深いラフからの アプローチ ショット

Introduction

深いラフといっても 全米オープンのような大会で見られるような 本当に深いラフから 我々が日本で プレーをしていて ちょくちょく お目にかかるレベルの深さのラフまで あるから それらを一纏めに お話しするのは 適当でないかも知れないが ここでは 全米オープンとまでは 言わないまでも 普通にプレーしたのでは 上手く行かないような 深いラフからのアプローチ ショットの打ち方について 解説する。

深いラフの問題点


深いラフ
グリーンを外した所が ちょうど写真のような深いラフだった場合は 普通のアプローチ ショットで 転がして寄せようそうとしても 十中八九 上手く行かないものだ。それは 芝が邪魔をして (1) クリーンに クラブフェースを ボールに コンタクトさせることが出来ないこと、(2) クラブが スムースに振れないこと という二つの問題があるからだ。ラフの深さにもよるが そうした状況で 軽くクラブを振って アプローチ特有の 微妙な距離の調整をしようすれば 最悪の場合は もう一度 深いラフからのショットになり兼ねない。以上のような問題に対しては 出来る限り 芝の影響を少なくするような クラブの振り方をするのが基本だが、クリーンに クラブフェースを ボールに コンタクトさせようとするショットは 然程 深くないラフでも リスクの高いショットと言わざるを得ない。クラブが 狙い通りに ボールとコンタクトしなければ 大きなミスになるからだ。そんな深いラフからのアプローチで 最も 安全 且つ 有効なのが 以下に説明する エキスプロージョン ショットである。砂ではなく 芝になるが それと一緒に ボールを 狙った所まで 飛ばす ショットだ。

エキスプロージョン ショット


深いラフ深いラフからのエキスプロージョン ショットは 普通のバンカー ショットと ほぼ 同じ打ち方で クラブフェースを 少し オープンにして ボールの 5センチくらい後ろに クラブを入れて ふわっと ボールを出す方法である。オープン スタンスで クラブフェースを オープンにして スイングすることで クラブの抜けが良くなるが フェースを 過度に オープンにすると ライによっては クラブがボールの下を潜ってしまうことがあるので 注意しよう。右利きの人の場合、ボールは スタンス中央か それよりも 少し左足寄りに置くように アドレスし バック スイングの コックを早めに入れて クラブを急角度に 軽く振り上げ ダウンブローにクラブを落とす。打ち終わった後は バンカー ショットのように クラブフェースが上を向いているような状態になるショットだが フォロースルーは 抑え気味にした方が良いだろう。

なお、この時に ラフに負けないよう 芝が 逆目の場合は 特に バンカー ショットより グリップを 確り目に 握った方が良いだろう。そして、クラブフェースを開けば より柔らかいボールが打てる理屈だが、その辺りは クラブが ボールの下を潜ってしまうリスクにも注意を払い どの位 ボールを飛ばしたいのかで 調整すべきである。距離のコントロールは スイングの大きさと スピード、フェースの開き具合などで決まるから 色々な打ち方を実験し 練習で 距離感覚をつかんでから 実戦で使うべきショットであるが、基本的には 砂からの エキスプロージョン ショットに比べると バックスピンが掛からないので 距離のコントロールは その点を勘案すべきであろう。

ショットの レッスン動画


ここで 以上に説明した エキスプロージョン ショットの打ち方を 簡単に 説明している レッスン動画を見てみよう。"Hank Haney: Chipping From Deep Roughf" というタイトルの動画で 英語の解説が入るが それを要約すると 以下の通りである。

このショットのポイントは (1) サンドウェッジを使う (2) オープン スタンスで ボールは スタンスの中央 (3) フェース オープン (4) クラブは 確り目に握る (5) バック スイングは クラブを サーッと腕で振り上げるイメージで 少しコックを入れる (5) ボールの後ろの芝に クラブを落とす (6) フォロースルーは 小さ目に。深いラフでは クラブが引っかかって フェースが クローズドになる傾向が強いが クラブのロフト通りの弾道で ボールを ラフの外に飛ばしたい訳だから 確り グリップして 芝の摩擦が大きくても フェース オープンの状態が キープ出来るようにすることが ポイントだとも 言っている。


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