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タイガーウッズ|Tiger Woods|不滅の記録

タイガーウッズは 1994-96年の全米アマ3連覇を果たした後の 1996年、彼が 20 歳の時にプロに転向した。そして、翌年の 97年には マスターズで2位に 12 打もの差を付けて優勝。そこから 2008年の全米オープン優勝までの間 彼は 圧倒的な強さを見せた。ここでは その彼の黄金時代の強さを中心に 彼の記録が 如何に凄いものだったかを紐解いて行く。また、カムバックを果たした 2018年のツアー選手権の優勝、2019年マスターズ優勝、PGA ツアー 82勝になった ZOZO 選手権優勝などに係わるお話|動画も。

プロフィール
姓名:エルドリック・ウッズ
英語名:Eldrick Tont Woods
ニックネーム:タイガー|Tiger
1975年 12月 30日生まれ|身長:188cm 
娘:サム・アレクシス|07年 6月 18日生
息子:チャーリー・アクセル|09年 2月 9日生
父:アール・ウッズ|06年 5月 死去|74歳
母:クルチダ・ウッズ
元妻:エリン|'04年 10月 〜 '10年 8月
不滅の記録
PGA ツアー優勝:82 回|ツアー優勝 109 回
メジャー優勝:15 回|トリプルグランドスラマー
2001年マスターズ優勝後4タイトル同時保持 WGC 優勝:18 回
PGA Player of the Year:11 回
年間ベスト・平均スコア:8 回
世界ゴルフランキング1位:683 週
全米アマチュア選手権 3連覇
アマチュア時代のマッチプレー:18連勝
タイガーは 96年 8月に プロ・デビューをして以来、通算 109勝 ('19年 ZOZO 選手権 優勝まで)その内 PGA ツアーでは 97年と 01年、02、05年、19年のマスターズ、00年、02年と 08年の全米オープン、00年、05年、06年の全英オープン、99年、00年、06年、07年の全米プロのメジャー 15勝を含む 82勝(サム・スニードの記録に並んで歴代1位)を挙げている。また、00年全米プロ優勝により、史上 5人目のグランドスラマーになり、加えて、01年のマスターズの優勝で ゴルフ史上初のメジャー 4大会タイトルを同時に保持した選手になった。さらに、08年の全米オープン優勝でジャック・二クラウスに次ぎ、史上 2人目のトリプル・グランドスラマーとなっている。以下は タイガー全盛期の 2000 - 2009年の 10年間のメジャー大会の戦績の記録である|MST は マスターズの略。
2000 〜 04年|メジャー大会戦歴
大会 00 01 02 03 04
MST 5 1 1 T15 T22
全米 1 T12 1 T20 T17
全英 1 T25 T28 T4 T9
PGA 1 T29 2 T39 T24
2005 〜 09年|メジャー大会戦歴
大会 05 06 07 08 09
MST 1 T3 T2 2 T6
全米 2 CUT T2 1 T6
全英 1 1 T12 欠場 CUT
PGA T4 1 1 欠場 2
一方、以下は この 10年間の黄金時代にタイガーがどのようなパフォーマンスをしていたのかを示す別のデータである。彼の PGA ツアーでのパフォーマンスで 平均スコア、パーオン率、フェアウェイキープ率、平均パット数だ。当時は まだ ストロークス・ゲインド (strokes gained) のようなデータのない時代であったが、パット力より ショット力が卓越していたことが分かる。また、この 10年間が黄金時代だと言ったが 実は 2004年、彼が結婚をした年にスランプがあった。04年 10月 〜 10年 8月までの 6年間をスウェーデン人のエリン・ノーデグレン|Elin Nordegren(婚前前の姓名)と暮らし、二人の子供を授かった|結婚の記事と写真。ご存知のように、女性問題で離婚に至ったが、その時にを境に黄金時代が終わったと言っても過言ではあるまい。 結婚後、2007年の夏には 長女 (Sam Alexis) が、そして、2009年 2月には 長男 (Charlie Axel) が生まれ 二人の父親となった。離婚後の子供の親権は 両者が持つこととなった。
 
