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損をしない ゴルフ思考法

Introduction

発想の転換嫌な予感がした。そんな時に 失敗した経験は 誰にでもあるはず。また、スイングの修正をしてやろうと思ったが 思い通りに行かないどころか さらに 悪い結果になったというような経験もあるだろう。ボールを思い切り飛ばそうと思った時、また、ボールを曲げまいという気持ちでスイングした時に 予想や期待に反し 酷い結果になった。そうしたことが ゴルフでは 驚くほど良く起きるものだ。

失敗の原因を作っている自分

ボールを飛ばそうと思えば 普段以上に力が入って 体のバランスを崩したり クラブが好ましいスイングプレーンの軌道から外れ 正しいタイミングで クラブヘッドをリリース出来ないなどの結果になり易い。また、OB ラインが近かったり フェアウェーが狭いホールなどで 曲げないようにと思えば クラブフェースをスクウェアーにキープしようなどと考えれば 体の回転が止まったり 手打ちになり兼ねず 左にチーピンフックを打ったり ブロックして 右に大きくプッシュアウトしたりもする。

つまり、飛ばそうとか 曲げまいといった思考や発想をボールを打つ直前に持つことが失敗の原因を作っている訳だ。そうした人は 自分のプレースタイルと ゴルフをしている時の思考法について色々と考え 研究をすることで 失敗の原因を作っている自分の思考パターンを排除し 損をしない ゴルフ思考法を身に付ける必要がある。ここでは その具体的な方法とアイデアについて解説する。

ルール・オブ・サム

少し 話が脱線するようだが 英語の慣用句に ルール・オブ・サム (Rule of thumb) と言うフレーズがある。正確な法則や判断基準ではないが 広く 色々な状況下で利用できる経験則という意味の言葉である。例えば、部屋を借りる時に守るべき ルール・オブ・サムに 家賃は 月収の 1/3 以下の所にすべき と言うのがある。

実は、ゴルフは そのルール・オブ・サム的発想や判断が有効に機能することが多いゲームなのだ。例えば、アドレスに入った時に シックリ来なければ 仕切り直すとか、グリーンを外すと寄せが難しいホールでは ピンのポジションに係わらず 常に グリーンセンターを狙う と言ったことを 自分の守るべきルール・オブ・サムとして決めておく。そして、そのルール・オブ・サムに従ったプレースタイルを常に貫けば ゴルフは 驚くほど簡単になるし 失敗は 激るのである。

色々な経験を基に 自分に最適なプレースタイルが どんなものかを考え、加えて、こんな時は こう考えるのが有効だ という思考に関する法則、つまり、ルール・オブ・サム的知恵を出来るだけ沢山身に付ける。そんな努力をすることで ミスを減らせる可能性は高くなるし ゴルフの楽しさも増して スコアの改善も期待できる。様々な場面で どんな考え方をするのが 自分にとって効果的か、そんな発想で ゴルフをして欲しい。

思考とパフォーマンスの関係

そこで、以下の順で 自分がゴルフをする時の思考や頭をよぎるイメージ そして その影響を受けたプレーの結果がどうなっているかを考え どうしたら望ましい思考の下に プレーが出来るのかを考えて欲しい。

① プレー中に起こり得る失敗の原因になるようなショットセレクションと思考やイメージ、また、成功につながる傾向の強い思考とイメージについて考えて見る。
② 特定な思考やイメージとネガティブ・ポジティブな結果に因果関係があると思われるようなケースを見つけ そこでの思考法の転換を試みる。出来るだけ 色々な自分の経験を思い出し、仮説を立てて検証してみる。
③ 思考法やイメージの転換とパフォーマンスの因果関係の理解に努め 失敗の原因を出来る限り排除し 成功に寄与できるものは 積極的に取り入れる。
④ 自分の有効な思考法を構築し それを 常に進化させるよう努力する。ポジティブな結果を生むと思えるイメージの利用法、例えば、有効なイメージの収納庫のようなものを作って 有効利用に努める。画像だけでなく 音(音楽や効果音)なども含め 五感の活用も。

ゴルフの思考、発想には様々なものがある。前述のように 飛ばす 飛ばさないとか、曲げる 曲げないのように どんな結果を望むのか また 望まないのかといった思考もプレーに影響を及ぼすものであるが 体の動かし方に関する思考も多大な影響を及ぼすことがある。ゴルフスイングのように微妙な体の動き、バランス、タイミングが結果に大きな影響を及ぼす動作をする場合は 体を動かそうとする時 もしくは その直前に何かを意識したり 考えても 上手く行かないことが多い。それどころか 多くの場合 一つのことを意識したことで 悪い結果を招いてしまうことが少なくない。それは 体の動きを意識で コントロールしようとすると 体全体の動きの調和が乱れてしまうからで OB を出す時などの典型的な思考と行動のパターンだと言える。

例えば、もう少しゆっくりクラブを振ろうといったスピード、テンポ、リズムに関する思考。また、肩の力を抜こうといった力の入れ方、また、体重を乗せようとかバランスを崩さないようになどといった 体重やバランスに関する思考。さらに、手やボールを何処に置くかと言った姿勢や位置の問題。体やボールの回転、膝や腰の曲げ伸ばし、インサイドやアウトサイドといった概念、アップライト・フラットなスイングなど角度に関する思考 そして 小さく・コンパクトなバックスイングなど 距離や物の大小に関して考えることもあるだろう。

ポジティブなイメージの引き出し次のショットで 例えば 肩を確り回そうといった 自分がやるべきことを考え 意識することは 悪くないが そのままの状態でショットに臨めば 失敗する可能性は 高くなる。しかし、そんな時に その考えをイメージ化し 言葉になった意識を 一度 排除してしまい その後に 自分がやるべきことを反映した鮮明なイメージを作り上げてから 無心な状態になって イメージ通り ショットをすることに集中するのである。予め ラウンド中に使える ポジティブな自分の経験や好ましい動きを反映した動画などのイメージを収納庫に入れて置くような形で それを使ってみる。同じような状況で成功した自分のパットの記憶とか 好きなゴルファーのスイング動画などで良いのだが そうした準備を予めしておけば 悪い結果を招くような 損な思考パターンを上手く回避することが出来るだろう。

視点を変えろ

一方、物事の見方、考え方には 同じように思えても そうでないこともある。例えば、パットを外さないようにすることと パットを入れようとすることは 同じことのように思えるが 違った結果を生み易い。つまり、同じことをどう考えるか また 同じものをどう見るか ということも 研究して見る価値があるだろう。また、パットの時に 自分が過去に入れたパットのシーンを思い出す という 成功のイメージを使う(失敗した時のことは 極力 思い出さないようにする)のも 一つの思考法のテクニックである。前のホールでパットを外した時などは どうすべきか。良く考えて見る必要があるはずだ。

体をどのように動かして クラブをどのように振れば良いのかという観点からの練習も必要であるが 普段から 体と脳 そして 心のバランスを取る訓練も 忘れてならない。どんな状況下でも 損をしない ロジカルな対応が出来る プレースタイルとスマートなゴルフ思考法の構築を この機会に研究してみては 如何だろうか。

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