ゴルフがテーマの映画はクラシックのキャディー・シャークに始まり、ティン・カップ(Kevin
Costner主演)など幾つかありますが、私の好きな映画は、バガー・ヴァンスの伝説 (英語題:
The Legend of Bagger Vance)。映画の題名からは、バガー・ヴァンス
(Will Smith 演じる謎のキャデー) が主人公のようですが、映画を見る限りは、ゴルファーのジュナ
(Matt Damon) が主人公で、彼が本来の自分のショット (Authentic
Shot) を見つけ出すという お話。
これは、ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーガンのことを良く知った上で見て欲しい映画ですが、第一次世界大戦後のジョージア州サバンナが舞台。ジョージア州と言えばマスターズの行われる州だが、昔は、非常に保守的であまり他から来た人たちを受け入れない土地柄だった。そこで、サバンナ出身、第一次世界大戦の英雄で元サバンナのゴルフチャンピオンであるジュナが、当時、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーガン(二人のよそ者)との戦いを繰り広げる。そんな中で、忘れてしまった彼本来のショットをバガー・ヴァンスの助けを得て、ジュナが見つけ出すという筋書き。Authentic
Shot という言葉が微妙なニュアンスで使われている。
言い尽くされた言葉ですが "One shot at a time."
つまり、邪心をなくして、一打、一打に集中するということは、実に難しいことです。スコアのことや賭けのことを考えて、失敗した経験は、誰にでもあるでしょう。
ジュナもそうしたジレンマに遭遇します。ゴルフを愛する人にしか解らない Authentic
Shot という言葉の深い意味を良く考えて見て欲しい映画である。 |
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参考まで、アマゾンの記述も紹介しましょう。第2次世界大戦(第1次世界大戦の間違え)に従軍し、帰還後、自分のスイングを見失ってしまったプロゴルファーのジュナ(マット・デイモン)は、かつての恋人(シャーリーズ・セロン)の計らいでいやいやビッグコンペに出場することに。そんな彼の前に、バガー・ヴァンスと名乗る不思議な男(ウィル・スミス)が現れる。
ロバート・レッドフォードが監督したノスタルジックでヒューマニズムに満ちあふれたファンタジー映画。戦後の時代色も巧みにとらえられているが、それ以上に
映画そのものが戦後ハリウッド黄金期のロマンティシズムを再現しようとしている節もある。ショット・シーンのアングルに凝ったゴルフ場面の静かな盛り上がりもおもしろい。なお、冒頭とラストに現れる名優ジャック・レモンは、これが遺作となった。(的田也寸志)
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