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知っておくと便利な英語

Exclusive という言葉には 排他的という意味があるが、高級と言う意味で The restaurant is very exclusive. と言ったりもする。また、ビジネスでも良く使われる数学用語に mutually exclusive という言葉がある。二つの事象が同時には起こりえない状況を表現するフレーズで The occurrence of one event "excludes" the possibility of the other event. ということ。
MECE
MECE で ミーシーと読み 上述の mutually exclusive に関連する言葉だが 図の赤と青の四角の関係のように お互いに重複せず、全体に漏れがない状態をいう言葉。Mutually Exclusive Collectively Exhaustive の略。つまり、効率よく全てをカバーするという意味にもなる訳だが ビジネス的には 色々な場面で使える概念であり フレーズです。
Iceberg は 氷山という意味ですが the tip of the iceberg という表現を氷山の海面下の部分が見えないことに譬えて「実態のほんの一部である」というような表現に使います。所謂、英語でよく使われるアナロジーの表現で What we have seen and talked about is just the tip of the iceberg. などと使います。
動詞の Touch には ご存知のように 触れるという意味があり、物理的に触れる場合と心などに触れるという使い方の両方がある。また、名詞の使い方では 連絡を保つという意味の keep in touch (with) というイディオムを思い浮かべる人も少なくないでしょう。一方、ビジネス英語で良く使われる表現に touch base (with) というイディオムがある。例えば、I just wanted to touch base with you in regards to ... と使い、打合後のフォローアップのレターなどで良く使われる表現です。意味は to renew a line of communication ということで、確認のために ご連絡しますといったニュアンス。
Lend という言葉には ローンなどを貸し出す時の「貸す」という意味があり、銀行などの貸し手は lender になる。また、lend a hand で 文字通り 手を貸すと言う表現になる。更に、lend oneself to ... という使い方をして、何々の役に立つとか、適している (be suitable for ...) といった意味になる。例えば、This program lends itself quite easily to building relationships with others. などと使われる。
Leverage は 名詞と動詞の両方で使われるが、本来の意味は テコ(lever)の作用とか装置といった意味がある。また、gain more political leverage といった使われ方では「力」とか「効力」というような意味がある。一方、動詞では テコ入れをするというような意味のほかに 借金などで商売を広げる or 株やファイナンシャルアセットを持つという意味にも使われる。M&A 用語に leveraged buyout (LBO) というのがあるが、借金や債券の発行で会社を買収する行為のことだ。
Bid は 入札(する)という意味で ビジネスには良く使われる言葉である。また、Bid から派生した言葉に bode という単語があり bode well (ill) for ... というように使われる。その意味は be a portent of a good or bad outcome ということで The lowering interest rate bodes well for the housing industry. などと使われる。ところで portent には a sign or warning that something good or bad is likely to happen (兆し)という意味がある。
Edge という言葉には 角、端という意味の他にも ビジネスでよく使われる別の意味がある。一つは competitive edge という使われ方。The unique technology gave an edge to the company. また、少し値が上がる(下がる)といった表現に動詞としても使われる。Producer prices edged up (down) などの言い回しがある。
Oops! は ちょっとした mistake をした時などに使う感嘆詞だが 失敗に係わる表現には 色々なものがある。単純に、自分のミスを認める時には my fault で、逆に、あなたのせいだという時には your fault。また、___ up という表現が良く使われるが messed, screwed スラングでは fucked などが ___ に入り、どれもほとんど同じ意味になる。
Whao! は ポジティブな驚きや褒める時などに使う感嘆詞。ビジネスでは 相手を持ち上げることも大切。そんな時に使える単語には excellent, cool, fantastic, outstanding, superb, first-class, brilliant, exceptional, extraordinary などが。
「代わり」を英語では substitute、alternative、equivalent などの言葉で言い表わす。また、何々の代わりにという意味で instead of という熟語があるが 同じ意味のフレーズに in lieu of というラテン語を使った表現がある。例えば、payment in lieu of notice という表現は 契約や法律用語として良く使われるもので (通知をせずにキャンセルをし) 代償するという意味がある。従業員を解雇する時など、通知をせずにアメリカでは 突然解雇するが 雇用主には どんな場合でも法律か契約書で定めた解雇通知の義務がある。しかし、その義務を履行せずに 代償することで済ませる権利もある。通常は 通知期間中に支払うべき給与相当を支払う。
Waive という言葉には 権利を放棄するという意味があるが 契約においては 法律で定められた自分の権利の放棄に合意することもある。そうした証書や契約条項が waiver で 英語で説明すると the act of intentionally relinquishing or abandoning a known right, privilege, or claim となる。例えば、保険の約款に waiver の項目があれば そこで保険金支払いに関する被保険者の権利として認められない条件(自己負担額など)が明記される。建設工事保険では waiver of subrogation といって 保険会社が下請けなどに賠償責任を問わない、つまり、求償権放棄の条件が加えられるのが常。
Foresight には 先を予見すること(先見)という意味と それから派生した意味の慎重さとか深慮といった意味があり、He had the foresight to invest his money wisely. などと使う。また、foresighted で 先見の眼がある という意味の形容詞としても使われる。一方、反意語として hindsight という言葉があるが、後になって過去のことを見ることという意味がある。例えば、Your judgment is hindsighted. と言えば、後になってからは 何とでも言えるよ といったニュアンスである。また、Iraq in hindsight のような形で社説や記事の見出しなどに使うことも出来るでしょう。
Tolerate には 許容するとか 大目に見るといった意味があるが put up with というイディオムとか bide といった言葉と同じ意味になる。その名詞形の tolerance は 誤差とか公差と言った意味があり品質管理の世界などでは大切な言葉であり、概念である。 誤差の少ないことを close tolerance などとも言う。また、ちょっとニュアンスが違うかもしれないが bear with (Please bear with me. ちょっと我慢してください といった感じだ。そんな表現も一緒に覚えておくと良いでしょう。
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