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ゴルフシューズ|選び方とケアの仕方

Introduction
人気のゴルフ シューズゴルフ シューズと 一言にいっても様々なものがある。靴底のデザインのバリエーションも多いし トラディショナルなデザインとは かけ離れたシューズ、また、ダイヤル式 締め付け装置の付いた靴も少なくない。ご存知のように、ゴルフ シューズは 靴底にプレー時に滑らないようにデザインされた スパイクが付いているが スパイクレスと称し スパイクの代わりに イボイボ状の突起だけが付いた 靴底のシューズもある。また、一方では 大きくて 複雑な形状のスパイクが幾つも付いている靴もあるなど、ベテラン ゴルファーでも シューズを購入しようと思った時に どんな基準で 選ぶべきか良く分からない と感じている人も多いはずだ。

チェック項目 リスト

ゴルフ シューズも 他の靴を選ぶ時の基準 同様 デザインだけでなく、履き心地や 機能性が重視されるべきものである。高価なものは 必ずしも必要ないが、ゴルフ場で 一日中 着用するものだから 一定の品質を確保することは 極めて 重要である。その価格は ピン・キリだが 極めて低価格なものは デザイン、履き心地、機能性など、全てにおいて 低品質の商品だと考えるべきで 避けた方が 賢明だろう。いずれにせよ、様々な ゴルファーが それぞれのニーズに合った 買い物をする上で 参考にできるよう 以下の 1) ~ 10) のチェック・ポイントを リストアップしたので まずは その選択肢と 注意事項を見て欲しい。

項目 選択肢 / 注意事項
1) スタイル 革靴 / アスレチック シューズ / ストリート シューズ・タイプ
2) スパイク スパイク or スパイクレス(どちらも 様々なタイプのものあり)
3) ソール 硬め、柔らかめ、重め、軽め(スパイクとの総合デザインに 注目)
4) インソール 取り外しの可否( 偏平足、外反母趾などの人は チェック)
5) 総重量 300g~700g/片足、革靴タイプは 550~600g と 少し重めが中心
6) 防水性 人工皮革自体の防水性、内部の防水(透湿)機能に注目
7) 調整機能 締め付け調整機能(ダイヤル式が主流)の有無
8) その他 サイズ(幅)、カラー、耐久性、合成 / 天然皮革など
9) 価格 5,000~30,000 円が標準的(10,000円前後が売れ筋)
10) ブランド フットジョイ、アディダス、ナイキ、ミズノ、ブリヂストン、キャロウェイ、テーラーメイド、ecco 他(ページ下 商品リスト参照)

ところで、メタルスパイクの靴を持っている人は 流石に 居なくなったので メタル・スパイクの使用について言及する ゴルフ場は 目にしないと思うが どのゴルフ場も グリーン保護の観点から メタルスパイクの靴の使用は 禁止しているのが普通である。

楽天市場|ゴルフシューズ

幅広い 選択肢

ゴルフ・シューズのタイプゴルフ シューズを履かずに プレーをすると 足元が滑って スイングに影響するばかりか 怪我をするリスクも高くなるので その着用を義務付けている ゴルフ場も多い。靴底のデザインに関しては 右のような ソフトスパイクと スパイクレス タイプに 大別されるが それぞれのタイプに 様々なバリエーションがあり そのグリップ性能や耐久性は どのモデルを選ぶかによって かなりの違いがある。近年、市販されている ゴルフ シューズのスパイクは プラスチック製だが メタル・スパイクだった時代の名残で ソフトスパイクという言葉が 今でも 使われる。

ストリート・シューズ・スタイル一方、見た目という観点からは 大きく 革靴タイプ、アスレチック シューズ タイプ、ストリート シューズ タイプに分類できる。革靴タイプのものは 昔からのデザインを踏襲した商品が多いが、後述するダイヤル式 締め付け装置が付いたものが多くなった。他方、ストリート シューズ タイプの靴の多くは 年配のゴルファーから見れば ゴルフ シューズとは思えないようなデザインのもので 街中で履いても 違和感のないシューズである。いずれにしても、ゴルフ シューズは デザインの多様化によって その選択肢が 一昔前に比べると 倍増した観がある。

ゴルフシューズの機能性

外観と価格だけを見て ゴルフ シューズを購入している人も少なからず居ると思うが、ゴルフ シューズ選びで大切なことは (a) ゴルフ スイングのし易さ、(b) グリップ性能、(c) フィット感、歩き易さ、疲れ難さ、(d) 防水性と通気性、そして (e) 耐久性 である。

ソフトスパイク

ソールの比較
ゴルフ シューズで 最も大切な (a) の ゴルフ スイングのし易さは (b) の グリップ性能や (c) の フィット感などにも影響される。昔は 写真右の (2) のような ソフト・スパイクが中心であったが、最近は (1) や (3) のような爪型のスパイクが良く使われるようになり、加えて、ソールの形状も工夫されるようになって グリップ性能が 向上した。また、近年は スパイクレスで スニーカータイプのシューズの選択肢が増えたが、機能的には あまり評価できないものも少なくない。一般的に スニーカータイプのシューズは ソールが柔らかめで 軽く、400g / 片足 クラスの軽量モデルが多いが、ゴルフ シューズに求められる グリップ性能や確り感、防水性などの機能が 不十分な商品が多い。ただし、そうした機能の必要性を 然程 感じていない人には 経済的で オススメである。一方、スパイク タイプのシューズも 昔のゴルフ シューズに 比べれば かなり軽量なものが増えているが 中心は 550~600g / 片足のシューズで グリップ性能や確り感、防水性などの機能は スパイクレスのものより 製品間の格差は あるものの 優れているのが 普通である。

