ゴルフスコア管理のススメ
♦ データ入力とアプリ
スコア管理をするには 当然ながら ラウンド中に必要なデータを残す必要がある。そして、それには (1) スマホ・アプリで プレー中に直接入力する方法 (2) スコアカードに 手書きで 記録を残し 後で スマホか PC から入力する方法とがある。最近のスマホアプリで スコアを入力するのは 簡単で分かりやすくなっているし 各種 分析用データをその場で入力できるというメリットもあるが、スマホをラウンド中に操作する行為が 集中を妨げる原因になると感じる人は アプリへのスコア入力は ラウンド後か ラウンド中の長い待ち時間などを利用して まとめて行った方が良いかも知れない。
こうしたスコア管理アプリを利用して ラウンド中のスコアを記録しておけば 後で スコア入力を別途しなくても良いので、ラウンド中にスマホを使うことに抵抗のない人には そうしたツールをラウンド時に使用してスコア入力することがオススメだ。その場合は、ホール・バイ・ホールのスコアに加え、1)フェアウェイ・キープ、2) パット数、3) バンカーからのセーブ、4)ペナルティなどのデータも入力することになるが、そうしておけば 後で自動的に様々な分析結果、即ち、自分のプレーの傾向や強み・弱みなどが分かるようになる訳だ。
♦ データの価値と利用法
システムにデータを入力することで分析できるのは 以下のテーブルにも示しているような、平均パット数、フェアウェイ・キープ率、パーオン率のような 自分の本当の実力を示してくれるデータと各種スタットである。それをチェックし 分析することで 自分の傾向、強みや弱みなどが分かるから 取り組むべき課題も 明確になってくるはずで、地道に努力をして 上達したいと思っている人にとって こうしたスコア管理は 極めて 有意義なものである。また、こうしたスコアのデータ入力をすれば 公式のものとは言えないが 同時に ハンデキャップも出る。
スコア管理 | 平均スコア 平均パット数 フェアウェイ キープ率 左右へのバラつきの傾向 パーオン率 サンド セーブ率 + 更なる詳細分析も |
ハンディキャップ |
例えば、パット数の多い人は ショートゲーム(アプローチとパット)の練習を増やすべきだし、フェアウェイキープ率が低い人や OB 発生率が高い人は ティーショットを曲げないために何をすべきかを考える必要があるだろう。そうしたことは分析結果を見れば、一目瞭然である。
また、こうしたスコア管理をすれば、自分の本当の実力(ハンデキャップ)がどの位かということも自然と分かるようになる。自分のハンデを認識していない人にとっては 自分の実力が予想以上に良いことに気付く可能性も低くないだろう。(» ハンデの基礎知識)有料のサービスになるが JGA の公式ハンデを取得することも出来る。