平均スコア
パーオン率
2000年
67.79
1位
75.2%
1位
2001年
68.81
1位
71.9%
5位
2002年
68.56
1位
74.0%
1位
2003年
68.41
1位
68.6%
26位
2004年
69.04
4位
66.9%
47位
2005年
68.66
1位
69.9%
6位
2006年
68.11
1位
74.2%
1位
2007年
67.79
1位
71.0%
1位
2008年
67.65
1位
71.4%
1位
2009年
68.05
1位
68.5%
16位
2010年
71.07
26位
64.1%
153位
出典:PGA Website|2010/9/14 の STATS データ
 
フェアウェーキープ率
平均パット数
2000年
71.2%
54位
28.76
36位
2001年
65.5%
145位
29.25
134位
2002年
67.5%
107位
29.41
163位
2003年
62.7%
142位
28.63
32位
2004年
56.1%
182位
28.44
20位
2005年
54.6%
188位
28.70
33位
2006年
60.7%
139位
29.38
137位
2007年
59.8%
152位
28.93
48位
2008年
57.9%
169位
28.65
20位
2009年
64.3%
86位
28.44
22位
2010年
57.2%
160位
29.07
62位
出典:PGA Website|2010/9/14 の STATS データ
この表題 "Tiger Woods: Top 10 Shots on the PGA Tour" の動画には 彼の黄金時代のミラクルショットが集められているが その中には Greater Milwaukee Open|Brown Deer Park - 14th Hole、Phoenix Open|TPC Scottsdale - 16th Hole のホールインワンのシーンもある。彼は 過去に 20 回のホールインワンを出しているとか。

また、タイガーの記録には 142試合連続予選通過という記録もある。タイガーの黄金時代は 離婚を契機に終わったと書いたが 実は 彼の強さは 2014年までは 全盛期ほどではないものの残っていた。ワールド・ランキングでは 2014/5/18 に 1位の座を譲ったが それまで通算 683週と圧倒的な長期に亘って 一位の座をキープし そんな記録も打ち立てている。

タイガーは カリフォルニア州ロサンゼルスの郊外のサイプレスという町で育った。ニックネーム(タイガー)の由来は 父の友人であったベトナム人兵士のニックネームに授かったとのこと。彼は 若干 2歳にしてテレビ、マイク・ダグラス・ショー (Mike Douglas Show) に出演し、ボブホープとパッティングで競い合い、また、3歳にして 9ホールを 48 で回ったそうだ。

94年にスタンフォード大学に入学し 僅か 2年間で学生イベント 10試合で優勝し NCAA のタイトルも手にしている。さらに、アマチュア時代には 全米アマチュア選手権 3連覇と、マッチプレーでの 18連勝という不滅の記録を打ち立てている。また、それ以前に 誰も複数回優勝したことのない全米ジュニアアマチュア選手権において 3回優勝したという記録もある。さらに、記録を見ると 15歳で全米ジュニアアマチュア選手権を最年少優勝、18歳で全米アマチュア選手権を最年少優勝などがある。プロツアーに初めて参戦したのは 16歳の時で(ニッサンオープン)翌年には さらに PGAツアー 3試合に出場した。

さて、ここで彼の黄金時代に 周りにいた人達と物につて見てみよう。キャディーは スティーブ・ウィリアムズ|Steve Williams、そして、トレードマークのクラブヘッド・カバー、これには フランク|Frank というニックネームが付いていた。彼の豪華ヨット "Privacy" も 一見に値する。

タイガーは 腰の他、様々な体の問題を抱えており 過去に 何度も手術を行っている。それでも、2018年のツアー選手権優勝を果たし、2019年のマスターズにも優勝して 彼の本格復帰を予感させた。以下は その動画である。しかし、2021年の 2月には 車で大事故を起こし 両足の複雑骨折他の負傷を負ってしまい 彼の再度の復活がなるかは 不透明と言わざるを得ない。最後の二つの動画は タイガーの 最初と最後の PGA ツアー優勝の記録である。

参考資料|References:
 • Tiger Woods Official Website
 • Tiger Woos Facebook
 • Tiger Woods Twitter
 • PGA Tour - Tiger Woods
 • Tiger Woods Astrology Birth Chart
ゴルフ用品|Online Shops

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