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ゴルフクラブのヘッドカバー

Introduction
ウッド、ユーティリティ、また、パターを買うと 近年は必ずと言って良いほど メーカーの名前やロゴ入りの ヘッドカバーが付いてくる。しかし、その結果、バッグの中のヘッドカバーの色や形は バラバラになっているのが普通である。同メーカーの同ブランドのクラブでも 年式が違えば ヘッドカバーのデザインが かなり異なることもある。

いずれにしても、クラブに付いてきたヘッドカバーを使っている限り それぞれのクラブのヘッドカバーの色やデザインは バラバラになり キャディバッグとの色調のマッチングも出来ないから ファッション的には 問題で 別売りのヘッドカバーを購入したいと考える人も少なからず居るだろう。また、動物やキャラクターのヘッドカバーに興味を持っている人も多いようだが ここでは そんな別売り ゴルフクラブのヘッドカバーについて解説する。

ヘッドカバーの種類とタイプ

様々なタイプのヘッドカバーあるが 使用クラブ別に どのような種類の製品がよく使われるのかを 一覧表に纏めたものが 以下のテーブルである。

  ドライバー用 FW/UT用 アイアン用 パター用
ニット
レザー/ビニール
ファブリック
ボア素材
動物・キャラクター ×
(注)○ 多い、◇ 少なくない、△ 少数派、× 殆どない

ニットさて、ゴルフクラブにヘッドカバーが付いてこなかった時代から良く使われていたのが ニット製のヘッドカバーだが ニット製品と一括りにしても 様々なものがある。その中でも、最も安価で 人気が高いのがアクリル、ナイロン、ポリエステルなど合繊の素材を機械編みしたもので、右の写真は そんな製品(3,000円以下)である。一方、少し高価なウール 100% やウール系混紡素材で作った 手編みのヘッドカバーも人気がある。ただし、市販されているものの多くは 1個 1万円以上もするような高価なものになる。手編みのヘッドカバーを使っている人の多くは 自作したか、家族で編み物が趣味という人などに作ってもらったようなものであることが多い。

レザーレザー、ビニール系のヘッドカバーは 購入した時に付いてくるヘッドカバーのタイプとして最も一般的なものだが、別売りで売られるヘッドカバーでもよく見かけるものである。右の写真のように、すべてがレザー、ビニール系の素材で作られているものも少なくないが、シャフトの保護を目的に シャフト/ネックの部分に ニットの筒状のカバーと組み合わさったデザインのものもよく見かける。高級なものは 適度な硬さと程好い手触り感のある合成皮革が良く用いられるが、安価なものは やや硬めのビニールっぽい素材を使ったものが目立つ。

ファブリック上のテーブルには ファブリックと表記したが、ヘッドカバーに使用されるファブリックは厚手の確り感のある素材であるのが普通で、ナイロン地など汚れ難く 耐久性を考慮したものが中心のようだ。ただ、この手のヘッドカバーは 比較的 マイノリティな製品だと言えよう。右の商品はカバンなどの素材としても使われるツイル織のナイロンのファブリック製で 色も何色から選べ 品のあるヘッドカバーとしてオススメ品だ。

ボア一方、ボア素材は(ファブリックの一種であるが)毛質の布地のことで、ぬいぐるみなどにも使わることが多く、モコモコ ふわふわ感がある素材で、ヘッドカバーの素材として良く使われるものである。レザー、ビニール系のヘッドカバー同様、ネックの部分に ニットを組み合わせたものも数多くみられる。また、右の写真のような アイアン用のヘッドカバーとしても良く用いられる素材である。

キャラクター動物やキャラクターのヘッドカバーは 右の写真のようなもので、前述のボア素材を使用しているものが殆どだ。比較的 かさ張るので ドライバー用に一つだけ入れる人が多いが、パター用やフェアウェイウッド用の製品も少なからず売られており、バッグに この手のヘッドカバーを 2個 3個と入れている人も珍しくない。親子のようなイメージで セット売りしている商品もある。

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ヘッドカバーの価格

ヘッドカバーは 単品として売られているものが多いが、2本、3本、場合によっては、それ以上の数のセットで販売されるいるものもある。セット売りの商品を利用する最大のメリットは 一本当たりの単価を低く抑えるという点ではなく、ヘッドカバーの色や形が統一できる点だと言える。因みに、前述したニットのヘッドカバーの説明で使用した写真の 3本セットは 税込 ¥8,260 と 1本あたりの単価にすれば ¥2,753 である。単品で売られているヘッドカバーの多くが ¥2,000、¥3,000台のものが多いことを考えると そうしたことが言えるはずだ。いずれにしても、よく売れている 3本セットの価格は ¥7,000、¥8,000台に集中している。

一方、所謂 ブランドもの 例えば PEARLY GATES のようなものはやや値段が張るがそれでも 1個 1万円を超えるものは そう多くはない。動物、キャラクターのヘッドカバーも 同様に 1万円を超えるものは珍しく、¥5,000 以下の価格帯の商品が多い。オーダーメイドの手編みのヘッドカバーとなると 1万円を超えるものが少なくないが、以上が普通に売られているヘッドカバーの価格帯と言うことである。編み物が得意な女性ゴルファー中には 手編みで ユニークなヘッドカバーを自作してしまう人も居るだろうが、上手に編めているヘッドカバーは ゴルフ場でも存在感を発揮することだろう。

その他

シンプルな手編みのヘッドカバーに好みのワッペンやキャラクターのアクセサリーなどを付けるという方法で、自分だけのオリジナルのヘッドカバーを揃えるという方法もある。ただし、ワッペンや キャラクターのアクセサリーなどを付ける場合は ヘッドカバー自体のデザインを ゴテゴテしていないものを選ぶのがポイントだ。ワッペンやアクセサリーは小さなワンポイントでも良いし、比較的大きなバッジやエンブレムを付けても良いだろう。

アイアン用 ヘッドカバーまた、あまり必要性を感じることのないアイアン用のヘッドカバーであるが、タイプとしては右 (A) のような ウェッジとアイアン・セットのヘッドの部分を一纏めにカバーするものと (B) のような個々のアイアンのヘッドにするものとがあるが、使用するのであれば 前者 (A) がオススメだ。勿論、アイアン用 ヘッドカバーは キャディーバッグをカートに積む時には 外しておくべきものである。中には B タイプのヘッドカバーをしたままの状態で キャディーバッグをカートに積んでプレーをしている人も居るようだが、スロープレーの原因になるので そのようなことはしないよう注意して欲しい。なお、ベテラン・ゴルファーで B タイプのヘッドカバーを使用する人は 極めて稀である。

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