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ゴルフ用語辞典(き)

ギア効果 (Gear Effect)

ギア効果の仕組み右図のように クラブヘッドのセンターでない所にボールが当たった場合は クラブヘッド側に「よじれ」で生じる力が発生するが 同時に それと対比する反対方向の力が 二つのギアが回転する関係のように ボール側にも生じ、例えば、クラブヘッドの トウ側で打ったボールには フック回転、逆に、ヒール側に 当たったボールには スライス回転が生じるという現象になって現われるが それが 所謂 ギア効果である。ボール側に発生する力と ボールのスピン量は クラブヘッドの重心深度 (y)、フェースにボールが当たる時のオフ センター度 (x)、ヘッド スピード (v) に 正比例して(ただし、ヘッドの慣性モーメントに反比例して)増減する。つまり、重心深度が大きな ドライバーを使ったショットで 芯を 大きく トウ側に外して打ったら かなりの フック ショットになる。

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黄色杭(線)

ウォーター・ハザード
ペナルティーエリア (旧ルールのウォーターハザード) の区域を示す杭。 赤杭のペナルティーエリアでは 許される 球が境界線を横切ったポイントから 2 クラブレングス内の救済は 許されない。その境界線を横切って球が入った点と ピンを結んだ後方線上に 救済の基点を定めて 1 クラブレングス内の救済エリア内に 球をドロップすることになる。

傷ついた ゴルフボール (Damaged golf ball)

プレー中に傷ついたと思われるボールは ルールに従って その状態をチェックし ボールがプレーに適さないと確認できれば そのホールをホールアウトする前であっても 別のボールに取り替えることが出来る。

キック (Kick)

ゴルフボールが地面に当たって方向を変えた時に その様子を言い表す目的で使う用語。右に キックしたとか ひどいキックだ と言うように使う。

キック ポイント (Kick-point)

シャフトを振った時のしなりの頂点で flex-point とも bend-point とも言う。ローキック ポイントのシャフトでは 先調子のクラブとなる。

規定打数 (Par)

パーに相当する打数のこと。ショート ホールでは 3、ミドル ホールが 4、ロング ホールでは 5。

ギブ アップ (Give up)

二通りの使われ方をする。一つ目は ローカルルールで定められた 1 ホールの最大打数(例えば、パー 4 で 12打)を選択する時。二つ目は マッチプレーで そのホールの負けを宣言 (concede) すること。

逆 オーバーラップ グリップ (Reverse overlap grip)

オーソドックスな パター グリップのスタイルの一つで フル スイング用のグリップを少し変え 左手の人差し指を 右手の小指の上に乗せるスタイル。

逆 ハンド グリップ (Cross hand grip)

逆ハンド・グリップ
右のように (右利きの人の場合) 左手が下で 右手がグリップ エンドにくる パター グリップのスタイル。

逆目 (Into the grain)

グリーンの芝がプレーヤーの方向に向かって傾いて生えている状態で ボールの転がりが遅くなる。その逆は 順目 (with the grain/down grain) で ボールの転がりが速くなる。

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キャスト (Cast/Casting) (英語)

ゴルフ用語としては 二つの意味で使われる。第一に、鋳造アイアンのことを キャスト アイアンと言う使い方。(cast の過去分詞は cast なので、forged iron / cast iron となる。) もう一つは ダウン スイングの早い段階で コックが解けて クラブが 早くリリースされてしまう動きを言う。もともと (軽いものを) 投げると言う意味があるが フライ フィッシングで 擬餌鉤 (ぎじばり) を飛ばすことを fly casting と言い その時の腕と手首の動きに似ている動きを言う。

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ギャップ ウェッジ (Gap wedge)

ピッチング ウェッジと サンド ウェッジの ロフトの ギャップを埋めるクラブで アプローチ ウェッジとか ピッチング サンド(和製英語)などとも言い ソールには ロフトの角度 または A と 刻印れるのが一般的。典型的な AW は 52° 前後のロフトだが 49° ~ 54° のロフトであれば ギャップ ウェッジと言うことが多いが 定義は 曖昧。

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キャビティ バック (Cavity back)

アイアンのヘッドの裏側に 凹 みを付け 重心をヘッドの外側 (peripheral) に分散させ スウィー ト スポットを大きくしたデザイン。英語では Peripheral weighted とも言う。昔は 鋳造アイアンのみに使われたデザインであったが 近年は 上級者向けの鍛造アイアンにも使われるデザイン。

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ゴルフを観戦する人、観客のこと。TPC スコッツデールのスタジアム コースの 16番ホールは 2万人もの ギャラリーが観戦できる “The Coliseum” と呼ばれる スタジアムが造られることで有名。

キャリー (Carry)

打ったボールが地上に落下するまでの距離。フェアウェイバンカーの上を打つのであれば キャリーで 何ヤード以上必要などと言う。

キャロウェイ方式 (Callaway System)

コンペのハンデの決め方の一種で グロススコアと最悪ホールのスコアに応じて 査定表でハンデを決めるもの。対象ホールを予め決めておいて、同じように査定するのが変則キャロウェイ方式。

キャンバー ソール (Camber Sole)

キャンバー
ソールのデザインの一種で 中央部分が かまぼこ形に 僅かに 丸みを帯びて 高くなっているもの。

救済 (Relief)

ボールドロップ
ゴルフでは 様々な理由で プレー中に 救済を受けることがある。例えば、本来あるべきではない 修理地、テンポラリーウォーター、また、カート道などの動かせない障害物がプレーに影響を及ぼす時(無罰の救済)、OB を出したり、池やブッシュにボールが入るなどの理由で 物理的に打てない時や 困難な時(1 打罰の救済)などの理由だが 救済を受ける時には ルールに則って ボールをドロップすることになる。2019年のルール改定では そのボールドロップに係わるルールが大きく変更された。詳細は 以下のリンク先を参照。

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救済 エリア (Relief Area)

救済エリア
ルールに従って救済を受ける時、プレーヤーが球をドロップしなければならないエリアのことで 無罰の救済の場合は ニヤレストポイントが救済の基点になり そこからホールに近付かない1クラブレングスのエリアが救済エリアになる。それは 右のような 半径 1 クラブレングスの半円形状のエリアであったり、2 クラブレングスの扇型のエリアだったりするが いずれの場合も 救済を受ける人は その救済エリア内に 球をドロップしなければならないし、ドロップした球が その中に止まらなければ リドロップになる。2019年から 救済を受ける時のボールドロップに係わる規則が大幅に変更されたが その時に新たに導入された概念である。詳細は 以下のリンク先のページで。

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局外者 (Outside Agency)

競技者サイドの人、ボール、用具(マッチプレーでは それに加えて 対戦相手サイドの人とボールと用具)以外のものを旧ルールでは 局外者と言ったが 新ルールでは 外的影響 (outside influence) と言うようになった。例えば、マッチプレーの対戦相手以外の同伴競技者、観戦している人、フォアキャディー、動物などが それに該当する。なお、風や水は 局外者 / 外的影響ではない。

切り返し

バックスイングからトップ、そこから ダウン (フォワード) スイングに移るポイントでの動作のこと。切り返しは 下半身からその動きをスタートさせるべきだなどと言う。
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