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グリップ・スピード|ゴルフ教室

百人のゴルファーが居れば 百通りのスイングがあるが、どんなスイングにせよ クラブヘッドは 手首がアンコックする時にリリースされ、それによって クラブヘッドのスピードが 一気にアップする仕組みで、その点は どのゴルフスイングも同じである。しかし、クラブヘッドがリリースされる時に 手 つまり グリップがどんなスピードで動くかという点では スタイルによってかなりの違いがあり、その違いを説明するのに使われるのが グリップ・スピードという概念である。そして、その概念をベースに それが速いタイプのスイングとか 遅いタイプのスイングといった具合に分類できる。ここでは そのゴルフ用語「グリップ・スピード」について解説する。

グリップスピードとは例えば、ヘッドスピード 43m/s の人でも グリップ・スピードは 3m/s とか 5m/s とか開きがある。前者は グリップ・スピードの遅いスイングで リストターンを積極的に使っているスイングである。グリップ・スピードの遅いスイングは インパクトの直前からインパクトの瞬間に 腕の動きを少し止めるようなイメージで その反動を使うような形でリストを早く返すボールの打ち方で、普通は リストターンのタイミングの最適化を意識して 腕を振る打ち方である。腕を体の回転とは 切り離すような形で 比較的アップライトに振り子のように ある意味 腕とクラブの重さを使って振ることで 手首がリリースするタイミングとポジションを作っていくスタイルの打ち方だ。コンパクトに バランスを崩さずにスイングできる点は メリットだが 大きな筋肉を十分に活用しないことに起因する様々なデメリットもある。

一方、グリップ・スピードの速いスイングの多くは 腕をインパクトゾーンでもボディーターンと一緒に大きくロール(スーピネート)させながら動かすようにして 比較的 均一なスピードで 体の回りを回転させるものだが、そのリストターンは ゆっくり自然なタイミングで行うもので、リストターンのタイミングを意識しないでスイングするのが一般的だ。クラブヘッドを加速させるために前傾姿勢が比較的大きなポスチャーから 上・下半身の回転のテンションを利用し 肩の回転する角速度を速くし それと一緒に 腕を振る打ち方になるのが一般的である。

リストターンを積極的に使うグリップ・スピードの遅い打ち方は どちらかと言えば 手首をリリースするタイミングとポジションを点で捉えるスイングだと言え、そのタイミングがクリティカルなスイングだから あまりオススメできるものではないが、一度 そのタイミングの取り方を覚えれば 必ずしも 安定性に欠けるスイングになる訳ではない。むしろ、コンパクトなスイングが出来るから バランスを崩し難く その点が魅力の打ち方だとも言える。グリップ・スピードが遅くなるような打ち方を これからゴルフを始める人には オススメしないが、そうしたスイングが身についているのであれば それに磨きをかけ、そのスイングにあったクラブを使用するという方法でも良い結果が出る可能性は十分にあるだろう。自分のスイングのグリップ・スピードがどのようになっているか、一度、練習場でチェックして見ると良いだろう。グリップ・スピードが遅い人は 少なくないはずだ。

某ゴルフクラブメーカーによれば、グリップ・スピードの遅いスイングをするプレーヤーには 比較的先調子のクラブが適しており、逆に、グリップ・スピードの速いスイングのプレーヤーには 手元調子のクラブが適しているということだが、自分のスイングをチェックし、キックポイントが自分に適したものになっているかを 一度 考えてみると良いだろう。

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