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正しいヒットダウンのメカニズム

Introduction
スイング プレーン正しい スイングプレーンにクラブヘッドを乗せ シャロ―にインサイドから インパクトゾーンに ヘッドを入れることが ボールを確りとらえて打つためには 大切なことだが それには 正しい腕の旋回とリストターンによって可能になるヒットダウンのメカニズムの習得が不可欠である。その ヒッティングダウンのメカニズムについて 以下に 順を追って 詳しく解説する。

スイングプレーン

二つのプレーン
スイングプレーンとは クラブヘッドが動く パス 即ち 軌道のイメージのことである。ただ 写真 ① のように スイング プレーンには バックスイングのプレーン B と ダウンスイングのプレーン F のように異なるプレーンがあること、そして、F は B よりも 必ず寝たプレーンになるべきだと言われている。それは トップで切り返した後に 腰をターゲットの方にスライドさせながら 体を回転させるため 背骨の傾斜角が少し変わること、また、右肘が 右の横腹に落ちるような形で 腕とクラブを落とす動作が入ることなど、好ましい ゴルフスイングをする上で必須と言われる動作を入れれば クラブヘッドの軌道は プレーン B から F のように 移行せざるを得ないからである。殆どのプロのフォームで プレーン F の角度は ドライバーショットで 45° 前後(40° ~ 50°)で B と F のプレーンの角度差は 5° ~ 15° のレンジに入るというデータがある。このプレーン F は ボールと肘 (elbow) を結ぶ面と一致するものでもあり エルボープレーンと呼ばれることもあるが、ウェッジやショートアイアンでは シャフトが 10インチ前後も短くなるので このプレーンは 応分に立って 55° 位までになる。ただし、ハンドダウンで クラブヘッドをボールの位置に合わせて置く訳だから 腕と地面が成す角度は 90° に近い 85° とか 80° の様な値になり、腕は スイングプレーン F より急角度なプレーン上を動く。下は ルーク・ドナルド選手のスイング動画であるが 以下の説明を読む前に まずは それを見て欲しい。

腕の旋回とリストターン

さて、プレーンの概念は 以上の説明の通りであるが、それだけを学んでも ゴルフボールを上手く打てるようになる可能性は 低いと言わざるを得ない。それは 腕の旋回とリストターンの仕方 そして フェースコントロールと言う問題があるからだ。クラブヘッドを適切に加速させるには 体の回転、腕の振り、腕の旋回とフェースターンという 3つのパワーソースを効率良く 組み合わせる必要がある 同時に ターゲットの方に ボールを飛ばすために クラブフェースをインパクトの時にスクウェアにする必要がある。つまり、クラブヘッドを加速させる 腕の振りと旋回の機能を十分に発揮させつつも 方向性が確保されるように それを行う必要があるのだが 実は それが上手く出来ないから スイングが安定しないと言う人は 非常に 多い。

Hip-high 1
腕の旋回とリストターンと共に クラブフェースは 通常 スクウェア - オープン - スクウェア - クローズド と言う具合に動く。ゴルフクラブを振ると 利き腕の掌 (パーム) と クラブのフェース面は 概ね 同じ方向を向くことになるが、それを スイングの最初から 最後まで 即ち アドレス - ヒップハイ - トップ - ヒップハイ - インパクト - ヒップハイ - フィニッシュの手の位置に対する パーム (palm) の動きで見てみよう。右利きの場合、アドレスでは 自分の左側 (left) にあるターゲットの方を利き手のパームは 指す。つまり、palm left である。その後は palm left - palm front - palm up (clubface open) - palm front - palm left - palm down (clubface closed) - finish となる。ここで 注目して欲しいのが palm front という状態である。プロ ゴルファーのスイングで 手が ヒップハイに来た時に 共通してみられる パームとクラブフェースの状態で 写真 ② の形である。これは ダウンスイングのヒップハイの写真であるが、フェースの位置と向き、手の位置 (懐が広く 自分の横ではなく 前にある イメージ) を良く見て欲しい。