写真上の (A) スパイクレスの例のような ゴルフ シューズは 比較的 軽量だが、ゴルフ・スイングのし易さという観点から見ると 必ずしも 良いと言う訳ではなく、多少 重くとも (B) のスパイク タイプの靴が 安定性に優れると感じる人は 少なくないはずだ。靴の硬さや確り感も 安定性に影響するもので、確り感のないものは 仮に (c) のフィット感、歩き易さ、疲れ難さと言う観点から優れていても 総合的には ベストだとは言えないこともある。従って、(a) (b) と (c) に関しては 多少 相反する機能と言える面もあるから、そのバランスを考えて どのような シューズを選ぶべきかを 考えて欲しい。

Boaまた、最近の ゴルフ シューズには ミリ単位の締め付け調整がダイヤルで 簡単に 出来る「クロージャーシステム」と呼ばれるものが装着された商品もある。人気のシステムは Boa®クロージャーシステムで アディダス、フットジョイ、ナイキ、ミズノ 他 多くのシューズ メーカーが(ダイヤルの位置は 様々だが)採用している。靴のミリ単位の締め付けが一瞬にしてできるのがメリットだが、構造上、指先側と足首側を好みの力加減で締め付けることに多少の難があり、紐靴の方が 自分自身で締め付けたい所を調整でき 足と靴を一体化させ易いと感じる人も居るようだ。

なお、人によっては 偏平足、外反母趾などの問題を抱えている人も居るだろう。そうした人は 購入時に 挿入されているインソールを簡単に外して(場合によっては オーダーメイドの)自分専用のインソールが 容易に使用可能なタイプのシューズが良いだろう。

最後になったが、ゴルフ シューズを買う時は 防水性と通気(透湿)性にも配慮しよう。雨の日にプレーしたり、朝露の上を歩いたりすることが ゴルフでは 多い訳だから 優れた防水性は 重要な選択基準になるべきだ。靴の中が濡れてしまったのでは 気持ちが悪いだけでなく 足元を 安定させてスイングするのが難しくなるだろう。従って、多少 価格は高くなるだろうが ゴアテックス(ブーティー)のような防水性と通気性に優れた素材を使用したシューズが オススメだ。

シューズの価格

価格的には ¥5,000 ~ ¥30,000 のレンジに入るものが市販品の中心だが 最も 売れているのは ¥5,000 ~ ¥15,000 の価格帯の製品である。機能と費用対効果という観点からすれば ¥7,500 ~ ¥15,000 のレンジのゴルフ シューズが オススメだ。以下のボックス内の価格帯・リンクを クリックすれば 実際の市販品に どのような ゴルフ シューズがあるかを チェック出来るので ご利用下さい。なお、高級ブランド品には 極めて 高価な ¥50,000 以上のものもあるが、そうしたものは 本ページの情報提供の範囲外の製品と言うことになるので ご了承ください。

価格帯別(税抜)に ゴルフ シューズを チェックしてみよう。

シューズのケアの仕方

ゴルフ シューズのケアは 綺麗にして(ひどく濡れた場合は ある程度乾燥させて)から 木製のシュー トリーを入れて保管するのがベストである。ゴルフ場で プレーした後は エアーガンで 泥や汚れ、水などを まず取り、濡れタオルなどで さらに 汚れを取って、木製のシュー トリーを入れて ゴルフ シューズ ケースに入れてしまえば良いが、時々、靴墨を塗って油分を補給しておくと(特に 天然皮革の靴は)良いだろう。白いゴルフ シューズは 時々白い着色性の靴墨で手入れをすると、しわに入り込んだ 汚れが 目立たなくなり もの凄く綺麗になる。

スパイクまた、スパイクは 前述のように 樹脂製なので 劣化、磨耗するだけでなく、折れたり、場合によっては ネジが緩んで取れてしまうこともあり、ゴルフ シューズのグリップ性能は 使う度に 低下してしまう宿命がある。メーカーは 20 ~ 30ラウンドで 新しいものと交換することを推奨しているようだが、交換時には スパイクの規格があるので 要注意。(i) FTS、Tri-LOK、(ii) PINS、(iii) Q-FIT、Q-LOK、(iv) SLIM-LOK などが代表的なものだ。ただ、スパイクによっては 結構 高額なので そんなことも ゴルフ シューズ選びの基準の一つに すべきなのかも知れない。因みに、写真の PINS IG4 スパイクは 14個入り で ¥2,500 以上もする代物だ。ところで、古いスパイクを外すには 専用レンチがあるとベストだが 外れ難い場合は 靴底を 暫く水につけて置くなどの方法を試してみよう。

なお、木製のシュー トリーは 靴の型崩れを防ぐためだけではなく、湿気と匂いを吸い取る効果があり、毎回気持ち良く靴を履くことができるし、靴を長持ちさせる効用もあるので オススメである。また、白いゴルフ シューズの手入れには 無色の靴墨ではなく、白の着色性の靴墨が 絶対に オススメ だ。どちらも、案外 入手し難いので ここで オススメの商品を 紹介しておこう。

シュー・トリー
シューズ ケース
白の靴墨
フットジョイ Foot Joy
シュートリー

税込 ¥3,300
フットジョイ Foot Joy
シューズケース 各種

税込 ¥2,500 〜
靴用クリーム
白靴用・着色性(ビン)

税込 ¥972(送料別)
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