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キャディバッグの選び方

Introduction
キャディバッグ
ゴルフクラブ、ボール、それに ティーペッグなどの各種アクセサリー、 雨具などを入れて持ち運ぶのが キャディバッグだ。写真右のように カート タイプとスタンド タイプに 大別できるが 大きさ、重さ、素材、機能性などにおいて 様々な商品が出回っている。どんな使い方をするか また 何が大切なのかによって 選択すべき バッグは 異なるだろうが、キャディバッグ選びに役立つ各種情報を ここでは 提供する。

チェック項目 リスト

大切な ゴルフクラブを入れて運ぶバッグだから 当然 粗末なものは 選びたくない。しかし、あまり 大枚を払わなくとも ある意味 十分な品質を確保できるのが キャディバッグだから 予算に余裕のない人は こうしたもので 節約をすべきである。ただ、高価な買い物でないからと言って いい加減な 買い方をすると 失敗するので 要注意だ。どんな買い物にも言えることだが まずは 自分のニーズを良く確認すること。そして、そのニーズに合った 買い物ができるよう チェック・ポイントを抑えることである。以下の 1) から 10) は そのチェックポイントだが、それぞれの項目について まずは その選択肢と注意事項を見て欲しい。

項目 選択肢 / 注意事項
1) タイプ カート タイプ、または、スタンド タイプ
2) 重さ 2.5 ~ 5 kg が標準的(超軽量は 2 kg 以下、5 kg 以上は重い)
3) 太さ バッグ口径 8 ~ 9.5 インチが標準的(超小型は 6 ~ 6.5 インチ)
4) 対応長さ 47 (46 ~ 48) インチが標準的
5) 分割口枠 4/5/6/7/8/14 分割 など(素材にも 注目)
6) 主要素材 合成皮革、エナメル、ナイロン、ポリエステル、など
7) ポケット 数、場所、形、収容能力などに注目
8) フード クラブを保護する能力に注目
9) 価格 10,000 ~ 30,000 円が標準的(10,000円未満で 良質なものも)
10) その他 カラー、デザイン、ストラップ、ブランド

バッグのタイプ、重さ、大きさ

日本で 最も良く使われているキャディバッグは カートタイプのものだが バッグを担いで回ることのある人は 当然 スタンドタイプにすべきである。ただ、バッグを担がない人にとっても スタンドタイプのメリットは 少なくない。一般的に スタンド式 バッグは 軽量で持ち運びが楽なこと、そして、練習の時に そのスタンド機能が重宝することなどである。(スタンド式 キャディバッグ選びのポイントについては ページ最後の解説も 参照下さい。)

大きめで重くて確りした作りの 所謂 プロモデルのバッグが 好みの人も居ようが、色々なことを考えると 軽量で必要以上にサイズの大きくないものの方が実用性は高い。例えば、キャディバッグが大き過ぎて トランクに 3 セット入れたいのに 2 セットしか入らないと言うことは 良くある話だ。バッグの大きさについては 口径サイズだけでなく(ポケット数とサイズ、位置に影響される)バッグ中央部分の太さについても考慮すべきである。なお、標準的なドライバーであれば 対応長さは 46 インチあれば 十分だが 47インチ対応を買っておけば 安心。

旅行先でのラウンドまた、電車ゴルフの時に クラブを手持ちで持参したい人は 軽くて小さいキャディバッグが必須である。さらに、海外旅行用に使うことを考えた時なども 多くの航空会社がエコノミークラスの料金内で預けられる荷物の個数 (2個までが普通で 1個の場合も)と重さ (20kg とか 50lb など) などと制限しているから 2.5 kg 以下で 太さは 8インチ以下の小型軽量バッグが良いだろう。10 ~ 12本程度のクラブなら 6 ~ 6.5 インチ、2kg 前後の超小型軽量バッグでも何とか入るし 旅行中に 少し ゴルフをしたいと言う ゴルフが主目的でない旅行なら そんなセッティングも考えてみる価値があろう。» 超小型 旅行用バッグ サンプル|極小のキャディバッグで クラブの本数を 10本以下に抑えれば、トラベルカバーの形と大きさにも依るが 2 セットを 1つに纏めることも可能だ。夫婦で海外旅行のようなケースには 是非 検討して欲しいアイデアである。クラブを持参すれば ちょっと目に入ったゴルフ場に立ち寄って バッグを担いで 二人でラウンドなんて お洒落な旅も可能になる。 » トラベルカバー サンプル

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バッグの機能と使い方

分割口枠まず、分割口枠は 4分割、5分割(写真右参照)という 比較的 大きな枠で 口数の少ないものから 14分割まで 様々なものがある。ただし、14分割までになると クラブをバッグに戻すのに時間が掛かるので プレーファーストが課題になる人は 避けた方が良いだろう。また、分割枠が下まで分かれているものと そうでないものがあるが、口径が大きなバッグでは 下までセパレートされているタイプの方が便利だろう。なお、右の写真のように 口枠に確り感のあるクッション素材によるシャフト保護の配慮がなされているデザインのものがオススメだ。また、特に 理由がなければ クラブの出し入れに便利な 5~7分割程度のものをオススメしたい。

