ローリー・マキロイ (Rory McIlroy) 飛ばしの秘密

Rory McIlroy
スイング 比較データ
スイング 項目 マキロイ PGA アマ
 腰の回転量 44° 46° 50°
 肩の回転量 108° 120° 90°
 捻転差 (X-factor) 64° 74° 40°
 腰の回転速度 700°/s 550°/s 350°/s
 肩の回転速度 924°/s 720°/s NA
 腕の回転速度 1400°/s 1200°/s NA
 ヘッドスピード 54m/s 50m/s 42m/s
これは Rory McIlroy's Power Off The Tee というタイトルの動画で マキロイの飛距離が 何故 卓越しているかを 解説しているものだ。2017年シーズンの PGA Driving Distance のスタッツでは マキロイが 319.9 ヤードで 2位の ダスティン・ジョンソン (DJ) に 5.9 ヤードもの差をつけ 全米プロが終わった 8月中旬の時点で ダントツの 1位だが、加えて ストロークス・ゲインド オフ ザ ティー (解説) でも 彼は +1.445 で 2位の DJ に 0.416 打の差をつけて ブッチギリの 1位という凄さだ。1989年 英国 北アイルランド生まれで 17歳の時に 世界 アマチュア ゴルフ ランキングの 1位になり 2007年 プロに転向した。174cm、73kg という 小柄な 彼が 圧倒的な飛距離を誇っている最大の要因は 1秒間に 700°以上も回転する 彼の腰の超高速回転にあると説明している。ここで 右表を見て欲しいのだが それは 一般的な アマチュア ゴルファー (350°/s) の ほぼ 倍のスピードで PGA ツアープロでさえ 腰の回転速度は 550°/s 程度だそうだから その差は 大きい。一方、マキロイは ツアープロの中では 肩の回転量や 捻転差 (腰と 肩の回転量の差で X-factor と言われるもの) が 比較的 少さな方である。つまり、捻転で 飛距離を出すのではなく 腰や肩など 体の回転速度で 飛距離を出すタイプの選手なのだ。それで ヘッドスピードは 54m/s と 平均的な PGA ツアープロの 50m/s を上回っている。ただし、PGA のヘッドスピードのスタッツを見ると 57~58m/s という ヘッドスピードの選手も居るので マキロイが特出している訳ではない。それでも 飛ばせるのには 色々な理由が考えられるが 加速度と ヒッティングのタイミングが関係しているように思える。彼は 0~54m/s のヘッドスピードにまで加速するのに 0.239 秒しか要さないと言うから それが リニアに加速されたと仮定すると (実際には ノンリニアだろうが) 226m/s の加速度になる。ヘッドスピードが最速になる前に ボールを ヒットすることが 力の伝達効率の観点から良いとされているが それは クラブヘッドがボールに接している時間が その方が長くなるからで 物理学の世界では 力積 (Impulse) と呼ばれる概念で説明される。つまり、仮説に過ぎないが、ヘッドスピードが 最速になる直前のヘッドの加速度が マキロイのスイングは 他の選手や ロボットなどより 大きいのかも知れない。マキロイの スマッシュ ファクターが 1.52 で ルール適合のドライバーの理論上の MAX 1.50 を超えるのは 計測機器に問題があるのでは などという コメントを目にすることがあるが ヘッドスピードの加速度の違いに その答があるのかも知れない。そして、それが ショットの切れ味と飛ばしの技と言う意味で 彼を 世界一 にしている大きな要因だと言えないだろうか。下の動画は 436 ヤード パー 4 のホールで マキロイが ワンオンさせてしまった時の映像である。» マキロイ使用のドライバー


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