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ウェッジ ショット|打ち方の基本と注意点

このページのコンテンツ
• はじめに
• インパクト ゾーン
• 距離のコントロール
• 低弾道・高スピンのショット
• マトリックス システムの完成
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


一般男性の場合は 概ね 100ヤード、女性の場合は 60~70ヤード以内のショットは ウェッジでの 所謂 コントロールド ショットになるが、そんなショットの精度を上げることで ラウンド中のバーディー チャンスや ミス ショット後のパー セーブの確率は 飛躍的に向上する。しかし、フル スイングで ピッタリの距離以外は クラブを軽く振って 距離を適度に コントロールする必要があり、そのコントロールが思うように出来ない。そんな問題を抱えている人は 少なくないだろう。そこで ここでは そうしたショットの精度を上げるという視点から ビギナーだけでなく 上級者の人にも参考になる 様々なテクニックを紹介する。

インパクト ゾーン


インパクトゾーン
ウェッジの コントロール ショットは フル ショットを 小さくした ショットと考えることも出来るし、チップ ショットを 大きくしたもの と考えることも出来る。しかし、どちらにしても スイングの振り幅が違うだけで スイングの本質は 同じで、如何に クラブフェースが スクウェアになる インパクト ゾーンを長く 作れるかが ポイントである。インパクト ゾーンとは ボールを挟んで ボールをクリーンに ヒットできる その両側に イメージされる仮想の直線に近い円軌道のことで、それが 長ければ 長いほど ショットの精度は 高くなる。クラブヘッドが 膝から 膝までを動く 概ね クウォーター スイング のすべてが インパクト ゾーンになるイメージで クラブを振ることで 長いインパクト ゾーンのスイングが出来ると考えれば良いだろ。そして、そのインパクト ゾーンでは フェース面を正しく旋回させる ということが 絶対条件になる。つまり、フェース面が 膝から 膝の高さで この円軌道に対して スクウェアに そして シャロ―な ダウンブローの軌道で 動くような 前腕の動かし方と コックの使い方を マスターすることが 好ましいスイングを身に付ける上で 最も重要なことである。ウェッジの コントロール ショットを そんな視点から学べば 全てのショットに於いて その安定性と 正確性が 格段に 改善されるだろう。

水の入ったバケツを振る
そんなウェッジの コントロール ショットで ボールは スタンスの中央に置くのが基本だが 低い弾道のボールにしたければ その位置は 若干 右寄りにすれば良いだろう。そして、水の入ったバケツを 両手で持ち 肩を ゆっくり 動かし 同時に 腕を 少し振ることで バケツを振り動かすことをイメージしてみよう。ボールを飛ばす必要がない場合は 肩を より上下に シーソーの様に 動かす。そして、そのバケツの水がこぼれないように バケツを 体の左右に 体全体を使って 動かすイメージで クラブが振れれば 好ましい 前腕の動かし方と コックの使い方 そして フェース面を 正しく旋回ということが 上手く出来る可能性は 高くなるなるだろう。水の入ったバケツを その水がこぼれないように振る時に コックは しないかも知れないが、強いて コックをするとすれば どんな コックをすれば良いのか。水が こぼれ難い コックの仕方をイメージして欲しい。それで、水を こぼさずに バケツを振れる 最大の腕の振り幅が 前述の クウォーター スイング と言うことだ。

ウェッジの コントロール ショットも チップショットや ピッチショットと 同様に 抑えるべき急所は (1) ボールを クリーンに 芯で捕らえて打つこと (2) 距離感を養うこと (3) 方向性を良くすること の三点で (1) (2) (3) の順に ある意味 重要度が落ちるが、それを念頭に 肩の回転と 腕の振り方などについての理解を深め どのように ボールを打てば良いのかを学ぶことが 上達のためのポイントで その時に キーになるのが 前述の インパクト ゾーンの考え方である

