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ただ真似るだけでないゴルフ上達法

Introduction

Tiger
アーニー・エルスや タイガー・ウッズのスイングを真似て上手になり ツアープロにまでなった選手が 大勢 アメリカの PGA を始め 世界中のゴルフツアーで 今は 活躍している。どんなスポーツでも 上手になる手段の一つが 上手な人の真似をすることである。特に、子供は それをするのが上手い。大人より 脳も 体も それをするのに適しているからだが、これからは ローリー・マキロイのような選手の真似をして 上手くなる若者が どんどんツアー選手になっていくことだろう。当然 ゴルフを長年やっている大人にとっても 上手な人の真似をするのは 有効な上達法である。脳も 体も 子供のような柔軟性こそないだろうが スイング理論を学習し 真似する対象を適切に選んで 真似方を工夫すれば 真似るという上達法は 極めて有効なものになる。

真似る上でのチェックポイント

Rory Mcilroyそこで、第一に 考えて欲しいことが 真似る対象の選び方である。自分の柔軟性、パワー、スピードといったものを考慮し 真似るのに適したモデルを選択すること。真似ようと思う理由が そのスイングが綺麗だとか そのゴルファーのキャラクターが好きだと言うような理由だけで選ばないことだ。さらに、自分が良いと信じている スイング理論や理屈があるのであれば その観点からも 真似る対象が適しているのかを考えてみると良いだろう。

次に、真似る対象が決まったら そのスイングを真似る上での チェックポイントを整理してみることである。ゴルフの知識があまりない人は ゴルフスイングの基本を解説してくれているような教本のようなものを一読し 真似る上で 大切なチェックポイントが何かを整理し どんな練習をすれば良いのかを考えて欲しい。

スイング改造

長い時間と労力を費やして身に付けたゴルフスイングを改造するのは 簡単なことではない。しかし、今の自分のスイングの問題点や弱点に気付いていて 尚且つ どのように変えたいのか (誰のようなスイングにしたいのか) が明確になっているのであれば スイング改造にチャレンジする価値があるだろう。ただ、スイング改造は 様々な体の部位の動きを 全体の動きとして 調和の取れたものにする必要があり そこに難しさがある。例えば、グリップだけを変えても そのグリップに適したスイングが出来ていなければ 改悪になることもある。逆に 殆ど理想のスイングが出来ていると思うのに 上手く行かない理由が グリップにあったりすることも起こり得る。A1-B1-C1-D1 の組合せ、A2-B2-C2-D2 の組合せで 非常に良い結果になるものが A1-B2-C1-D2 とか A1-B1-C2-D1 のようになると 上手く機能しないと言うようなことが起きるのがゴルフである。

例えば、自分のスイングが A1-Bx-Cx-D2 で それを A1-B1-C1-D1 のスイングにしたいとすれば B-C-D とセットで変える練習をする必要がある。A1-Bx-Cx-D2 で ある種のバランスが取れている状態だから Bx を B1 に変え A1-B1-Cx-D2 になった時に改善が見られることはあるだろうが それが改善につながるどころか 改悪になることもある。つまり、最終目標のスイング像に向けたスイング改造を行うのであれば 多くの場合 それを完遂させるための幾つかの変更点をセットにして変更する必要性が生じる可能性が高いのだ。

また、必要に応じて 真似るべきモデルとチェックポイントの見直しと改訂もすべきだろう。色々と経験を積み 学習をし 練習する過程で 新しいことを学んだり 新たに気が付いたりすることがあるからだ。そうしたものを吸収して 上達していくことは 当然 必要なことで そうした過程で 真似るべきモデルとチェックポイントの見直しをして欲しい。ただし、今まで信じて行ってきたことから 直ぐに全く違うモデルやスイング理論に安易にスイッチするのでなく 何処をどのように変えるのかは 慎重に精査しながら行うべきものである。スイングを変えて 改悪になってしまったという話を良く耳にするが 変更は 慎重に行うべきものである。

正しい理解と信念

いずれにしても、上達するために重要なことは ショットの基本に対する理解を深めること、そして、その基本に忠実にスイングするために最大限の努力を続けることである。最初は ショットの基本がどうあるべきかという理解も浅いものであろう。ただ、そうであっても 上手な人の真似をすることは 出来るし その時に それなりに信じた自分が守るべき基本を中心にして 努力を惜しまないことである。時間の経過と共に 経験を積み、学習、練習することで 理解を深め ショットの完成度を高めるという考え方をすべきだろう。

上手くなれない理由は 多くの場合 上手くなるために本当にやるべきことは 何かという観点から 正しい理解と信念 (belief) が欠如していること、そして、練習の目的の設定において こうすべきと言う信念がないから 一貫性のある練習が出来ていないと言うことにある。その時の直感に基づいて 何をすべきかを考え ほとんど ランダムに練習の目的や手段を選択していたのでは 効率の良い練習が出来ないのは 当然だ。基本動作を磨くことの重要性を認識した上で 真似るべきモデルのスイングイメージの助けを借りるなどして 色々な努力する。その点を忘れないで欲しい。もっと飛ばしたいとか 格好良いスイングを身に付けたいなどといった願望を持って プロゴルファーの真似をすることは 決して悪いことではないが 今の自分にとって 上手になるために何が本当に必要かという 理に適った 信念の下に 観察、学習、考察、行動というようなことが出来なければ 上達の速度は 遅々としたものにならざるを得ないだろう。

ラウンドの後に ミスショットとスコアというような結果のことだけではなく 基本が忠実に出来たかどうか。出来なかったとしたら それを出来るようにするには どんな学習や練習をすれば良いのか。そんな発想で その日のラウンドの反省が出来るようになれば しめたものである。ゴルフが上手くなるために必要な脳の構造になったと言うことだ。いずれにしても、ただ真似るというだけでなく 以上のようなことをすることで ゴルフが上手くなる可能性は 圧倒的に高くなるはずである。

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