ゴルフ用 帽子、キャップ、ハットの選び方
♦ 機能と使用法
ご存知とも思うが、帽子には 直射日光から体を守り、眩しさを 軽減させるなどの機能があり、夏は 熱中症の予防、冬は 防寒の役割も果たす。飛んでくる ゴルフボールが頭にぶつかった時の衝撃を 多少なりとも 和らげてくれるプロテクション機能もある。また、ツバのあるキャップやバイザーは 磁石式のマーカーを付けておくという目的でも使用できるなど、その利用価値の高いもので、特に 理由がなければ 必ず 着用して欲しいアイテムである。
一方、マナーの観点からは クラブハウス内では 基本的に 脱帽。特に、飲食をする部屋に入る時は それを 守って欲しい。また、ゴルフ場では キャップのツバを 後ろ向き、野球のキャッチャーのように被るのも マナー違反で クラブによっては ドレスコードで そうした着用を禁止していることもある。マナーを守らない人は それが当たり前の人達に 大変 不快な思いをさせてしまうことを お忘れなく。
♦ 種類と特徴
ゴルフでは 以下のような 様々なタイプの帽子が使用されるが、最も一般的なものは キャップ タイプ 1)、2) と サン バイザー 3)、4) である。キャップ タイプの 一ジャンルとして ワーク キャップ型 5) のようなデザインの帽子もある。キャップ タイプとバイザー タイプが良く利用される理由は その機能性にあると言えようが ゴルフらしいデザインとして 広く 受け入れられている面もあろう。なお。レディース (L) のキャップや バイザーは メンズの商品以上に バリエーションが豊富であるが、2) のような 日焼け防止のための大きなツバの付いた商品も 少なくない。また、ハット・タイプ 6) も ゴルフ場では 比較的 良く目にするものだが、キャップのように ツバに マーカーを付けることが出来ないのは デメリットと言えよう。加えて、ハンチング 7)、また、冬は ニット帽 8)、雨の日には レイン用の帽子 9)、10) など多種多様な商品がある。
1) M キャップ | 2) L キャップ | 3) M バイザー | 4) L バイザー | 5) ワーク キャップ |
6) ハット | 7) ハンチング | 8) ニット帽 | 9) 雨用 キャップ | 10) 雨用 ハット |
ゴルファーらしさ という観点からは ゴルフ用具メーカーのロゴの入ったキャップやバイザーが最も 良く着用されているが、ちょっと 雰囲気を変えた お洒落をしてみたいという人には ハットやハンチングのような選択肢もある。また、雨用ハットには 軽くて 場所を取らないものもあるので そうしたものをバッグの中に 突っ込んでおけば それが必要になった時に 重宝するアイテムである。同様に、冬は ニット帽をバッグの中に 入れておいても良いだろう。価格的には 3,000円前後のものが 最も売れているようだが セール品には 1,000円台の商品から お洒落なものでは 10,000円以上の商品まで 幅広い価格帯に 様々な商品がある。
♦ サイズ・大きさの調整
最後に サイズであるが、通常、帽子を 確りかぶった時に 帽子と 頭の間に 指が 2 ~ 3本入るくらいが適当なサイズだと言われている。普通、サイズは S M L で表示されるか、58 cm(標準)のように寸法で表示される。キャップやバイザーは そのデザインに 多少の差はあるが 右の写真のように 大きさを 調整できるデザインになっているので、頭の大きな人や小さな人も サイズを 気にする必要はないが、ハットなど調整できないデザインの帽子を ネットで購入する場合は サイズを指定して購入することになる。8割方の人は 標準サイズの 58cm (L) で フィットするようだが、自分のサイズが どうか、一度 確認しておくと良いだろう。