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パットのスピード|パターは もっと入る

このページのコンテンツ
• はじめに
• パットが入る 最適なスピード
• パットが入る確率と距離の関係
• 自分を知ること - データ収集
• ホール 40 cm 先のターゲット
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


ツアープロが ラウンド後のインタビューで 今日は パッティングのスピードが良かったとか、タッチが合わなかったなどと良く言っているのを耳にするが、パットの良し悪しの半分以上は そのスピードで決まると言える。曲がるラインのパットでは 意図したボールのスピード以上に強く打ってしまえば 曲がらずに ハイサイドに外してしまうし、逆に 弱ければ 曲がり過ぎて ローサイドに外すことになる。改めて 言うまでもないだろうが 狙ったラインに ボールを乗せるためには 確り スピードをコントロールする必要がある。

パットが入る 最適なスピード


フックや スライス ラインなど 曲がるラインのパットで ボールを意図したスピード通りに 転がすことが重要なのは勿論だが 比較的 真っ直ぐなパットでも スピードの影響はある。グリーンは 平らに見えるグリーンでも 多少の 凹 凸 があり その平滑度は 完全なものばかりではない。また、ちょっとした ボール マークや スパイク マークも ボールの転がりに影響を及ぼし その影響は ボールのスピードが遅くなればなるほど大きくなる。ホールの周りのエリアの 人がボールを拾い上げるために良く立つ辺りが ドーナツ状に 少し低くなっている場合もあり、グリーンの状態によって差こそあれ、どんなグリーンでも ボールのスピードが遅ければ パットは カップの手前で 左右に切れやすい状況になっている

パットの入る確率このように パットが入る確率は そのスピードに 影響されるが ショートゲームの コーチとして良く知られる デーブ・ペルツ (Dave Peltz) の実験データによれば ホールの先 17 インチ (約 42 cm) の所まで転がるスピードの時に パットの入る確率が 一番高くなるという。概ね 右のグラフの通りだが 縦軸がパットの入る確率で、横軸は ボールが ホールを過ぎて転がる距離という尺度で見た パットのスピードである。ホールに やっと届くようなスピードで ボールを転がすような打ち方をする人も 少なくないだろうが 40 cm 程度オーバーする スピードのパットが そのスピードが速いと言う理由で カップの淵をなめて 入らない確率は 極めて 低いのだから やっと届くようなスピードで打つことのメリットは 殆どない。逆に、真っすぐ転がるはずのボールが曲がって 外れる可能性が かなり高くなるので 10 回 打ったボールが 全部ホールまで届いたとしても デメリットの方が大きくなる理屈なのだ。もし 10 回打って 3 ~ 4 回 ショートするようなことがあれば パットが入る確率は ほぼ半分くらいになってしまう計算になる。

パットが入る確率と距離の関係


一方、ファースト パットが入る確率を高めることも重要であるが 入らなかった後のセカンド パットを外さないような ポジションに ボールを止めることも考える必要がある。スリーパットをしないことに 重点を置いた場合は ホールの所で ほぼ止まるようなスピードで打つスタイルの方が 安全だという考え方もある。しかし、ショートするボールは 絶対に入らないし、ホールを越えて転がったパットの場合は 次のパットのラインを見ることが出来るという利点もあるから 通常は ロング パットでも ホールを 40 cm 前後過ぎた所まで転がる スピードで打った方が良いことになる。

パットの距離と入る確率パットが入る確率と距離(パットの長さ)の関係は 上手な人でも 右のグラフのように 2m 以上のパット 特に 曲がるラインのパットは 入らないことの方が多くなると言うことだから、パットを 1 m 以内に寄せること、特に 50 cm 以内に 止めることのメリットが大きく、極めて 重要なことが分かるだろう。グラフは 縦軸が 平均的な上級者の パットの入る確率、横軸は パットの長さである。 従って、長い距離のパットを どうしたら高い確率で 1m 以内、そして、次のパットが入り易い(上りの真っ直ぐな)ラインの所に寄せることが出来るかと言うことを考慮して パットをすることである。 » ロングパット攻略法

自分を知ること - データ収集


以上のことを念頭に まず 試して欲しいのが 自分のパットの傾向を知ることであるが、それを理解した上で パットのスピードについて もう一度 考えてみることである。やるべきことは 自分のラウンドのパットの結果を パットのスピードという観点から データ収集すること。各ホールのスコアの横に そのファーストパットが どの位の長さ (歩数) だったか、そして 打ったパットが どの位 ショートもしくは オーバーしたのか (cm) を 書き留める。

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 平均
1st Putt (歩数) 10 4 12 9 2 15 20 9 17 7.7
パット長/短 (cm) -250 20 -20 150 30 -100 -350 80 -90 -59

少なくとも 3 ラウンド位のデータを取って欲しいが その内の 9 ホールのデータが 仮に 上のようなものだったとしよう。なお、ブルーのパットは ワンパットで入ったもので そのパットの長/短の数値は 想定値である。上のサンプルの 9 ホールのデータを分析すると 1st パットの距離は 平均で 概ね 7.7 (歩/yard)。その 1st パットを ショートしたのは 5 ホールあり、平均して 59 cm ショートした という結果になっている。

このようなデータから何を知って どのようなことを 考えれば良いのか。明確に 分かることは (1) パットの ショート or ロングの傾向 (2) 距離の精度・バラツキ という二点である。この人の場合は 平均的には 今までより 1 m くらい強めに打てば パットの長/短の平均値が 前述の 40 cm になり それだけでも 改善される訳だが、やはり 重要なことは如何に 距離のバラツキ を小さくするかであろう。どんな練習をしたら良いのか、また、どんな考え方で パットに臨めば良いのかを データが 教えてくれる訳だが まずは 自分のデータを取ることから始めてみよう。

自分のことを知れば 意識は 変わり 結果的に 集中力も上がるだろう。パットのスピードを コントロールするには 1) グリーンをより正確に読むこと、2) 意図したスピード通りに ボールを打つために必要なストロークの大きさや 力の入れ具合を判断し その通りに パターを振る工夫をすること、そして 3) パターの芯でボールを打つことを心掛けるようにもなるだろう。自分を知ったことで 練習の意識も 実戦での意識も 大きく変わる可能性が高いはずだ。

ホール 40 cm 先のターゲット


いずれにしても、毎回 パットが ホールを 40 cm だけ オーバーするような スピードで打てていれば 1 ラウンドのパット数は グーンと少なるなるのは 間違いのないことである。どうしたら それが出来るようになるのかを考えて欲しい。パットの時に 色々なことを考えずに 40 cm のことだけを考えてみる。それも 一案でだろう。

パター ランキングパットによって 強めに打って入れようとか、弱めにやっとホールに届く位のスピードで打って入れようなどと そのスピードを その都度 考えたり、パットを外すこと そして 次のパットのことを考えたりするのは 理想のスピードで ボールを打ち出すという観点からは 損なのである。そんなことをしたのでは ボールを打つ直前で 本能的に スピードを調整してしまう結果になり兼ねず、意図した通りのスピードで ボールを打つことは とても 難しくなるだろう。パットをする時は イメージしたパッティング ラインに対して スクウェアーに フェースを セットアップしたら 方向性のことは むしろ 忘れて イメージ通りのスピードで ホールの先 40 cm の所にあるターゲットに対して ボールを転がすことに集中することが 最善の結果を もたらすはずで、そのイメージの作り方や 集中の仕方を 色々と研究して下さい。

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