アリゾナ州、フェニックスのダウンタウンから 北西に 車で 1時間ほどドライブした砂漠の中にある 名匠 リース・ジョーンズ (Rees Jones) が設計した デザート・コースだ。練習場と 1番ホールのあるエリアが クラブハウスから遠く離れているのに まずは 驚かされる。また、この辺りのゴルフ場にしては珍しく、コース内に住宅が殆ど建てられていないし、ティーボックスからは 自分が プレーするホール以外のホールが殆ど視野に入らない贅沢なレイアウトで コースのクオリティーは 色々な意味で 高い。オープニング・ホールは ストレートで 比較的距離の短い パー 4 で、最初から 大きなトラブルに巻き込まれる可能性は低いだろうが、その後は 難易度の高いホールが続く。打ち下ろしの見晴らしの良い 美しいレイアウトのパー 3 は 印象に残るものばかりだが、簡単なホールはない。所謂 ローリング・ヒルのバレーに造られたコースだから アップダウンは 少なくないが、フラットなライからプレー出来ることが多く そうした意味では プレーし易い。ただ、ティーショットを 失敗すると OB やロストボールになる可能性が高いし、戦略的に配置されたバンカーも効いていて、距離も バック・ティーからは 7249 ヤードと十分で アスリーツ・ゴルファー向けのチャレンジングな コースだ。（写真撮影：2016/6/17)　 ゴルフ天国｜スコッツデール