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賢い資産運用で豊かな未来

WHO(世界保健機関)は 2020年 3月 11日にコロナウイルス (Covid-19) 感染症のパンデミック(世界的大流行)を公式に宣言した。日本経済は 世界金融危機以来 いや それ以上の未曾有の世界同時不況に突入してしまった。この感染症は 世界各地に伝播し、人々への健康被害の他、人、モノ、サービスの移動を広く制限し、企業と消費者の景況感を悪化させ、消費の大幅な冷え込み、企業の生産活動の著しい落ち込みを来した。当然ながら、世界的な株価暴落、そして、多くの企業倒産も避けられない状況である。大変なことになったものだが、そうした中でも役に立つ、健全で賢い資産運用に必要な経済とファイナンスの基礎知識、理論などを紹介する。
需要と供給
物の値段は基本的に需要と供給で決まる。物が余っている時には安く、足りなくなると高くなるのが原則。供給は 物を作るコストと売ることのできる値段に影響を受けるのは当然だが、利益が減れば供給は減り、供給が減れば値段が上がるという仕組みの中で物の値段は均衡する。株価なども同じように需要と供給で値段が決まる。また、需要と供給、及び、物の値段の関係は 機会費用 (Opportunity Cost) の概念と併せて理解することで、その仕組みがより良く見えて来るはずだ。
金利と物の値段
金利が下がると物の値段は上がるが、これには 二つの要因が関与している。一つ目は 需要と供給の関係で、金利が低くなると借金が比較的容易になるのでお金が出回り、需要が伸びて、結果として物の値段が上がる。二つ目は 固定資産や有価証券など将来お金を生み出す物の価値の上昇だ。将来お金を生む資産、特に、国債などその額が固定されているものは 金利の変動で値が大きく動くが、それは その現在価値(詳細後述) が変化するからだ。
リスク分散の効果
前述の理論に加えて、リスクの要素がどのように物の値段に反映するかも重要なファクターだ。例えば、株価では利益が確実に見込める会社とそうでない会社では 利益に対する期待値が同じでも 理論的株価は同じにはならない。確実に利益の見込める会社の株価が そうでない会社の株価よりも高くなる訳だ。投資をする時には 取るリスクを決め、そのリスクの範囲で如何にリターンの最大化を図るかということが基本で ポートフォリオ・マネジメントとは そうしたことを論理的に行うことである。
Nikkei 225
株式投資は 高利回りの資産運用を実現させるには不可欠なものだが、世界金融危機の時 そして 新型コロナウィルスのパンデミックの時に大暴落したように 一定のリスクを伴うものである。とは言え、中長期的な視野から、それを組み込むことが賢い資産運用の基本である。その時にリスクを分散させることが原則だが、多数の産業の複数銘柄を持つことでリスクを低減するのが賢い株式投資だ。そうした意味で 株式インデックス (TOPIX や日経 225など) ファンドへの投資は 比較的安全で手間も掛からないのでオススメだ。ランダムウォーク理論が示唆するとおり(詳細後述)マーケットを上回るリターンの実現を目指すことや有利な売買のタイミングを見計らおうとすることは愚かな行為とも言えるが、多少のリスクを取る余剰資金があれば、暴落した時に株に投資する案も頭をかすめよう。そんなリスクをとるべきか。株に投資をする前に このセクションをご一読下さい。
為替と外貨預金
海外の先進国の銀行利息が高かった時代は 外貨預金という発想もあったが、そうした外貨預金の金利が低下した今、そうしたお金の運用の魅力もなくなった。とは言え、グローバルに資金や資産を運用するには 外貨預金、為替手数料と為替リスクについての基本的な知識を身に付ける必要がある。海外の株や債券などに投資をする投資信託などへの投資は 外貨預金の理屈の応用問題になるからだ。
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