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カナディアン ロッキーの観光の中心となる町 バンフ (Banff) にある高級リゾート ホテル、バンフ スプリングス ホテルのゴルフコース。カナダの名匠、スタンレー・トンプソン (Stanley Thompson) が設計し 1929年 に オープンした このコースは バンフを流れる ボウ川 (Bow River) の扇状地に造られた 比較的 フラットなコースである。カナディアン ロッキーの岩山を望みながらプレーをするホールが多数あるが、唯一 高低差が大きなホールで 大きな岩山を前に 池越えで 打ち下ろす PAR 3 の 4番ホールが シグナチャー ホールだ。一方、14番ホールは お城のようなホテルの建屋に向かって ショットをして行く 右ドックレッグのミドルホールで 多数のフェアウェイ バンカーが待ち受けており 難易度が高い。そして、15番は かつて 1番ホールだったホールで ホテルの建屋の前にあるティーボックスから ティーショットを 打ち下ろす 左ドッグレッグの距離のある ミドルホールで この 2 ホールも印象に残る 素晴らしいものだ。実は、このコースが完成する少し前の 1926年に Canadian National Railroad (CNR) が バンフの北 300km にあるジャスパー パーク ロッジ (Jasper Park Lodge) に 88万ドルという 当時としては 巨額の建造費を投じてオープンさせた Jasper Park Lodge Golf Course の大成功を受けて バンフ スプリングス ホテルのオーナーだった Canadian Pacific Railroad (CPR) が ジャスパーから 当時 車で南に 4時間の所にあったバンフ スプリングス ホテルに 既にあった 9 ホールのゴルフコース (Tunnel Mountain 9) に加えて 18ホールのコースを建設することにし、ジャスパーを上回る 100万ドルの総工費を投じてこのコース完成させたという経緯がある。(» 参考文献)なお、コース敷地内には多数のエルクが生息しており、その群れがプレー中に現れ 邪魔をすることも 珍しくないそうだ。バンフを訪れる機会があったら カナディアンロッキーの大自然を堪能するだけでなく(上の動画参照)この素晴らしいコースも楽しんで欲しい。(写真撮影: 2015/6/28) ⇒ カナディアンロッキー
Stanley Thompson Course Yardage
Hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
(Par) | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 36 |
Black White Gold Red |
414 383 353 289 |
171 147 127 72 |
528 501 465 405 |
192 165 79 79 |
424 391 359 302 |
373 344 307 240 |
602 540 517 430 |
150 125 91 85 |
501 458 407 320 |
3355 3054 2705 2222 |
Hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 計 |
(Par) | 3 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 35 |
Black White Gold Red |
218 197 128 78 |
417 389 357 286 |
442 414 390 286 |
225 191 149 82 |
440 411 354 298 |
475 459 405 282 |
414 385 348 274 |
374 337 314 248 |
578 552 457 391 |
3583 3335 2902 2256 |
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