Impact
そして、重要なのは ここからインパクトへの動きである。ここから 左腕をターゲットの方に引きながら 体を回転させて インパクト ③ では palm / clubface left (square) の形になる訳だが 体が回転する中 右腕を伸ばしながら左腕をターゲットの方に引くように動かせば 左の前腕は 必然的に それを active に旋回させなくとも旋回する仕組みである。結果的に インパクトゾーンでは 腕の旋回とリストターンを passive に行っても 体の回転と腕の引きの動きと遠心力を利用した ある意味 フェーススクウェアの腕の旋回とクラブヘッドのリリースが出来ることになる。どんな人でも クラブを振れば そのプロセスの過程で フェースを開いて 閉じる訳だが そのやり方は 千差万別である。プロ ゴルファーは 相対的に インパクトゾーン 即ち ヒップハイ - インパクトでの クラブフェースの開閉の効率が良く、大きな筋肉を使った開閉がなされ フェースの動きが上手くコントロールされているのに対し、アマチュアの場合は その多くが その開閉を大きくし過ぎたり 小手先で行なうなど、効率が悪く フェースローテーションの量も タイミングも 合理性に欠けるスイングをしているのである。それは 多くの場合 ヒップハイ の palm front の正しい形が出来ていないからである

Hip-high 2
アイアンのフルスイングでは インパクトからフォロースルーで 引き続き 体を回転させ 同時に 左腕を引いて 右腕を押し込むようにしながら 右手の palm down (clubface closed) の動きに移行する。それが 写真 ④ である。つまり、ボールを打った後も腕の旋回、リストターン そして フェースローテーションは 行われる訳だが、ウェッジで ボールを柔らかく高く上げたい時などは その腕の旋回とリストターンを palm up (clubface open) になるようにすれば良いし、スライス系のボールを打ちたければ ③ palm left の時に 若干 clubface open になるようにし ④ palm down の動きを抑えるように クラブを振ってあげれば良い理屈になる。

ヒットダウン

ところで、アイアンは 払い打ちではなく 打ち込めなどと言うが そうした発想でスイングをしている人の中には しばしば ダフる人が 少なくないと思う。それは 腕を縦に振り終えた所に インパクトがあるという考えで ボールを打っている人に 良くあるパターンである。確かに、腕は 縦に 上下に 右の写真 ⑤ の G の軌道を 1 ~ 2 と動く訳で 見方によってはヒットダウンであるが グリップが 2 に落ちた時に クラブヘッドは まだ ヒップハイからニーハイの高さの所にある訳で そこから 手は ほぼ 水平に 右のヒップの前から左のヒップの前までを動くのである。つまり、インパクトゾーンで クラブヘッドを下に落とす 所謂 ヒットダウンする動きは 腕を水平に動かしながら旋回させ リストターンすることで 行うもので 腕を下に振ることで 行う訳ではないのだ。従って、それを正しく行うことが出来れば クラブは インサイドからシャロ―にインパクトゾーンを動き、結果として ソールがボールの前後の比較的長い間の芝をブラッシングするように動くことになる。だから ダフリ難く ボールをクリーンに 芯で捉え ターゲットの方へ飛ばすことが容易に出来る スイングになるのだ。クラブをインサイドから シャロ―にインパクトゾーンに入れる秘密は ヒップハイ の palm front の正しい形と大きな筋肉の動きと遠心力を利用した効率の良い左腕とリストのターンにあると言えよう。手とクラブのグリップは ダウンスイングで クラブヘッドが動くスイング軌道 F より 立ったものになるが ヒップハイ ~ インパクト ~ ヒップハイ で 腕は 縦ではなく横に動いて クラブヘッドは 腕の旋回とリストターンによって 下に落ちることになる。従って、クラブヘッドの軌道は ほぼ U シェイプになる。かつて 史上最強のボールストライカーと呼ばれた モー・ノーマン (Moe Norman) は 貴方のマスター ムーブは と聞かれ "vertical drop, horizontal tug" と答えたそうが 彼の信じたスイングのエッセンスは まず vertical drop 即ち 腕とクラブを垂直に落とすこと そして horizontal tug つまり 水平に引くこと と表現したのである。

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