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OB のある狭いホールの攻め方

OB のある狭いホールで スコアを大きく崩してしまったという経験は 誰にでもあると思うが、度々、同じ ミスを繰り返す人は そうしたホールの攻め方について 考え方を変える必要がある。

ティーショットは 少しでも 遠くに飛ばしたい という願望をほとんど誰もが持っているものと思うが、実は ティーショットで飛距離をゲインしても スコアメイクに 大きく貢献するというケースは 案外少ないのである。大雑把な考え方になるが ティーショットで 10ヤードの距離のゲインをしても スコアの面からは 0.1 ストローク相当くらいのゲインにしかならないのが普通なのだ。

“OB”

一方、ティーショットで OB になったり トラブル・ショットになってしまった場合は OB であれば 2 ストローク、やや大きなトラブルであれば 1 ストローク、比較的マイナーなトラブルでも 0.5 ストローク相当のダメージを受けることになる。つまり、OBやトラブル・ショットの可能性が高くなったら、距離を稼ぐことによって得られるゲインよりも 遥かに大きなダメージを被るリスクを背負うことになる訳だから そうしたリスクを取るようなクラブ選択は 得策ではない という理屈になる。ある意味 当然なことだが 数字で考えてみると その損得関係は より明確になる。

OB
例えば、狭いホールで ティーショットをした時の OB の可能性が 5番ウッドで 仮に 10%、そして、ドライバーでは 30% だとしよう。そこで、ティーショットを ドライバーではなく、5番ウッドで打てば OB に係わるダメージのポテンシャルだけでも 2 ストローク x 20% = 0.4 ストローク 低減することになる。加えて、他のトラブルの可能性も応分に減らせるだろうから そうしたホールで ドライバーによるティーショットを選択しないことは 多くの人が考えている以上に 大きなプラスになる訳だ。さらに、このティーショットを 4番アイアンやユーティリティで打ったら OB の可能性が 5%以下になるとしたら、5番ウッドではなく、そうしたクラブがベストなチョイスになる可能性が高いこともある。

特に、距離の比較的 短い 例えば、320ヤード位のミドルホールでは ドライバー以外の様々なクラブでティーショットをすることを考えて見るべきだ。320ヤードのホールのティーショットをドライバーで打って 仮に 240ヤード飛ばせたとしても グリーンへのショットは 80ヤードだ。しかし、ティーショットが 200ヤードしか飛ばなくとも グリーンへのショットは 120ヤード。個人差もあろうが 80ヤードのショットと 120ヤードのショットの難易度の差は そう大きくないと感じる人が多いはずだ。

つまり、ドライバーで打ったら 2回か 3回に 1回は OB しそうなホール(特に、距離の短い ミドルホール)では ドライバーを使うべきでないという結論に達する訳だ。スプーン (3W) や クリーク(5W)が良いのか、ユーティリティ (4U) が良いのか、それとも、5番アイアン (5I) で ティーショットをすべきかは 一概には言えないが、OB が心配になるホールでは OB になる可能性が 10% 以下になるようなクラブという考え方を目安に ティーショットをすることを 常に 考えるようにすると良いだろう。そして、普段から そうしたことを意識した練習を十分しておくことである。フェアウェイウッドやユーティリティ、場合にyっては ミドル・アイアンで 色々なケースを想定して ティーショットを打つ練習をしておくのである。そして、どんな状況でも OB の心配をしなくとも打てる(ドライバーの 80% 位の飛距離があれば 十分)ショットがあれば 大きな差が出るだろう。

以上のようなアイデアに従って 自分のコースマネジメントのスタイルを作って 普段からそれを意識した練習をしておく。そうして、その練習の成果を本番で存分に活用すれば スコアには 大きな差が出るはずだ。実は、こうしたマネジメントと練習で スコアがよくなる理由は もう一つある。前述の確率や期待値のような数字上の違いもあるが、それは「メンタル」という要素から生じる違いである。「不安」は ミスを誘発する起爆剤である。それをなくす or 小さくすることが 極めて 有効なのである。それに気付いていない人は 多いだろうが、その影響は 個人差はあろうが 極めて大きいのが普通である。一度、騙されたと思って OB の不安が頭を過った時に ドライバーをやめて スプーンで打つことを考えてみて欲しい。それでも 不安を感じたら ユーティリティーか ミドルアイアンで ショットをして欲しい。OB に対する「不安感」にどの位の差が出るか? その不安に大きな違いが出るとすれば そのショットの不安が(十分に)小さくなるクラブが その人にとってのベスト・チョイスである可能性が高いだろう。例え それで ミドルホールを ロングホールのようにプレーすることになったとしても。

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他方、グリーンを狙うショットやロングホールの2打目のショットでも やはり OB になったり、トラブル・ショットになってしまったら 同様のダメージを被ることになる訳だから 同様の発想で コースマネジメントをする必要がある。そんなマネジメントをするために まず やるべきことは 自分をよく知ること。フェアウェイから 200 ヤードを打てるクラブがあるとしたら それが どの位 曲がるのかをよく理解しておくことだ。50% くらいの確率で 左右に 25 ヤード以上曲がるとしたら、そうしたクラブでのショットは 特に 要注意と言うことだ。OB や大きなトラブルの可能性がなくて グリーンに乗る確率が 20-30% あるのなら 200ヤードを打つショットをしても良いが、OB の可能性が 20-30% あるとしたら、そんなクラブは 絶対に使うべきではない。OB になるかも知れないと思って 心配しながら そんなショットをしたら OB の可能性は(心理的な影響もあるから)20-30% 以上になるのが普通である。従って、そんな時は 170 ヤードとか 150ヤードのショットでも良いので OB の心配を排除する。グリーンに乗らないことが分かっていても 自分の得意なクラブで 次のショットが打ちやすい所を狙ってショットをするのが スコアメイクにこだわるのなら正解なのだ。

ドライバー以外のクラブで ティーショットをする練習に加え 心掛けて欲しいのが フェアウェイやセミラフなどから 比較的 安心して使えるクラブのショットに磨きをかけることである。それが どんなクラブかは あなたが決めることだが、例えば、7番アイアンとか。一方、そんなクラブがあれば 50ヤード前後のショットで グリーンを狙うケースは 増えてくるから そうしたショットを練習しておくことも大切になる訳だ。ただ漫然と練習するのではなく 実際のショット・セレクションを想定し 目的意識を強く持って 練習することが 上達の早道になる。そんなことも覚えておいて欲しい。

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