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ニューヨーク・金融街|NEXT
世界経済の中心であるニューヨークの金融街は マンハッタンの最南端にある。その象徴的存在が ご存知 ウォール ストリートにある ニューヨーク証券取引所 (New York Stock Exchange) 別称 ビッグ・ボード (Big Board) であるが、アメリカン証券取引所 (American Stock Exchange) や ニューヨーク連銀 (Federal Researve Bank of New York) のビルも この一角にある。また、戦前からあった古くて大きな金融関係のビルが多いのも特徴で 当時の摩天楼を想像しながら ここを散歩してみると面白い。因みに、元々は ニューヨーク証券取引所を代表する銘柄の株価から構成されていた株価指数に ダウ工業株 30種平均(Dow Jones Industrial Average)があるが、現在では NASDAQ 公開のマイクロソフトやインテルのように 非 NYSE 上場企業銘柄もダウ平均を構成するようになっている。一方、構成銘柄が少ないダウ平均に対し、構成銘柄が全て NYSE 上場企業で より広範囲の市況を反映するよう 1970年代中頃に開発された NYSE Composite Index がある。また、有名な株価指数の S&P 500 は ニューヨーク証券取引所 及び NASDAQ の銘柄で構成されている。2019年時点で NYSE には 2,400社が上場しており その時価総額は 22.9兆ドル、日本の GNP 1.4兆ドルの約 16.3 倍の規模を誇る。
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