ゴルフの節約術
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• はじめに |
• 費用の中身を見てみよう |
• 節約のネタ |
• その他の費用も |
♦ 費用の中身を見てみよう
ゴルフの出費は 基本的に大きく以下の三分野への出費だが 何と言っても 1) の節約が最も必要なものだから その節約法を中心に ここでは考えて見よう。
特に 大都会とその郊外に住んでいる人は 工夫の仕方一つで (1) の出費には大きな差が出る。まず、以下の二人のゴルファーの年間費用の比較をしながら 節約法について考えてみよう。
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(A)、(B) どちらのゴルファーも 年間のラウンド数は 12回だが その費用は 大雑把な比較であるが 以下のようになる。(B) の交通費の部分は 2人で車を シェアーする想定になっているが 3人や 4人であれば 1人当たりのコストは 更に下がる。
費用項目 | (A) | (B) |
交通費 | ¥5,000 | ¥10,000 ÷ 2 = ¥5,000 |
プレー料金 | ¥12,000 | ¥5,000 x 2 = ¥10,000 |
宿泊費 | ¥0 | ¥5,000 |
宅配便 | ¥3,000 | ¥0 |
一回当たりの支出 | ¥20,000 | ¥20,000 |
年間の回数 | 12 | 6 |
年間の支出 | ¥240,000 | ¥120,000 |
もちろん、2ヶ月に 1度、平日に 2連休を取れない人も多いだろうから (B) 案は 絵に書いた餅だと思う人も少なからず居るだろう。しかし、この比較は 工夫次第で 1ラウンド辺りのコストは 簡単に半分くらいにまでなる可能性があること、そのポテンシャルを理解して頂くために作成したものである。つまり、色々な所に節約のネタがあることを理解して欲しいのである。
♦ 節約のネタ
そこで、(B) のような節約法に興味のある人は まず 以下のことを考えてみよう。つまり、節約をする上で都合の良いゴルフの仲間(友人)を作ることである。そうしたことが面倒とか 好きでないと言う人は 一人でも出来る節約法だけに頼らざるを得ないが 仲間と協力して節約する方法は 極めて 節約効果が大きい。ポイントは 誰でも良いのではなく 以下のような仲間を 普段から意識して増やす工夫をすれば 大きな節約が出来ると言うことだ。
(a) 気の合う人(必要以上な遠慮をせずに 一緒に楽しめること) |
(b) 自分の家の近く または ゴルフ場に行く途中に住んでいる人 |
(c) 休みが同じタイミングで取れる可能性の高い人 |
(d) 自分と節約に対する考え方(価値観)を 共有できる人 |
プレー料金は 言うまでもなく 基本的には 都会から遠く離れれば離れるほど安くなるが 交通費がかさむ訳だから その最適バランスを考える必要がある。3 ~ 4人で 一緒にゴルフ場に行ければ 原則は 遠くのゴルフ場が経済的になる可能性が高く、2人以下では 交通費のあまり掛からないゴルフ場をと考えるべきだが 一泊して 2ラウンドであれば 2人でも遠くのゴルフ場のコスト・パフォーマンスが良くなる理屈である。
また、交通費(高速代とガソリン代)を どのように折半して負担するか といった問題についても 友人とオープンに話し合って フェアーな方法を決める。基本は 均等割りだろうが 車を提供し運転した人の負担を 適度に低くするなどの配慮をすべきだろう。また、自分の車やキャディーバッグについても出来る範囲で 工夫すべきだ。つまり、荷物も積めて燃費の良い車とか 小さくて トランクに入り易いキャディバッグなどを考えることも有効なはず。一方、早朝・午後プレー、セルフ・デー、アフタヌーン・スループレーなども賢く利用することで節約に繋がるし、別途、詳しく説明している ネットでお得なプラン、プレー料金のゴルフ場を探して予約するノウハウ(» 詳細)なども学んで欲しいことである。
♦ その他の費用も
以上が ゴルフ場へ行く交通費とプレー料金の節約術の考え方だが、ゴルフ用品も上手にセール品(例えば、型落ちのクラブ)や中古品の利用で節約は可能だし ボールも 1ダース 1,000円程度のものや ロスト・ボールでも 十分な品質のものは 少なくない。
練習場のコストについても 時間内・打ち放題のようなサービスを利用したり、街中ではなく、少し田舎にあるコスト・パフォーマンスの良い練習場を見つけて、上手にそうした所を利用するなどの努力も考えて欲しいことである。
時間や経済的に余裕がなくなったという理由で ゴルフを止めることを考える人も居るだろうが 以上のように ちょっとした工夫をすることで より価値のある時間やお金の使い方をして ゴルフを楽しむことも出来る。節約したからと言って ゴルフを楽しむ本質が変わる訳ではないので 是非 研究して 工夫して欲しい。