即効 100切り ゴルフ攻略法
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• はじめに |
• 100切り攻略法|5ヶ条 |
• スプーンで ティーショット |
• コントロールショットの習得 |
• 50ヤードのショットの練習 |
• パターの距離コントロール術 |
• セルフ マネジメント |
♦ 100 切り攻略法|5ヶ条
まず初めに知って欲しいことは ゴルフのスコアが 工夫次第で 驚くほど変わると言うことである。100を切れない多くの人に共通する最大の間違い、勘違いは 練習で 何を学ぶべきかが明確になっていないこと、そして ラウンドでは 何時も 理想のフルショットをベースに パーを取ることを念頭にコースを攻略しようとすることである。自分のショットに自信がなく イメージ通りの理想のショットが打てる確率が低いことを知っているにも拘らず 理想のショットばかりをラウンド時に打とうとする。それでは 成功することは 殆どない。そんな発想でゴルフをしても 効率が悪いことは 誰の目にも明らかなはずだが、そうしたゴルフを変えられない人は 驚くほど多い。そこで ここでは 100切り達成に最も効果的な方法(練習法とラウンド中のマネジメント)について 分かり易く解説する。
100切り攻略法|5ヶ条 |
• スプーンでもティーショット |
• コントロールショットの習得 |
• 50ヤードのショットの練習 |
• パターの距離コントロール術 |
• セルフ マネジメント |
♦ スプーンでもティーショット
まず、パー 4、パー 5 のホールのティーショットの最低でも半分(7ホール) 場合によっては ほぼ全ホールをスプーン(3番ウッド)で打つことを考えて試行錯誤をしてみよう。そのためには 事前に練習場で スプーンのティーショットを念入りに練習する必要がある。そして、自分のスプーンのショットの正確性を客観的に評価し、それを どのように使えば スコアアップが図れるかを考えてみよう。ドライバーに対して スプーンを使うメリットは 一々説明するまでもないと思うが、OB を打ったり、トラブルになるケースは(個人差はあろうが)かなり減るはずだ。最終的には 自分なりの判断基準を作って スプーンなど、ドライバー以外のクラブでのティーショットを どんなケースにすべきかを決めれば良いが、理想のショットばかりを考えない、また、ただ闇雲に ドライバーで打ちたいという誘惑に負けない ショットセレクションを学ぶことが スコアメイクの観点からは 必要である。
♦ コントロールショットの習得
9番アイアンで 仮に 130ヤード飛ばせる人は 残りの距離が 130ヤードの時に 9番アイアンを使うのが普通である。その考え方の基本は 間違いではないが ゴルフは 色々なライからプレーをするゲームで フルショットし難いケースも 多々出てくることは ご存知の通りだ。そこで、その 130ヤードを 2番手上の 7番アイアンで打つ打ち方をマスターして欲しいのである。7-8-9番のようなショートアイアンを十分練習することは極めて大切なことであるが、加えて、そのコントロールショットの実戦での応用を試みてみよう。ボールの所へは 常に クラブを(前述のケースでは 7-8-9番と)3本持って行くようにし、フルショットが良いのか、コントロールショットが良いのかを考えて プレー出来るようにしたい。毎回、どのクラブで どんなショットをすべきか考える。フルショットと コントロールショットには それぞれのメリットや デメリットがあるが そうしたことを考えた上でショットが出来るようになれば 大きなミスが減り スコアアップに繋がるだろう。
♦ 50ヤードのショットの練習
100切りを目指す人が グリーンへのショットをして ミスした時に 次のショットが 50ヤード前後になることは 極めて多い。必然的に そのショットが上手く打てるか どうかで スコアは大きく変わってくる。女性は ピッチングウェッジでも良いが、男性は サンドウェッジで 50ヤードを打つ練習に それなりの時間を割くべきだ。そして、50ヤード プラス・マイナス 10ヤードの距離の調整法などについても研究してみよう。もちろん、チップショットなどを含む アプローチの基本を一通り学ぶことは重要だが、忘れられがちな 50ヤードのショットの打ち方を 併せて 練習して欲しいと言うことだ。飛距離を抑えることは 練習していなければ 思っている以上に難しいことだが 練習すれば 比較的すぐに(ピンには 寄らなくとも グリーンには乗る)十分な レベルのテクニックを習得できるだろう。
♦ パターの距離コントロール術
パターの距離のコントロールが良ければ 3パットが少なくなる訳で スコアを縮めるには 極めて重要なことである。パットをする時は アドレスに入る前に ボールの近くに立ってカップを見ながら素振りをして パターを振るストロークの大きさとスピードを合わせ、距離をコントロールするのが一般的である。しかし、長いパットでは カップまでの距離に合わせた素振りが上手くできずに、半信半疑で パットをしてしまう人も少なくないはず。そこで、そんな時は 短いパットのストロークから徐々にストロークを大きくしながら 自分に必要な距離のストロークの感覚を見つける方法が有効。例えば、30 フィート (9m) のパットであれば、10、20、30 フィートと少しづつ距離を長く設定するように素振りをして 相対的に 9m の素振りの感覚を見つける方法である。 » 1-2-3 距離調整メソッド
♦ セルフ マネジメント
まず知って欲しいことは ゴルフに限らないが どんなスポーツでも 不安や違和感があれば その時に自分が本当にやるべきことに集中できなくなるから良い結果が出る確率は 極めて 低くなると言う事実である。ゴルフでは 一打、一打のショットに自信を持って どう集中するか。つまり、メンタルマネジメントの能力が成否の鍵を握ると言うことだ。 » 詳細
スコアアップを計るためには ダブルボギーより ボギー、ボギーより パーの出る確率を高める必要があり そのためには 一打一打の価値を高めること 即ち ショットの精度を高めることと賢いコースマネジメントが必要になる。そして、ショットの精度を高めるためには ボールを上手く打てる頻度を高めることだが、特に ショットのバラつきを少なくすることが重要だ。例えば、OB を出すことは 空振りをするより悪いと言うことを良く認識して欲しいのである。そして、100点満点のショットは あまり打てなくとも 80点くらいのショットが 高い割合で確保できるという状態の方が 100点が出たり、50点以下が出たり、ましてや 0点以下の OB が 時々出るというパターンより好ましく、両者のスコアには 通常 大きな違いが出る。
100点満点のショットを毎回したい気持ちは 誰にでもある。しかし、悪くとも 60点、70点 のショットが打てると思っている人と 0点か、それ以下のショットの心配をしている人とは ショットの前の精神状態(不安)が全く違うものである。良いショットになるか 悪いショットになるかの半分以上は ショットをする前のメンタルで決まると言っても過言ではない。
自分のショットのバラつきを計算に入れて(不安要素を上手く排除して)ターゲットを選定し、クラブを選び、ショットをする。そうしたマネジメントは 統計学の手法を取り入れた確率論的にも賢いものだが 毎回 好ましい精神状態でショットをするという観点からも大きなプラスになるはずである。ゴルフのスコアアップを考えている人は、まず、ショットのバラつきを少なくするために 何を どう変えるべきかを考えて見るべきで、そうした観点から、自分の課題を見つけて練習をすることをオススメしたい。ショットの前の不安が小さくなって 自分の実力に合った賢いコースマネジメントが出来るようになれば 100切りは 思っている以上に簡単に達成できる。