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自分のボールの確認と識別マーク|ルール解説

Introduction

ボール誤球は マッチプレーでは そのホールの負け、ストロークプレーでは 2打罰になる。従って、プレー中のボールの確認は プレーヤーにとって不可欠なことだ。そして、それを し易くするために ボールには マジックペンなどで 識別マーク (identification mark) を付けるのが 一般的で ルールブックでも それを推奨している。

誤球のリスク

誤球の殆どは 思い込みによるものである。つまり、そこにあるボールは 自分のものだと思い込んで ボールの確認を怠って ショットをしてしまうからだ。しかし、自分のボールに大きめの識別マークが付いていれば アドレスの時に ボールの前に立っただけで 自分の識別マークがボールに付いていなければ それに気付くはずで そんな識別マークは 間違いなく 誤球のリスクを低減するものである。

誤球のペナルティは 2打罰(マッチプレーでは そのホールの負け)と大きいから ボールを打つ前には 必ず自分のボールであることを良く確認すべきである。そして、間違いなく確認できるように 競技でプレーする時には 必ず 自分のボールが確認できるように 確認しやすい識別マークを付けるべきだが、同伴競技者のボールの識別マークが自分のマークと似ているケースもあるから、競技の時はそうした点も 注意を払って確認しておくと良いだろう。

ロストボールのリスク

ペナルティーエリアや修理地にボールが入ったことが分っているか ほぼ確実な場合などは 別であるが ブッシュの中、木の上、池の底などに見えるボールがプレー中の自分のボールだと思っても 自分のボールであることが確認出来なければ それを自分のボールだとして プレーすることは 基本的に許されない。つまり、そうした時には アンプレヤブルや ペナルティーエリアの救済は受けられない訳で ロストボールになるから ルール上は ストロークと距離による処置 即ち 元の場所に戻って 1打罰でプレーをしなければならない。

一方、ゴルフボールには Titleist、Pro V1 の 2 のように 必ず そのブランド、モデル、数字が確認できるようになっているから 個人の識別マークが付いていないボールでも それをベースにボールを確認することが許されており 識別マークを付けてプレーすることをルールでは 推奨しているものの 義務付けてはいない。従って、識別マークを付けずに プレーをする人も 少なからず居る。しかし、前述のような 少し離れた 手の届かない所にあるボールでも そのボールが自分のものであることを確認できるような大きめな識別マークが付いていて その識別マークがはっきり見えれば(通常は ストロークと距離の処置より有利な)アンプレヤブルなどの処置を取ることが出来ることになり、そうした識別マークを付けてプレーしたことが 大きな差を生むこともある。

プレーの線の指示

ところで、規則では プレーヤーは ストロークが行われる際に プレーの線を示す目的のものを置いてはならないと定めているから ターゲットの方向に合わせて照準器のような役割を果たすものが付いたティーを ティーショットに利用したり、練習場では 良く見掛ける光景のクラブをボールの前に置いて ターゲットの方向を示したりすれば ルール違反になる。同様に、パットの時に ボールの近くに 照準器のような役割を果たすもの置くことも違反だ。一方、写真右のように 線を引いたボールで その線をターゲットの方向を示す目的に利用しても ルール違反にはならないから そうしたラインの入ったボールをパットやティーショットの時にターゲットに合わせてプレースし 照準器のように利用して プレーをしている ツアープロも 少なくない。

一石二鳥の識別マーク

線引き
前述のように自分のボールのブランド、モデル、番号を覚えておけば、特別な理由がない限り、それら全てが一致したボールは自分のボールであると考えることが許されているが、番号を忘れてしまったり、同伴競技者が同じ商標の同じ番号のボールを使っていた場合などは 確認不可能と言うことで ロストボール扱いになる可能性があるので 繰り返しになるが ボールには 必ず 識別マークを付けるべきである。さらに それを プレーの線を示す目的でも使えるものにしておけば(照準器的機能は 無意味とか 邪魔と感じれば 別であるが)一石二鳥で そのメリットは 更に 大きくなる。そうしたラインを簡単に引くことの出来る器具が 右の例のようなものをはじめ 色々と販売されている。そうした器具の中から 数百円といった手頃な価格の商品を ご紹介するので 興味のある方は 右の商品の写真をクリックで チェックして下さい。

ボールの確認に係わる注意点

誤球をしないように ボールを確認するための行為に対してはルール上の特別な配慮が払われている。例えば、自分のボールであることを確認するためにライを改善しないという条件の下に ボールを取り上げて確認し その後にボールを リプレースすることが許されている。加えて、ボールに泥が付着して確認が出来ない場合などには 必要最小限という条件があるものの 確認のためにボールに付いている泥を取り除くことも出来る。

また、旧ルールでは 確認のためにボールを取り上げる行為は マーカーや同伴競技者に それを確認してからすることが要求されていたが、新ルールでは その必要性もなくなった。ただし、ボールの持ち上げ方は ライやボールのコンディションが改善されないように ボールをつまみ上げるようにして持ち上げることが要求される。ボールを回転させたり、泥などが取れてしまうような無造作な取り上げ方をすれば それもペナルティの対象になる。

目玉になったボールまた、2008年のルール変更以降は ハザード(バンカーとペナルティーエリア)からのショットの誤球にもペナルティが科されるようになったので そうしたボールの確認に関しても 様々な配慮がなされている。つまり、ハザード内でも 確認のために 目玉になっているボールが自分のものかどうかを確認する為にボールを拾い上げられるようになった。一方、旧ルールでは ハザード内で枯葉を取ってボールを確認した場合に 元の状態を出来る限り再現するように 枯葉をボールの上に戻さなければならなかったが、新ルールでは 枯葉を取り除くことができるので そうした心配はなくなった。加えて、ボールの捜索中に ボールを動かしてしまっても 新ルールでは ペナルティーが科されなくなったので そのことに対する配慮は 必要なくなった。

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