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インサイドゴルフ|イメージ作り

Introduction
イメージリー (Imagery) は イメージを通じて脳や体に情報を伝達するテクニックだが、同時に 不安を取り除いたり、自信を深めたりするためにも 使えるテクニックである。スイングのイメージと打ったボールが狙い通りに飛んでいくイメージを作ってショットに臨めば、自然と不安は解消されて行くものだ。不安が過ぎったら ポジティブなイメージを作って そのイメージ通り打つことに集中することだ。ここでは、そうしたイメージ作りのテクニックの トレーニング方法を 紹介しよう。

イメージと五感

まず、目の前のレモンを今あなたが包丁で輪切りにし、その一切れを口の中に入れることを想像してみよう。すっぱいレモンの味が、口の中一杯に広がった時のつばの出るような反応があったら、もう、あなたはイメージリーのテクニックの効果を実感出来ていることになる。どれだけ集中できたかが 結果につながるものだが、本当に集中してイメージ出来た時は、口の中に唾があふれ出てくるはずである。集中力が全てだが、訓練することによって 集中力を高めることができるので、ちょっとした時間を生かして 練習して見よう。例えば、パットをしてボールがホールに吸い込まれるように入るイメージを作って見よう。その時に ボールが入った時の音までイメージすれば、そのイメージはより強いインパクトをもたらすというようなこともある。つまり、イメージリーは画像だけでなく、音や匂いなど、五感のすべてでその効果を発揮するものなのだ。だから、ドライバーショットを打った時の音やボールがホールに入った時の音などをイメージに入れることによって、そのイメージのインパクトを強めることが出来ると言うことになる。一度、パターをする時に前述のようなイメージを作り、それに音を入れるなどして、よりリアリスティックなイメージを作ることに最大限集中すると言うことを試してみよう。きっと、ポジティブな結果につながるはずである。

自分の考えのイメージ化

肩を回そうとか、スイングプレーンを意識するなどと言った スイングのメカニクスを言葉にして脳と体に言い聞かせようとすれば 失敗してしまう可能性は高くなるはずだ。そうした考えはスイングに悪影響を与える雑念的な役割を果たしてしまうからだ。それが、その時点で自分に出来ていないメカニクスであったり、前のショットの失敗の原因になった動きであったとしても、そのことを言葉にして考えて行動に移そうとした時点で より大切な ショット全体の感覚を無視する結果になってしまうからだ。まずは、ショット全体の感覚を大切にする中で、何をすべきかという 自分の考えをイメージの中に入れ込んで行く という イメージリーのテクニックを使った より高度な対応の仕方を 学ぶことで 結果を出すことの出来るゴルファーになれる可能性は飛躍的に向上するだろう。

イメージリーのテクニック研究

いずれにしても、自分の考えをイメージの中に入れ込んで行く という イメージリーのテクニックはゲームに集中し、不安や雑念を排除するテクニックとしても 極めて有効な手段であるから 是非 時間をかけて ジックリ研究して下さい。なお、このテクニックの効果はどれだけ真剣に、そして、どこまで集中出来たかで決まってくると言っても過言ではないので、そうしたことを踏まえて その研究には(真剣な気持ちで)取り組んで欲しいものである。

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