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ストロークと距離|ルール解説

Introduction

リティー
ストロークと距離、英語で Stroke and Distance というゴルフ用語をご存じだろうか。ゴルフのルールでは 如何なる時も 1打罰の下に プレーヤーは ボールを最後にプレーした所に戻って 打ち直すことが出来ると定めているが、それがストロークと距離のルールに基づいたプレーである。OB やロストボールの時に(練習ラウンドでは 前進二打罰のローカルルールで プレーすることもあろうが)競技ゴルフでは ストロークと距離の処置が必要になるので そのルールを確り覚えて欲しい。

ストロークと距離とは

OB や ロストボールをした時に 新しいボールを打ち直すことが 少し専門的に聞こえる ゴルフ用語を使って言えば「ストロークと距離」の罰に基づく処置に該当する行為だが、そうしたケースだけでなく いつでも選択できる(1打罰の救済を受ける時は 特に 考える価値のある)選択肢であることを まずは 認識しておくべきである。ただし、ゴルフ場によっては スロープレーにならないように ローカルルールで ティーショットの OB や ペナルティーエリアへのショットに対しては 前進ティーや 前方のドロップゾーンからのプレーを勧めていることもあり、そのような場合は 臨機応変 そのルールに従ったプレーをした方が良いでしょう。そんな時は 通常 OB なら 前進四打、ペナルティーエリアでは ドロップゾーンや前進ティーから前進三打(稀に、四打)のプレーとなる。

最も有利な選択肢は?

例えば、グリーンサイドの打ち易いライにあったボールを トップして ペナルティーエリアに打ち込んだり それが 非常に悪いライの所に転がってしまった時などに(場合によっては それが バンカー内に転がってしまった時でも)ストロークと距離に基づく処置を選択する余地は残されていると言うことである。パー 4 やパー 5 の 2打目が 顎の高いフェアウェーバンカーに突き刺さってしまった場合なども そのボールのアンプレヤブルを宣言して バンカー内に ドロップしてプレーするよりも(ピンとボールを結んだ後方のバンカー外にボールをドロップしてプレーする選択肢は 合計 2打罰になるから)ストロークと距離に基づく処置の選択肢を選んだ方が有利なことはある。

また、グリーン上のカップの近くにあったボールをパットしたが 打ち損じて外し、それが下りのパットだった為に どんどん転がり グリーンの外に出てしまったようなケースでも ストロークと距離に基づく処置が 最も有利な選択肢になり得るだろう。ボールの止まった所から打っても 寄せワンでホールアウトできる可能性が低いと考えられる時に、もし もう一度パットをし直せば 入れることが ほぼ確実と考えられるのなら ストロークと距離に基づく処置を選択する方が 有利になる理屈だ。

当該処置を選択した時のルール

以上のように、どのような理由で ストロークと距離の罰に基づく処置を選択するかは 様々であろうが その処置を選択する時のルール (14.6) は 以下の通りである。

(a)

ティーイングエリア: エリア内からプレーする必要があるが その中なら どこからでもティーアップをして プレーができる。
(b)

ジェネラルエリアペナルティーエリア 及び バンカー: 球は 元の球を打ったと思われる箇所(分からない場合は 推定)を救済の基点にして 同じエリアの救済エリア内に ルールに従って正しくドロップされなければならない。
(c) パッティンググリーン: 球は そのグリーン上の元の球を打ったと思われる箇所(分からない場合は 推定)に プレースされなければならない。

球のドロップ
旧ルールにおける b) の処置は 最初の球を打ったと思われる箇所に 特に マークをすることなく 球をドロップして(球がその落下点から2クラブレングス以上 転がってしまわない限り OK で)プレー出来た。しかし、新ルールでは 新しい球のドロップのルールに従って 救済エリア内に球をドロップするとなったので その点は 大きな違いで 注意すべき点である。つまり、救済の基点をティーペッグなどで分かるようにし 救済エリア内に 球が落ちて止まったことが確認できるようにして 一連の処置を行うことが望まれる訳だ。言うまでもなく、ドロップした球が救済エリア外に落ちたり、止まったりした場合は リドロップが必要になる。例えば、救済の基点にマークをせずに 球をドロップして その球が落下点より少しでもホールに近づいた時は それをプレーすれば 2打罰になる。

違反をした時の罰則

上述の規則に違反した場合(例えば、ドロップすべき時に プレースしてプレーしたり、救済エリア外からプレーしたりなど)のペナルティーは 1) マッチプレーであれば そのホールの負け、2) ストロークプレーでは 2打罰となる。球をドロップしてプレーする必要がある時には ルールに違反をしやすいので 注意が必要である。 » 正しいボールのドロップの仕方

どのようなルールにせよ、まず始めにすべきことは 違反にならないよう 確りとした知識を身に付けることだが、次にすべきことは ルールに違反しない範囲で 自分に最も有利な結果が得られるような知恵を身に付けることである。当該ルールの応用に関しても そうしたことは 良く認識しておくべきだ。ストローク アンド ディスタンスの処置は あくまでも 最終手段的な選択肢ではあるが、場合によっては それが最善の処置となることもあり得ることを覚えておいて欲しい。ゴルフでは 常に ルールを自分の味方につける智恵と冷静さが必要と言うことだ。

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