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色々な ノックダウン ショット

このページのコンテンツ
• はじめに
• ノックダウン ショットの種類
• スティンガー
• ロースピン ノックダウン
• スピニング ウェッジ ショット

はじめに


ノックダウン低い弾道のショットを 総称して ノックダウン (knock-down) ショット または パンチ ショットと言うが シングルを目指しているような人には 是非 学んで欲しいテクニックである。風の強い日には 特に 威力を発揮するテクニックだが、普通のプレーイング コンディションでも その利用価値は 高い。ラインを出したい時、曲げたくない時に こうしたショットを選択する上級者は 少なくない。

ノックダウン ショットの種類


ノックダウン ショットと 一言に言っても 実は 以下の様に 色々なものがある。どれも 低い弾道のボール打つもので アドレスでのボールの位置は スタンスの中央か(右利きの場合)やや右足寄りにするのが基本だが、スピンに関して 1)~ 3)のショットは バックスピン量を少なくしたいのに対し 4)のショットは 逆に バックスピン量を多くしたいテクニックで そうした意味では 極めて 大きな違いがある。

1) ロング アイアンや スプーンで打つ低い弾道のティーショット: スティンガー

2) 強い風に対応するための低い弾道で バックスピンの少ないショット

3) 木の下を通すなどの目的で 距離を抑えた 低い弾道のショット

4) スピンの利いた低い弾道のウェッジ ショット

スティンガー


ティーショットで ロング アイアンや スプーンを使って打つ 低い弾道のボールが スティンガー (stinger) で タイガー・ウッズが 得意にし 良く使ったことで その名前が有名になったショットである。ボールの位置は 前述のように 若干 右足寄りに置いてフェースは 少し被せ気味にする。ショルダーターンは 100% で 腕の振りを抑え気味にし ダウンブローになり過ぎないようにして 手がクラブヘッドを リードするように打つショットだ。タイガーによれば ”keep hands ahead of the clubhead long into the follow through” と言うことで インパクトでは 手が クラブヘッドより先行していて 動いている状態になる。つまり、ヘッドのリリースを遅らせることで ヘッドは ディロフトされる訳だが 大きなターフが取れるような ダウンブローな角度でクラブを落とす訳ではない。ソフトハンドで シャロ―に 払い打つ。そんなイメージである。下の動画は タイガー・ウッズの スティンガー ショットの動画で その辺りの英語の解説もついている。


ロースピン ノックダウン


ノックダウン・ショット2)と 3)のショットは スティンガーとの共通点はあるが よりコントロールに重点を置いたショットだと言えよう。体重移動をあまりしないように 腕の振り幅を 3/4 - 1/2 に抑えてた コンパクトなバックスイングで 手首のコックを抑え気味にしたスイングで 低いフィニッシュを取るように ボールを打つショットだ。インパクト ゾーンで フェースを返さないように 右のイラストのように 低いフィニッシュにするのが 一般的であるが フィニッシュにかけて手首を少し返すように打てば ドローボールも打てる。いずれにしても、その打ち方は スティンガーと共通点が多く 低く打つからと言って ダウンブローに クラブを振るのではなく どちらかと言えば ボールを払うように打つショットである。

スピニング ウェッジ ショット


フェアウェイなどから 50ヤード前後と距離の短いウェッジ ショットでは その精度を確保するために 低弾道で バックスピン量の大きなショット(所謂 ロー スピニング ショット)を使うのがツアー プロの常套手段だが そうしたショットの理屈とテクニックを習得すれば 誰でも ウェッジのショット力は 大幅にアップする。50ヤード前後のショットを打つ時に ただ単に スイングの大きさや強さをコントロールすることで 距離の調整をしている人が多いと思うが 実は ボールの打ち出し角 (launch angle) や アタック・アングル (attack angle) スピン角 (spin axis) と言ったことにも配慮をすることで そうしたショットの精度を高めることが出来る。それは ドロー気味に 高さを抑えた 少し 低弾道のボールを打つテクニックを身に付けることだが、殆どの人は 少し outside-in の軌道で スティープに カット気味に 高弾道のボールを打っているから (実際には inside-in に振るべきだが) まずは inside-out に振るイメージで 好ましいスイング軌道を学ぶ努力をすることである。そうして、シャロ―に ドロー気味の低弾道のボールが打てるようになれば 距離感も 方向性も 良くなる可能性が高く 加えて バックスピン量が増えるから ボールを コントロールし易くなる。下の動画は Luke Donald が 60 ヤードという 同じような距離のショットの打ち方を説明した動画で 基本的には 前述のような説明をしている訳だが 加えて 緩まないスイング 即ち ふわーっと振るのではなく シャープに クリスプに振ることの重要性に言及している。シャロ―に inside-in に 緩まずに打つショットが どのようなものかを良く確認して欲しい。


バックスピン量を増やすには テニスや卓球のカット ショットの原理で 低い弾道のボールを打てば良い訳だが、その時に outside-in の打ち方にならないよう注意することがポイントだ。サンド・ウェッジや ロブ・ウェッジを使えば バックスピンの良く利いたボールで ダーツのように ボールを落下したところに ピタッ と止めることが出来る。従って、通常は ピンを狙って打っていけば良いことになるが、硬いグリーンの場合は いくらスピンがかかっていても止まらないことがあるし 柔らかくて受けているようなグリーンでは ボールが戻り過ぎてしまうようなことも起きるから その使い方については グリーンの硬さ、傾斜などを良く考えて上手く使えるよう 実戦経験を 積む必要があろう。また、左腕にやや力を入れるように打つ訳だが ガチガチに力を入れる訳ではないから 自分にちょうど良い力の入れ具合というものについても 研究して欲しいショットである。

いずれにしても、ロング アイアンからウェッジのショットまで ノックダウン ショットは ラインを出し易いショットで ミート率も高くなるだろうから その応用範囲は 広い。風のあるなしに係わらず 多用できるショットで 一通り 良く練習して欲しいショットである。例えば、狭くてあまり距離のないミドル・ホールのティー・ショットなどで 1)の スティンガー ショットが使えたりすると 大きな武器になるだろう。

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