距離のコントロール


ここで、考えて欲しいのが ストロークの大きさと 飛距離の関係の概念である。つまり、ハーフ スイングは クウォーター スイングの倍飛ぶ的な関係であるが、飛距離は 体の回転、腕の振り幅、コックの使い方などによって決まる訳で 腕の振り幅は 飛距離に影響を及ぼす要素の 一つに過ぎないと言うことである。とは言え、飛距離の コントロールは 腕の振り幅を コントロールする意識の下に 行う方法が 最も分かり易く、管理もし易い。従って、腕の振り幅を 時計の針に例えて 8 時のスイングで 40 ヤード、9 時で 60 ヤード、10 時なら 70 ヤードのように 時計の針のイメージを使った 以下に紹介する方法が オススメである。ただし、その時に 忘れてはならない 幾つかのポイント(後述)があることを 覚えておいて欲しい。

ウェッジ ショット 時計の針のイメージを使った 距離のコントロールは バック スイングの腕の振り幅を 時計の針のイメージを使って調整し、8 時のショットとか 9 時のショットなどとし、サンド ウェッジで 8時のショットをすれば キャリーで 40 ヤード、9 時であれば 60 ヤード、10 時であれば 70 ヤード などと管理する方法である。右のイラストは トップが 10 時のショットであるが、例えば、サンド ウェッジ、ギャップ ウェッジ、ピッチング ウェッジの 3 本のウェッジで プレーをする場合、8 時、9 時、10 時、フル スイング という 4 通りのスイングの大きさを レパートリーに持っていれば どんな距離が残っても 10 ヤード単位での距離のコントロールは 出来るという考え方である。具体的には 以下のマトリックスのように 飛距離をコントロールするのだが、これによって ただ勘に頼るやり方に比べ 明らかに精度の高い距離のコントロールが出来るようになるはずだ。それぞれ個人の飛距離は 当然 皆異なるので 自分独自のマトリックスを作る必要があるし 普段から そのマトリックスを念頭に 飛距離の精度に配慮した練習をするのが前提ではある。

時計の針による管理のマトリックス
バック
スイング
サンド
(SW)
ギャップ
(GW)
ピッチング
(PW)
8時 40 ヤード 50 ヤード 60 ヤード
9時 60 ヤード 75 ヤード 90 ヤード
10時 70 ヤード 90 ヤード 110 ヤード
フル 80 ヤード 100 ヤード 120 ヤード
時計の針のイメージで

ただし、ショットの飛距離は 前述もしたように 体の回転、腕の振り幅、コックの使い方などに左右される訳だから 腕の振り幅に合わせた 体の回転、コックの使い方なども セットで 管理する必要がある。特に、体の回転の 量や 速度が その都度違ってくるようでは 距離の精度は 低いものになってしまう。その点に留意して 体の回転の 量や 速度を管理することを忘れないで欲しい。その都度、腕の振り幅に マッチさせる形で、確り 緩まずに 体を回転させられるよう 練習しておく必要がある。

上の表を良く見ると 例えば 60 ヤードは どうするのか、中間の距離は どうするのか、また、80 ヤードを ピッチング ウェッジで打つのか といった疑問を持つ人も居るだろう。そこで、考えて欲しいのが 自分に合った微調整法の導入と トータル管理システムの構築だが、それを行う前に 知って欲しいのが 以下の事実である。即ち、ゆっくり 大きめに それとも 小さく 速めに ... クラブは どう振るのが良いのか?当然 適度な 大きさと テンポがあるのだが フル スイングの イメージで ハーフ スイングや クウォーター スイングでも クラブヘッドを加速させるようにして ボールを打とうと考えれば スイングは 小さく 速いものになる。実は 加速も 減速もしない 一定のスピードで 但し 確り クラブを振るスイングを 心掛けた方が 微妙な距離のコントロールは 圧倒的に し易くなる。ボールを 加速モードで 打つつもりで クラブを振って アプローチの微妙な距離のコントロールをするのは 思いのほか 難しい。その事実を覚えておいて欲しい。

低弾道・高スピンのショット


50ヤード前後の短い距離のショットの精度を上げるには 実は 低弾道で バックスピン量の大きなショットが 距離の精度と言う意味で また ミスし難い打ち方という意味でも 有利で そうしたボールを打つための理屈とテクニックを学ぶことが重要である。以下の動画は 英語ではあるが それを教えているもので 大変参考になるので これを見ながら 以下の解説を読んで欲しい。


