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チャンスを生かす ゴルフの極意

このページのコンテンツ
• はじめに
• 幸運と不運
• 不運の中に潜む幸運の種
• セレンディピティー
• ゴルフ上達とセレンディピティー
• チャンスを生かす 極意
• 商品リンク(用品、メーカー別)

はじめに


チャンス英語の名言に Chance favors the prepared mind. というのがある。運や不運は 誰にも ほとんど同じように やって来るが 心構え (prepared mind) 一つで その結果には 差が出るという意味だ。多少 拡大解釈になるかも知れぬが 普段から努めて 偶発的にやってくる 運や不運 そして その種になり得る出来事に 備えていれば 望ましい結果が待っているという意味にも取れる。

幸運と不運


ゴルフでは 運や不運に 左右されたと思われる出来事が良く起きる。フェアウェイなのに ライが悪かったり、ボールが思わぬところで 変な方向に キックしたり、一本だけある木がプレーの妨げになるなど、運が悪いと思われることは しばしば起きる。一方、OBと思われたボールが木に当たって フェアウェイに出たり、打ち損じたと思ったパットが予期せぬ曲がり方をして入ってしまうこともある。しかしながら、そんな幸運や不運に どうに向きあって プレーすべきかを真剣に考えたことがある人は あまり居ないだろう。

例えば、一緒に プレーしている人は 運が良いのに 自分は どうも運が悪いといった具合に考えたことはないだろうか。しかし、確率論的には 誰にも そして どのショットにも 同じように運の要素は 影響を与える訳で 良い目が出るか 悪い目が出るかは 偶発的な出来事のはずだ。従って、そうした偶然に影響を受けることが 必然なのだから 偶然に備えることは 出来ないと考えるのではなく、偶然が起きるという必然に備えるという考え方することで 結果は 変わる。そう考えるべきでは ないだろうか。以下の動画は "Unlucky Golf Shots of 2015" という タイトルの動画であるが まずは これを見て欲しい。


不運の中に潜む幸運の種


セレンディピティー上の動画の最後のショット (by Dustin Johnson) は 極めて 運が悪いケースだろうが 動画のショットの多くは 幸運なショットになるには 少しだけ 運が足りなかった という程度のもの。それを 自分には 運がなかったなどと思っていたのでは ネガティブな 発想で ゴルフをし続けることになってしまうだろう。逆に、タップ インで バーティーや パーが 取れたのだから ラッキーと思えば ポジティブな 発想で ゴルフが 出来るのに。自分は 運が良いと思うか、逆に、悪いと思うかによって ゴルフの発想や ムードは 全く違ったものになると言うことである。

また、どんな不運と思われる出来事にも 幸運の要素は 含まれているし また 運が良かったと思われる幸運な出来事には 逆に 不運の要素も含まれているのだ。運が悪いと思われる状況でも そこに残された幸運の部分に目を向け それを生かして 好結果につなげると言う考え方も出来るはずで それが出来るようになると ゴルフのラウンドは 常に チャンスの連続になり 前向きな思考と姿勢で取り組むことが出来るようになって 良い結果の出る確率が高くなるものだ。我々が経験するものは ある意味 全て 偶然 起きる出来事である。人生も ゴルフも その偶然とどう向き合うかだ。チャンスを 生かすも 殺すも 自分次第と言うこと。そして、不運と思われる状況や逆境にこそ 本当のチャンスが隠されている可能性が高いのである。不運な状況を 楽しみに ゴルフをしたら もしかして 不運は やって来ないかも知れないが。

上述のような考え方の応用は ラウンド中のプレーに限ったことではない。ゴルフを学ぶ時に 幾らやっても上手く行かないレッスンもあれば(たまたま)驚くほど 上手く行ったというようなこともあるだろう。しかし、上手く行かないレッスンを 簡単に 駄目と決め付けるのではなく 何故 自分の場合は 上手く行かないのだろうと考えて見ることで すぐに上手く行ったレッスンより 得るものが大きなレッスンになる可能性もある。

セレンディピティー


セレンディピティー (serendipity) という言葉を ご存知だろうか。ゴルフ用語ではないが ゴルフの上達に関係ある概念だ。この言葉は 翻訳することが最も難しい言葉の一つと言われる位で その意味を 正確には 説明し難いものだが 敢えて 短い言葉で説明すると「偶然に価値ある発見をする能力 または そうした発見をすること」という意味だ。英々辞典には The faculty (or fact of occurrence) of making fortunate discoveries by accident. などと説明されている。

木から落ちるリンゴ科学の発展に貢献した 多くの偉大な発明や新たな発見は セレンディピティー的 (>serendipitous) な要素を多く含んでいると良く言われる。この世の中に 単なる偶然だけによる発見などないと言えるが、逆に、そうした要素に縁のない発見や発明は 極めて少ないはずだ。何か新しいことを発見するプロセスには アッと思うような 偶発的な出来事が含まれているものである。アイザック・ニュートンが 偶然 木から落ちるリンゴを見て 万有引力を思いついた という有名な話があるが それは 以後に 彼を知る人が ニュートンが 如何に 日常に起きることに関心を持ち そこから様々な発見や理論の構築への着想を得ていたか という 彼の賢さを表す例として言い伝えた話しである。発見が偶然だったのではなく 当に ニュートンのセレンディピティーを言い表した話なのだ。偶然 落ちたリンゴに ヒントを得た発見であったが 発見は 偶然 起きた訳ではない。prepared mind が そこにはあったはずだ。

ゴルフ上達とセレンディピティー


以上のように セレンディピティーには 偶然の要素がある訳だが 偶然のチャンスや発見は 往々にして無駄に見過ごされ兼ねない。科学の世界では 勿論のこと ゴルフの上達においても 常に 偶然の発見や ヒラメキを 価値ある結果に導く 工夫と努力がなされなければ 良い結果は 望めない。同時に、そうした偶然に遭遇する様々な努力を 常に 惜しまないことが重要なことも 忘れてはならない。

ゴルフの上達は 練習や ラウンド中 場合によっては ゴルフをしていなくとも ゴルフのことを考えている時に気が付く ある意味 新たな偶然の発見 そして それらの発見から どのように 体を動かして どんな風に クラブを振れば良いのかを見つけ出して行くプロセスなくしては 望めないものである。つまり、常に 偶発的な発見や ヒラメキを大切にし 好奇心を持って 色々なことに チャレンジし セレンディピティーを大切にすることが重要なのである。

チャンスを生かす 極意


基本的なことから 高等テクニックまで どんなことを学ぶにせよ 当たり前と思われることでも何故なのかという疑問を持ったり、もし こうしたら どうなるのか といった実験をして見ることなども 決して 無駄にはならないはず。ただ ゴルフの教本で読んだり、レッスンで教えられたとおりにクラブを振るだけではなく、何故 そうするのかを考えて そこから さらに何かを 発見したり 学んだりしようとする姿勢が大切なのだ。

ゴルフの本に書いてあること、上手な人が教えてくれることには 必然性のあるものが多い。つまり、こうすれば 必ずそうなる といったもので 結果が 因果関係に支配される理論や法則である。しかし、何の因果関係もなく 予期しない出来事が起きること、つまり、偶然(たまたま)気付くことや 感じ取った感覚などを大切にする工夫が ゴルフでは 極めて大切なのだということを 十分に 認識欲しい。チャンスは 思わぬところ(例えば、不運と思われるような出来事)に潜んでいると言うこと、そして、偶然に備える心構え (prepared mind) が大切なことを 忘れずに ゴルフも 普段の生活も チャレンジすべきなのである。そして、それこそが チャンスを生かす 極意と言うものだ。

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