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クリーブランド・ウェッジ|徹底レビュー

クリーブランド・ロゴ
クリーブランド・ゴルフ (Cleveland Golf) は 1979年に設立された米国のゴルフ用品メーカーで 2007年以降はダンロップの傘下に入った会社だが、その 40年の CG社の社歴の中で最も注目される製品が同社のウェッジである。中でも、特記すべきは TA588 モデルだが、CG のウェッジの 5番目のデザインで 1988年に発売されたモデルという意味で 5 と 88 を 組合せた数字 588 が 製品名になったもので、発売以来、延べ 26人のメジャー大会優勝者を輩出した名器である。

現在の RTX シリーズは、2013年に発売された 588RTX が最初のモデルで、その後、2014年に 588 RTX 2.0、2015年には 588 RTX 2.0 プレシジョンフォージド、2016年にアベレージ向けRTX F-FORGED を投入し、さらに、2017年に RTX-3、そして、2018年には RTX-4 シリーズを発売した。現在は RTX ZipCore と Deep Forged と言う2モデルを販売しているが、2021年にマスターズに優勝した松山英樹選手が使用していたのは RTX-4 Forged である。

その RTX 4 ウェッジは 下のような4タイプ (Full - Mid - Low - X-Low) のグラインド・パターンが用意されているが ニューモデルの ZipCore は X-Low の選択肢がなくなった。しかし、アイアンのロフトのストロング化が進む中、46° と 48° のロフトのクラブが追加され、加えて、60 のグラインド・パターンが3種類 (Full - Mid - Low) に増えたのも嬉しい。その結果、ウェッジのスペックの選択肢は トータルでは 増えた形になった。Deep Forged は Low バウンスのモデルがなく、48 〜 52 が Full Grind、54 〜 60 は Mid Grind となっているが、ZipCore は 46 〜 52 こそ Mid Grind のみだが、54 は Mid / Full そして 56 〜 60 では Low / Mid / Full から選択できるようになっている。例えば、56/12 Full、58/10 Mid、60/06 Low のような選択肢がある。従って、例えば、48 - 54 - 58 のように3本入れるのであれば 48 と 54 を Deep Forged にし、58 を 58/06 Low の ZipCore にするというような選択肢もあり得る。いずれにしても、ローバウンスのウェッジを好むのなら Deep Forged は 不向きということになる。なお、どちらのモデルもロフトは 2° 刻みで、シャフトに関しては ダイナミックゴールド S200 と NS PRO MODUS TOUR 105 (S) / NS PRO 950GH (S)、カーボンの Diamana ZX60 という4種類もの選択肢があり、加えて、特注にはなるが DG は X-100、NS PRO には (R) も用意されている。詳細は 下のメーカー情報のリンクをクリックで。

RTX 4 のソール|グラインド・パターン
“xx”

因みに、RTX は「Rotation Technology|ローテーションテクノロジー」の略で レーザーでフェース全面にカーブ状の溝を均等に施すことでフェースを開いたショット時にフェースの先の方にボールが当たったり、溝方向が変わってもボールをグリップし安定して打てる CG オリジナルの技術である。また、RTX-3 では ホーゼルを軽量化し余剰重量をヘッドへ配分したことにより、重心位置をセンターに近づけ、スピン性能、打感、飛距離性能を向上させる「フィール バランシング テクノロジー」と ソールの抜けをよくし キレのいいショットを実現する「V ソール」が搭載された。さらに、ZipCore では ネック部に軽比重のセラミックピンをインサートし、余剰重量をトゥ上へ移すことで、重心をさらに実打点のセンター近くへシフトさせて、バックスピン、打ち出し角度、初速が安定し、ハイレベルな一貫性を実現したと言う。 製品情報

ZipCore が RTX-4 の後継モデルということになるが、ZipCore も RTX-4 同様 仕上げは ツアーサテン、ブラックサテンの二種類(アメリカでは 真鍮色の RAW を加えた三種類)だが、シャフトは NS PRO 950GH / MODUS3 TOUR 105 / DG S200 / Diamana ZX60 などから選べ、ソールに関しては ロフトによって異なるが 56° - 60° では Full / Mid / Low の三種類から選べるようになっている。その他にも アベレージゴルファー向けの CFX / CBX ウェッジ、さらに、スマートソール ウェッジなどのモデルもある。

Cleveland Wedges
クリーブランド・ウェッジ

近年のクリーブランドのウェッジは TA588 や 588 RTX の頃のでザインに比べると バウンス角は 相対的に小さく 重さも軽めになっている。特に注目したいのは ソール(削り落とし)デザインとバウンス角の組み合わせと選べるシャフトの豊富さだが、以下は その選択肢の一覧である。

RTX ZipCore スペック
Loft/Bounce 長さ ライ角 S.W. シャフト
46/10 Mid 35.25" 64° D2 DG S200
---
MODUS3
TOUR120
---
NS PRO
950GH
---
Diamana
ZX60
48/10 Mid 35.25" 64° D2
50/10 Mid 35.25" 64° D3
52/10 Mid 35.25" 64° D3
54/10 Mid 35" 64° D4
54/12 Full 35" 64° D4
56/06 Low 35" 64° D4
56/10 Mid 35" 64° D4
56/12 Full 35" 64° D4
58/06 Low 35" 64° D5
58/10 Mid 35" 64° D5
58/12 Full 35" 64° D5
60/06 Low 35" 64° D5
60/10 Mid 35" 64° D5
60/12 Full 35" 64° D5

ZipCore
ZipCore フェース面
RTX ウェッジの特徴は 1988年に発売された初代の 588 のデザインをベースに そのアドレス時の感じが同じ様になるよう工夫されたものだが 同時に最新の金属加工技術を駆使した優れもので その品揃え(スペック)において RTX-4 や ZipCore では 選択肢が少し減ってしまった観は 否めないものの それでも上記の通りかなり充実したものである。名前の RTX は ROTEX の略で、写真右のように ミーリングし、一種のマイクロ・グルーブをフェース全面に施し、ボールのグリップ力をアップし、加えて、打点が トゥ側になりやすいフェースを開いたショットでもスピン性能を最大限に引き出すするための技術を示すものである。なお、フォージドモデル(日本版)もあるが 色々な意味で 鋳造モデルに比べ スペックの選択肢は少ない。

なお、CFX / CBX モデルは キャビティ・バック (Cavity Back) のデザインのクラブだが それらのモデルは ソール(バウンス角)の選択肢に限りがある。どちらも CG 15 ウエッジの流れを汲む比較的ワイドソールで V字型の 所謂 キャンバーソールのクラブである。 » 商品を見る

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