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光熱費ゼロで 年中快適に暮らす。電気料金が高騰する中、そんなサステナハウス|S-house が完成した。9KW の太陽光パネルを屋根に載せ 通常は その電気を賢く使って 暖房と給湯を賄える 超エコな オール電化の家である。超エコを実現するために 家の容積は 小さくしたが 間取りと内装を工夫し 狭さを感じない 開放感のある空間の下で 先進的で スタイリッシュな生活ができる 当に "S" づくしの家に仕上がった。
S-house の間取り
家の延べ面積は 一階が 54m²、二階 26m²で トータル 80m² + ウッドデッキ 11m² と小さい。それなのに非常に開放感溢れる空間が作れたのには 大きく3つの間取り面での工夫がある。まず、家の中央の吹き抜けだが それを上手く利用した2階の間仕切りのないコの字型のフロアー、加えて、大きな南向きの窓と その先のデッキと庭。それらの組合せによって 中央の部屋の開放感は とても大きくなった。さらに、その家中に 家主が過去に旅して撮った北米の大自然の写真と長年住んだニューヨークの写真を(豆辞典ドットコムのメインテーマでもあるが)ギャラリーのように 多数 飾った。光熱費削減の観点から 家の容積を小さくすることに拘ったが 快適に働けるオフィースと 開放的で 広々感じられる 応接コーナー|セコンド・リビングになるスペースまで 確保することができた。
さらに、スペースの有効活用という面からは 広くする必要性の低い 玄関や廊下のようなスペースは 最小限に抑えたが 玄関収納を設けて 趣味のゴルフ関連グッズや 旅行用カバン、靴、オーバーコート等がしまえるスペースを設けた。また、ほとんど寝る目的以外に使用することのない寝室もセミダブルのベッドが収まるのに十分な広さに抑え その横にクローゼットを設けて カーテンで仕切る間取りにした。加えて、一階には 小さなリビングを設置したが それは テレビを観ながらくつろぐための小部屋で そのテレビを可動式壁掛けテレビスタンドに取り付けて ダイニングルームからも視聴できるようにした。最後に、風呂場に続く脱衣所も 小さめだが 可動式の棚を多数設け 収納力の確保に努めた。そんな小さいけれど 十分なスペースがあって 広々とした家が完成した。