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縁起を担ぐ 偉大な ゴルファーたち

このページのコンテンツ
• はじめに
• スーパースティション
• 忘れられない シーン
• ジーン・サラゼンの話
• 上手な 縁起の担ぎ方
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


度々 縁起を担ぐ人のことを 英語では superstitious な人だと言う。一方、superstition という言葉は「迷信」と訳されたりもし、それは 合理性を欠いていて 道理に合わないことを かたくなに信ずる 愚かな行為だと言う解釈もある。しかし、その判断が 合理性を欠いているか 否かは その判断をする人の理性や経験に影響されるもので それが 愚かな行為だと決めつけるのは 軽率だ。

スーパースティション


かつての タイガー・ウッズは ナイキ ワン ツアーの 1 番のボールしか使わなかったし トーナメント最終日には 赤いシャツを着るなど 所謂 縁起を担ぐ ゴルファーとして 数々のタイトルを獲得した。何度も優勝した タイガーに 運が味方したことは 少なくなかっただろうし、そんな経験を 数多くしていれば 縁起を担ぐようになることも理解できる と言うものだ。しかし、縁起を担ぐことに対しては 賛否両論ある。有名な スティービー・ワンダー (Stevie Wonder) のヒット曲「Superstition」には こんなフレーズがある。When you believe in things that you don't understand, then you suffer. Superstition ain't the way. つまり、理解できないことを信じても 苦しんだり 悩んだりするだけだし、縁起を担いでも良いことはない と言っているのだ。上の矢印をクリックで その楽曲が流れるので 興味のある方は どうぞ。

忘れられない シーン


もう 10年以上も前の話になるが 2005年のマスターズの最終日、16番ホールでの出来事を覚えている人は 少なくないだろう。まずは そのシーンを下の矢印をクリックし YouTube(英語の音声入り)で見てみよう。


赤いシャツを着て ナイキ ワン ツアーの 1 番のボールを使った結果 起きたとも言える 最終日のミラクルのような出来事である。これに似たような 忘れられない シーンが 何度も起きていれば 縁起を担ぐようにもなるのも 分かると言うものだ。

ジーン・サラゼンの話


ジーン・サラゼンところで、グランドスラマーの一人でもある アメリカ人の ゴルファー、ジーン・サラゼン (Gene Sarazen) が 大変 縁起を担ぐ人だったことは 良く知られている。彼は 自分が縁起を担いで 行動したからこそ 成功し、その結果 とても幸せな人生を手に入れたと豪語していた人である。彼によれば、縁起を担いだ方が ゴルフは 楽になると言うことだ。サラゼンは「2」という数字に拘った人だが 彼の「2」への信望は 1922年の 全米オープンと 全米プロに優勝した頃から始ま ったようだ。彼は トーナメントの初日に パー 3 で バーディー (2) を取ると そこからは 何時も 乗りに 乗って 優勝するパターンに入ったと言うのだ。また、1932年、2 のつく年には サラゼンが 所属プロをしていたクラブで 全米オープンが行われたが クラブ プロは 優勝できないというジンクスを信じて その仕事を止めて 全米オープンに臨む と言う縁起の担ぎようだった。しかし、それで 見事優勝を果たしているし、その後の全英オープンにも 優勝している。極めつけは 1935年の第 2 回マスターズである。ジーン・サラゼンが 最終日に 15番のパー 5 でアルバトロス (2) を出した。2打目 235ヤードを バッフィーでホールアウトした アルバトロスの 1打は 世界に轟き渡ったショット (the shot heard around the world) として 後世に語り継がれているが サラゼンは 最終日に このショットのお陰で 1 位タイに追いつき、翌日の 36 ホールのプレーオフで優勝を飾り、最初のグランドスラマーになった訳だ。 » メージャー優勝者の記録

上手な 縁起の担ぎ方


実は アーノルド・パーマーや ジャック・二クラウスも タイガー・ウッズ、ジーン・サラゼン 同様に 縁起を担ぐゴルファーとして知られた。過去の偉大なゴルファーの多くは 驚くほど 縁起を担ぎ、迷信を信じる傾向が強かったのだ。それは 縁起を上手く担ぐ行為によって ゲームの流れや 自分の精神状態を 上手にコントロールするきっかけを作ることが出来たからのように思える。つまり、偉大な選手は 皆 縁起の上手な担ぎ方を 熟知していた訳で 前述の楽曲の歌詞にある believe in things that you don't understand というフレーズの状況とは かなり 違っていたのである。ゴルフに係わる判断は 論理的に行うべきで むやみに縁起ばかりを担いでいても 良い結果には 結びつかないのかも知れないが、リスクとリワードのバランスや ゲームの流れを良く考えた上で 上手に縁起を担ぐようにすれば プレッシャーから開放されたり、集中力を高めたりすることも 可能になると言うことだろう。

あるドイツの心理学者 (Lysann Demisch) は 縁起を担ぐことのメリットと どうすれば メリットを生む縁起の担ぎ方が出来るのかというテーマで研究をし “Keep your Fingers Crossed! How Superstition Improves Performance” という論文を Psychological Science という学術誌で発表している。どんな縁起の担ぎ方をすれば 良い結果を 引き寄せられるのか。貴方も 研究してみては 如何だろうか。

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