主要部の素材は カートタイプでは 合成皮革(PU)や エナメル(PVC)のものが多い。比較的 値段の高いスタンドタイプに ポリウレタン (PU) を使用したものもあるが、スタンド式の多くは 軽量にするために ナイロンや ポリエステル製が多い。なお、エナメル系のバッグは 所謂 プロモデルをはじめ、全般的に大きく、重いものが多いので 実用性の面から オススメとは言い難い。中には 合成皮革使用の軽量高級キャディバッグもあるが バッグで お洒落をという人には 実用性も高いので オススメだ。

ポケットの数は多く、収容能力が高い方が良いという考え方が一般的であるが、それは その必要性がある人にとって言えることであって 必ずしも バッグの選択時に重要視しなければならないものではない。小型軽量に重点を置く場合は むしろ 多過ぎないものが良かろう。

アイアン用ヘッドカバーフード(ヘッド部をカバーするもの)は ほとんどのキャディバッグに付いて来るが、スタンドタイプには それがないものもあるので その必要性を感じる人は 購入時に良くチェックしよう。ナイロンや ポリエステルなど 薄手のカバーは クラブを保護する能力に多少欠けるだろうが、宅急便などで送る時は フードとクラブの間にタオルをつめるなどで 十分保護できるだろう。また、キャディバッグのタイプや 使い方によっては 写真のような アイアン用のヘッドカバーを利用すると良いだろう。

最後に ストラップだが、カートタイプでは シングル ストラップ、また、スタンドタイプでは 両肩に担いで歩くダブル ストラップのものが標準である。スタンドタイプで シングル ストラップを好む人は やや選択肢が狭まることになろう。

キャディーバッグの価格

価格的には ¥5,000 ~ ¥50,000 のレンジに入るものが市販品の中心だが 最も 売れているのは ¥7,500 ~ ¥30,000 の価格帯の製品である。非常に 廉価なものは別にしても、低価格だから 機能的に 不十分と言うことは キャディバッグにおいては 殆どないと言って良いだろう。つまり、比較的 高級なものは ルックスや質感という面が違うだけと言うことで、費用対効果という観点からすれば ¥7,500 ~ ¥20,000 のレンジのキャディバッグが オススメだ。以下のボックス内の価格帯・リンクを クリックすれば 実際の市販品にどのようなキャディバッグがあるかを チェック出来るので ご利用下さい。なお、高級ブランド品には 極めて 高価な ¥50,000 以上のものもあるが、そうしたものは 本ページの情報提供の範囲外の製品と言うことになるので ご了承ください。また、リーズナブルの価格の商品をお探しの方は こちらも参考に。

価格帯別に キャディバッグを チェックしてみよう。

スタンドタイプ 補足説明

スタンド式の製品を バッグを担いでのラウンドを 念頭に 購入する人は 上述のポイントに加えて (a) スタンドのデザイン(方式)、(b) バッグ底のデザイン(自立性やスタンドとの関係)、(c) ストラップの使い易さ などに注目し、自分のニーズに対しての総合的な価値を評価する必要がある。

スタンド式キャディバッグ
コンパクトで軽量なスタンド式キャディーバッグの例

バッグのスタンドは 2本の足と それを半自動的にバッグの上げ下げに応じて開閉させるためのシステム(バー金具や紐のようなもの)から出来ている。写真上のように スタンド全体が外付けになっているものが多いが 開閉のためのシステムが 内部にしまい込まれている(中筒タイプ)のものもある。この開閉がスムースに行えて 壊れ難いものが好ましいが、その良し悪しについては 実際に使ってみないと分からないのが難点だ。ネットで 商品を買って使った人のコメントなどを参考にすると良いだろう。

また、バッグの底に前述のスタンドシステムの一部が組み込まれるが バッグによっては スタンドを開かないと安定した形でバッグを置けないデザインで バッグ自体の自立性がないものもある。そうしたバッグでは 部屋や収納場所に収まり難いと感じる人は その点にも注意する必要があろう。

最後に、バッグを担いでラウンドする人にとっては ストラップの使い勝手が担ぎ易いかどうかに大きく影響する訳だから その作りにも着目する必要がある。ダブルストラップのものが多いが その形状(幅、厚みなど)や クッション性にも注意しよう。片方の肩で担ぐ シングルストラップの方が使い易いと感じる人も居るだろうが(ただし、使い慣れると考え方が変わる可能性がある)両肩に担ぐ ダブルストラップタイプが 最近は 圧倒的に多くなっているのが現状だ。

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