データ
ただ単に バック スイングの腕の振り幅を コントロールして ウェッジで ダウン ブローのショットをした場合は かなりボールが高く上がり スピン量のあまり大きくないショットになるが それでは 精度を出すのは 実は 難しいのである。ツアープロは より低弾道のボールにすることで 精度を上げているが フォワード スイングを ドローを打つイメージで クラブを より シャロ―に インサイドアから ハンドファーストに 落とし インパクト後に クラブを低く インサイドに引くような ショットをすることで 打ち出し角を 低くすることが出来る。それによって バックスピン量も増え 意図した 低弾道・高バックスピンのボールが打てるという理屈を説明しているのが 上の動画である。動画の生徒が 教えられたことをしようと努力した結果 それを 100% 上手く出来た訳ではないが Before / After で改善が見られている。具体的には 打ち出し角が 5° ~ 10° 低くなり スピン量が 2,000 回転程度 増えている。理想的には スピン軸 (SPIN AXIS) を より 0 に近くし よりインサイド・インに シャロ―に クラブを振って ハンドファーストに 打つことで ダイナミックロフトを もう少し小さくすれば 打ち出し角は さらに 小さくなり バックスピン量も 増えて より精度を出し易い ショットになるはずだ。» 動画記事のレッスンも参考に

マトリックス システムの完成


低弾道・高バックスピンのショットの打ち方をマスターしたら 最後に考えて欲しいのは 前述の自分なりのマトリックス システムの完成である。以下のような微調整のテクニックも含め 自分に最適なマトリックスが どうあるべきかを 研究して欲しい。

(1)
クラブを 短く持つ
(2)
フェースを 少し開く
(3)
8 時半、9 時半の スイングなど

例えば 8 時のコントロールド ショットが難しいと感じるのであれば、そうしなければ打てない場合のみに そうしたショットは使うべきショットで 上の例で言えば 70 ヤードは ピッチング ウェッジの 8 時のショットではなく、ギャップ ウェッジの 9 時のショットか、サンド ウェッジの 10 時の ショットにすべき という考え方になるだろう。9 時のショットが 自分は 得意という人であれば ピッチング ウェッジを 短く持ったり、少しフェースを開いたりする方法(どちらも 少し距離が短くなる微調整法)で対応した方が精度が高くなる可能性もあるから 一通り このシステムの基本を習得したら そうしたショットの打ち方の応用研究もして欲しいと言うことだ。

つまり、70 ヤードを ギャップ ウェッジの 9 時のスイングで打つには どうしたら良いか のような ある意味 マトリックスの発想とは 異なる方法を導入して距離をコントロールする方法も研究をしてみる。システムを あまり複雑にすることは オススメできないが 自分にとって 最も自然に 楽に コントロールできるシステムが何かを考えてみるべきである。

いずれにしても、時計の針のようなアイデアで距離の管理をしようとすると 腕の振りばかりに気を取られて 手打ちになってしまう傾向が強くなるという問題もある。小手先でなく、体の回転を使って クラブを確り振ることが重要だが、その点を意識しないと(最初は 特に)そうは 行かなくなる。安定した回転運動で 回転軸がブレないように 確り クラブを振ることが ショットの安定性と精度の要であることは フル ショットも コントロールド ショットも 同じだ。

また、多くの人は 腕の振りを小さくすると コックも小さくなる傾向がある。フル スイングの場合 通常は 7 時か 8 時くらいから コックが入り始めるのがものだが、そのタイミングで 短い距離のコントロールド ショットの ック スイングをすれば コックが 十分に入らない トップになる可能性が高い。まずは その点に注目して 腕の振り幅の小さいショットでは (a) コックを最小限に抑える方法 (b) 少し早目に コックを入れる方法 などを試して欲しい。そして、自分に最も合った方法で 何時も 同じ打ち方が出来るような 工夫をする必要があるだろう。

