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テーラーメイド SLDR ミニ ドライバー (MINI DRIVER) レビュー |
テーラーメイドの次なる秘策 「ミニ ドライバー」 が 2014年の 4月に発表された。要するに、ドライバーとスプーンの間のクラブで かつて ブラッシー (Brassie) と呼ばれた 2番ウッドがあったが、そんな イメージのクラブだ。ヘッドは 260cc のサイズで、ロフトは 12/14/16°の 3種類、シャフトは 43.5 インチというスペック。Standard / TP (Tour Preferred) の 2 タイプがあるが、違いはシャフトの仕様だけで、米国での標準販売価格は それぞれ $279.99 (STD) / $379.99 (TP)。
170cc 前後のサイズのヘッドが一般的なフェアウェイウッドよりも ヘッドの大きな、所謂、ドライバー・フェアウェイウッドが 近年は ツアープロの間でポピュラーなものになっている。例えば、フィル・ミケルソンはキャロウェイの X HOT PROを ディープ・フェースに改良した X HOT 3Deep というフェアウェイウッドを使って 2013年の欧州ツアー、アバディーン・アセットマネジメント・スコティッシュ・オープン、そして、全英オープンに勝った。それは ドライバーとほぼ同じ距離が出せて、ボールを 左右どちらにも曲げ易いという コンセプトのクラブである。そんな ツアープロのニーズに応えるクラブが SLDR ミニ ドライバー だと言うのだ。
SLDR の名前が付いているが、ソール部分でスライドさせて行うウェート調整機能は無く、ホーゼル部分の可変式スリーブによる調整機能もない。ただし、SLDR フェアウェイウッドにあるスピードポケット機能のあるデザインで、よりフェアウェイウッドに近いものだ。
基本的には ティーアップして打つことを主体にデザインされたクラブで、メーカーは 3 ウッドより 少し高いティーアップを推奨しているが、フェアウェイからのショットにも使えるデザイン。ロフトは 12/14/16°の 3種類で、スプーンの代わりに、このクラブを バッグに入れるということを想定しているようだ。2014年 5月 3日現在、日本では まだ 販売されてはいないが、US 直輸入で購入することは出来る。 » 販売店サイト(日本語) |
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