ゴルフ用語辞典（C）

Country Club を C.C. または C/C と略すことが良くある。

カートを シェアーする 二人の ゴルファーが 同じようなところに 打つこと。

ゴルフ用語としては 二つの意味で使われる。一つ目は 鋳造アイアンのことを キャスト アイアンと言う使い方。cast の過去分詞は cast なので forged iron / cast iron となる。もう一つは フォワード スイングの早い段階で コックが解けて クラブが 早くリリースされてしまう動きを言う。もともと 軽いものを 投げると言う意味があるが フライ フィッシングで 擬餌鉤 (ぎじばり) を飛ばすことを fly casting と言い、その腕と手首の使い方に似た動作。ゴルフでは 避けたい 手と腕の使い方である。

ど真ん中という意味で パットを ホールのど真ん中から入れた時や ティーショットをフェアウェイのど真ん中に打った時の描写に 良く使われる言葉。

体と肩の回転が 上手く出来ないと フォロースルーから フィニッシュにかけて 右利きの場合 左ひじが ターゲットの方に張り出すような形になることがあるが それが 鶏の羽ばたきのように見えることから チキン ウィングと言う。アウトサイド インの スイングをする人に 良く見られる 好ましくない フォームの典型。

ダウンブローに クラブを打ち込んで ダフってしまうこと。

大事な場面や 人前で プレーする時などに それをプレッシャーに感じて 通常通り プレー出来ないこと。所謂、ビビってしまうこと。また、クラブを 短く持つことを choke up とか choke down と言うが どちらも 同じ意味。例えば、 Choke up on a golf grip for control などと言う。

ボールの手前に クラブが入って ダフると言う意味の動詞で 形容詞は Chuncky となる。

フェアウェイ並みに芝が短く刈られたという意味。旧ルールでは ルール上重要な意味を持つ言葉だった。例えば、自分のピッチマークにボールが入っている (plugged）場合、closely mowed lie でのみ 救済を受けられた。新ルールでも ローカルルールで closely mowed lie でのみの救済とすることはある。

関連リンク

ニアピンのことで K.P. と 略すことがある。何故か C.P. ではない

緊張する大事な場面という意味。プレッシャーに強い人を クラッチ プレーヤーなどと言い、重要な場面での パットを クラッチ パットなどと言う。因みに、車のクラッチも clutch と書く。

ボールが集まるエリアという意味だが グリーンの周りに すり鉢状になったエリアを作り そこの芝を短く刈り込めば その低い所に ボールは 集まることになる。近年 PGA ツアー競技が行われる ゴルフコースの多くには そうしたコレクション エリアのあるホールが しばしば 見られる。

この言葉には 営利本位のという意味があるが 勝つことに重点を置いた 安全な プレーを表現する時に使う言葉で、そうした観点から、トーナメントのリーダーが ラグ パットやレイアップ ショットをした時などに very commercial などと言う。

アンジュレーション (undulation) もしくは 傾斜があるという意味 。

反発係数。クラブフェースの外側の部分の肉厚を薄くすることでこの効果が出せるとされているが 現在の SLE ルール では COR (Coefficient of Restitution)、即ち、反発係数が 0.830 を超えるとルール違反のクラブになると規定されている。SLE とは Spring-Like Effect の略で 所謂 トランポリン効果のこと。

バット（手元）側の重量を重くしてスイングウェート (SWt) を軽くし ヘッドを軽く感じさせるように作られたシャフト。SWt を 2 〜 3 ポイントほど軽くするようになったものが主流。こうしたシャフトを使えば、重いヘッドや長いシャフトを装着することが可能になる。

Competition Scratch Score の略で コースの難易度を示す R&A が定めた尺度で 競技の時のコースの難易度を示す尺度である。SSS に似た概念。

右図のように 内側に 折れた (左) 手首のこと。フライング エルボーになる トップのスイングで よく見られる手首の動きである。反対に 外側に 折れた (左) 手首のことを bowed (left) wrist と言い 手首が どちらにも折れていなければ flat wrist となる。トップで 手首が cupped wrist になる ツアー プロも居る。その場合 タメを利かせるためには インパクトにかけて 手首を bowed の状態にする必要がある。

予選通過と言う意味で使われることがある。I made the cut. とか The cut line was 141. などのように使われる。一方、カット ショットと言えば ボールに 意図的に (サイド or バック) スピンをかけるショットのこと。また、ボールなどに付く傷と言うような意味で使われる言葉でもある。