もう一つ フル スイングと異なる点が 体(肩)の回転である。つまり、打ちたい距離に応じて 肩の回転を抑える必要があると言うことだ。そこで 必要となるのが 肩の回転と 腕の振りのバランスを取るという発想だ。例えば 腕を 8 時 くらいまで上げるのであれば 肩は 水平に回転させるのではなく よりパットのストロークに近い 縦の シーソーの動きを取り入れると バランスが良くなるという発想で(ただし、個人差はあるが)スイングの大きさを管理してみると良いだろう。

バック スイングの腕の振りのイメージを時計の針に置き換えることで 肩が回らずに 腕だけの動きに注意が行き、所謂、手打ちになって 安定性を欠くという問題は 以上で ほぼ解決できるはずだが、バック スイングの大きさの管理に加えて、フォワード スイングも 腕の振りではなく、体の回転で距離を出すイメージを持つこと、そして、低弾道・高スピンのショットの打ち方を どのように導入するかなど 様々な工夫をすることで さらに 安定性と 正確性を アップできる可能性は 高くなるだろう。

なお、より正確な距離のコントロールをするためには グリーンにボールが落ちてからの転がり方についても 十分な 知識を身につけておくことが 必要だ。通常、ボールの転がりは ボールの高さ、バックスピン量、グリーンの硬さ、傾斜、速さなどによって決まってくるが、当然、サンド ウェッジで 60ヤードのショットをした方が ギャップ ウェッジで 60ヤードのショットをするより バックスピン量も多くなる。また、低弾道・高バックスピンの ショットは グリーンにボールが落ちてからの転がりが 他の打ち方とは 異なってくる。平均的な 硬さと速さのグリーンでは それぞれのウェッジのコントロール ショットの転がり方が どのようになるかという(大雑把な アイデアでも良いから)理解を持っておくことが望ましい。

グリーンに ボールが落ちて すぐに止まるような バックスピンのかかったボールが打てれば キャリーで ピンまでのショットを打てば 良い訳だから 最も 単純な ショットになるが、多くの場合は そうは 行かない色々な事情があるから ピンから 5 ヤードとか 10 ヤード 手前にボールを落として ピン傍に ボールを止める ボール コントロールの知識や テクニックも必要になる。

例えば、ロフトのあるクラブを使って 比較的 早い ヘッドスピードで ダイナミックロフトを 小さくするような ボールを打ち方が出来れば グリーンに落ちて すぐに止まる バックスピンの良くかかった ボールが打てるが そうしたショットは グリーンのコンディションや ボールの性能によって 結果が大きく異なるから よりハイ レベルな プレーをしたければ それなりの知識と 工夫が必要になるだろう。多くの上級者は バックスピンで ボールを止め易い ウレタン カバー マルチ レイヤー(多層構造)のボールを使い その性能を 上手く使った ショットの打ち方を身に付けているものだが バックスピン量を 逆に 少し抑えて 寄せるための知識や テクニックについても 併せて 研究してみると面白いだろう。

ケース バイ ケース、特に、グリーンの硬さ、風の影響、打ち上げ・打ち下ろしなどの状況を考慮して、どんなショットを選択すべきかの判断は 各プレーヤーが経験に基づいて ある程度 直感的に行わざるを得ないものであるが、実際のラウンドでの練習で 様々な ショットを応用して(例えば、サンド ウェッジで打てる距離を ギャップ ウェッジや ピッチング ウェッジで打ってみる 工夫など)レパートリーを 積極的に 広げる努力を することも ワンランク上の ゴルフを目指す人にとっては 必要な プロセスと言えるだろう。

時計の針のイメージでマトリックスの考え方で ウェッジ ショットの飛距離をコントロールしていない人は まず 自分のマトリックスを 練習場で チェックして作成して欲しい。肩の回転 / 腕の振りが 30°/8 時、45°/9 時、60°/10 時という管理が難しければ それぞれを A、B、C の三通りの打ち方として 管理するような方法でも良いが システマチックで リピータブルな 飛距離のコントロール法を身に付けることが大切だ。どんなレベルで管理するかは その人の目指す ゴルフのレベル次第だが ゴルフ上達の観点から ウェッジ ショットの精度をアップするということは 欠かせないものだから 十分な時間を割いて 研究して欲しいテーマである。

商品リンクウェッジ

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