (Tip) の発音は ティップであるが レストランのウエイターやウエイトレス、ホテルで部屋に荷物を運んでもらった時やタクシーを呼んでもらった時、バレーパーキングのサービスを利用した時 そして タクシーの運転手などに対して必要になる。フル・サービスのレストランのチップは 概ね 17% - 18% 程度が適当で 特別な理由がない限り 15% 未満は問題である。ただし、一部、バイキングになっていたり、カウンターテーブルで食べる朝食などのチップは それ以下(例えば、10% 程度)でも良いだろう。とは言え、気持ちの良いサービスに対しては 標準以上の(数パーセント上乗せした)チップを払う人も少なくない。タクシーのチップは 15% - 20% を推奨しているガイドブックなどが多いが 運賃が小額な場合はそれで良かろうが 空港からダウンタウンのように料金が高めな場合は 10% プラス程度で良いだろう。ホテルやモーテルの枕銭は アメリカでは (義務ではないので) 払わない人も 少なくないが、サービスが良かったり、部屋の掃除が行き届いていると感じた時などは ($1 - $5) 支払っても良いだろう。
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